映画評論家のオススメを信じました。
《 開演 》
ホラーなのに評価されたとありましたが、それはウソ松。
コメディ味は弱く、敢えて分類すればサイコサスペンス。
そんなことょり、
予算掛けてますが、演出はパターンをなぞっただけ。
脚本も、まだそこ擦るの? しかも主張の薄っぺらさの極。
ヤル気は全く感じられない。
リベラル臭がキツイのは覚悟しましたが、そんなこと無いです。
ですが、こんなに演出がダメだとは想定外でした。
無駄なシーン、無駄なカットで、おカネ掛けて尺稼いでます。
ランティモスって、こんなに才能無いんですか。
アメリカの劇伴は相変わらずですが、
こんな古臭い驚かしの演出を億面も無くやるんですね。今どき。
画作りに、映画的満足は一切無く、配信でやれよ。
企画は、
NetFlixに断られて、アリ・アスターに泣きついたのかな。
出資先が予め居ても、
前作興行的にコケたランティモス組に、金銭的魅力溢れるオファーが出た。
確かに、手練れの役者さん達は奮闘してますけどね。
「Chao」の陰謀論を連想してしまいました。
本作は、
エプ島も陰謀論だと、煙幕的擁護するための映画で、
そんな目的だからこそ、この作品でも資金集めに成功したし、
日本で、案件的に高評価が広がる。
そんな陰謀じゃないかと疑いつつ観ると、面白いかもしれません。
企画を持ち込んだ、原作の韓国の監督は、
無理やり途中降板させられたらしい(噂)です。
”面白かったですよね?” としか言ってない。
あとはテーマ設定の解説メイン。
個人的には、
エプ島と旧立民の大敗とか、チームみらいと真如苑とか、
リアル陰謀論の方が、本作よりミステリーとして断然面白いですが。
傾聴に値する点は、
真面目に議論されるべき論点を、
劣悪な陰謀論で上書きして、議論を有耶無耶にする。
(ex.ワクチン利権を指摘しても、
反ワク陰謀論の印象で、取り合ってもらえない)
その手口こそ、陰謀論の目的だとの指摘です。
陰謀論はカムフラージュ。
質の悪い方へ誘導し、本当の問題点を隠す。
真如苑が危険なカルトかどうか、私には判定出来ません。
また、厚労省の出資と彼らの活動が密接との噂でも、
公金チューチューと断定までは出来ません。
まあ、
民主党政権時代の何かが瓦解するようなスキャンダルが発覚し、
連座的に、石破政権始め、左翼的な勢力が裏で壊滅的ダメージを負う。
そこで、
主義主張が違えど、合体セざるを得ない理由が有る。
さらに、
旧立民の支持母体で、公明党とは組めない勢力が、
みらいに乗り換えたとしても、不思議は無く、
真如苑の規模が小さいからとか、(単体である根拠なし)
周りに応援の声も聞いたとか、(支持の理由なし)
圧力掛かってんじゃないの?
そんな目で見てしまいます。
話を本作に戻すと、
面白くするには、密室会話劇として成立させないとダメでしょうね。
コメディでも、バイオレンス有りのサスペンスでも。
それこそ、
坂元裕二とか、油の乗った三谷幸喜とか、
会話の機能で楽しませる脚本家に書かせて、
「キサラギ」「ヘイトフル・エイト」を思い出しますが、
舞台劇のような演出上手い監督に撮らせないと。
冒頭のプレゼンで、
成功者のエマ・ストーンは格闘技で体鍛えてますが、
オーガニックな食事とティラピスとかで表現すべきでしょうね。
農薬で儲ける悪徳起業家だけど、自身の健康には投資。
でしょ、そこは。
キャラ設定の解像度が低い。
誘拐時に、体術を見せ伏線回収ですが、
どうせ麻酔で捕まるなら、車から降り際に注射でいいよ。
その後、設定が活きないんだから、尺の無駄。
さっさと進めろ、退屈です。
オチの内容への賛否は、作り手の匙加減なのでどーでもいいけど。
切れが悪い。
そこは、1ショットで済ませよ。
カネ掛けてグダグダいろんなシーン入れてるが、説明過剰。
監督に、才能が微塵も感じられません。
サスペンスとしては、
疾走するシーン多数で、劇伴も盛り上げますが、
長いよ。分かったから、話進めて。
無駄なカット多すぎでダレます。
密室会話劇を演出出来ないから、
意味無いシーンにお金掛けて尺稼いでいる。
良い役者さん達ツモるなら尚更、
セリフの応酬で魅せること、出来たはず。
今どき低予算のTVドラマでも、
こんな安い作劇と演出はあり得ない。
ハリウッドの衰退をヒシヒシと感じていました。
この企画の意図は明確で、予算投じた団体が居るのかなぁ。。
エプ島波及を見守りたい。
