「NEW GROUP」とりあえず凄い!!! 律儀に裏切る下津優太(゚o゚)正解与えられ安心は、洗脳済みの証し


賛否両論と話題に、自分で体感しよと私は飛び付いた。
 
日本のカンヌ関連は深田監督だけでいいかな。
ありがたがる気も失い、
 金銀銅クラスが日本公開されたら、
 予告編と世間の評判で、審査員信用するかどうか決めよう。
 
なるべくネタバレ避けながら、 
各種感想より、作品の方向を予想。
“それ”がいる森」と同じく、
ホラーへの期待を裏切って来るのかな。
 
 《 開演 》

本作で、
何がネタバレか、私は判然としないのですが、
すでに公開から経ってますので、
気にせずネタバレします。
 
むしろ、
これから観て損しない為にも、
楽しめそうかどうか、判断の一助に書きたい。
 
 
  
最初に、 
シラート」方面で脱落する観客は出るでしょうね。

物語原理主義者のリトマス紙として機能。
正解が無いと不安に成るのは、既に洗脳済と、烙印捺されそう。
 
流石に、
幾らでも一般ウケ狙えたでしょう。
 予定調和な着地、
 おフザケ無しの真面目なセリフ、
 伏線回収など、
  
下津監督は、律儀に一つづつ拒絶。
立派ですね。外国からオファーが届くのも納得。
息苦しい環境から逃げられたら、いいね。
 
本作の題材も相まって、海外ウケの方が期待できるかも。
そこで賞穫れば、ハロー効果も発生するかな。無理かな。
認知は広がるだろうけど。
 
 
鑑賞の途中は、ジャンルの方向を探ってしまう。
しかし、予想しても、、
 「それ森」のホラーを茶化すコメディでもなく、

 ならば、 
 学園もの、ゾンビもの、などパロディなのか、
 否、ガッツリ行かず、処々散りばめるだけ。


  KADOKAWA映画なら色とりどり。なのに、
 
中弛みを指摘する向きも有るあたりで、(若干眠くなる)
 着地は作り手の匙加減一つなので、ドーデモいい。
 いっそ投げっぱなしで。お願いと、
私は肚を決めた。

更に、経過して、
最初はゾンビ気味の変なメイクから後、スッピンに近い山田杏奈ちゃん。


 奇妙な作品選ぶ。これも生存戦略か。(除く「ゴールデンカムイ」)
その変遷するアップを、呆然と眺めていました。  

で、
結局、
満足至極。
日体大に感謝。
凄いもの観ました。
奇特な才能を愛でます。
 
ホクホクと夜のバイパスを歩く。
 
 
以下、若干個別に。 
 1.物語的正解を拒絶

 2.つい意味を(明確にネタバレ)
 2.1.集団のカウンターも集団 
 2.2.属する集団の関係性だけ描く

 3.youtubeの下津優太から、ホラーの基本、不穏とリズム
 3.1.Fukuoka × iPhone
 3.2.『現実を受け入れるべく夢を見る』 
 
  
 
1.物語的正解を拒絶
 現実は、確率的に事象は発生しても、
 脳は、因果律で処理しガチ。
https://amzn.to/4eEYgYm
  コバゴー船長お疲れ様でした。
 
 原因有りて後、結果あり。
 因果応報はストーリー思考で、
https://amzn.to/3QJhe8j

・ストーリーは「はじまり」と「おしまい」がなければいけない
 
-中略-
例えば、
難しい課題に対して経験の浅いメンバーで一致団結して取り組み、
課題解決に成功したという題材をストーリーにしようとする場合、
「おしまい」はどうなるでしょうか?
これも、そのストーリーの目的によってきます。
もし全員で取り組めば難しい課題も解決できることを伝えたければ、
課題解決に成功した場面を「おしまい」にします。

 他愛もないと、侮るなかれ。
 物語には、人の心を動かす力が有る。
 映画の場合は、
 どうしても語りの技量に注目してしまいますが、
 観客の都合に拠らず、作り手の意図は必ず存在してしまう。
 
 同調圧力。
 それを不気味だと主張するのが本作で、
 物語の分かり易い着地への期待は、空気の力。
 監督は、
 自らを主語として、一貫して拒絶。”社会ガー”と逃げない。
 嫌なものは嫌。
 
 
 私は、洗脳されて育ったこと、思い出しました。
 世界には、予め正解が用意されていると。
  得体の知れないものは不安で、安心したい。皆ラクになりたい。
  群れは安心、孤立は恐怖。遺伝子に刷り込まれています。
 不安は支配の道具で、マッチポンプの安心で依存させる。

 記憶を辿れば、ぐるり囲まれて育ちました。
 

 一方、現代では、
 正解に到達する作業が”考察”。

 そんな観客の楽しみすらを根こそぎ奪う。
 本作は、
 敢えて物語を拒否してる。
 
 一般ウケ捨てている。と知れます。
 これが日本のメジャー作品とは、稀少過ぎる。
 クリエータ魂を感じました。
 
 最後まで、オチを着けず。
 画一支配の恐怖を映画で描きます。
 そのロックな姿勢に、私は痺れました。
 
 
 
2.つい意味を(明確にネタバレ)
 そんな意図を無視して、ヤッてしましました。 
 どうでもいい事ですが、披露します。 
 
 
 2.1.集団のカウンターも集団
  怖かったですよ。昔を思い出して。 

  廊下で迫ってくるシーンは、意識してますよね。
  ポウって。
 
  で、 
  支配層にカウンターで挑むにも、やはり組織的でなければ勝てない。
  パワーを結集するには、シンボルが必要。
  ええ、ちゃんと笑いましたよ。
  
  冒頭のおにぎり、伏線回収ですね。
  ヤれば出来る。

  
  意味を考えるのは無意味なのに、 
  集団から逃れる為にも、集団は必要と、
  この世の地獄を描いて、清々しい想いでした。
 
 
 2.2.属する集団の関係性だけ描く
  オープニングと言えば、メジャーとは思えない質の映像でスタート。
  (監督は、確かにジョーダン・ピールとか好きそう)
  家庭、地域、メディア空間が、並列に。更に宇宙まで描かれる。
  メイクもゾンビ気味で、 
   何か、意味あんの?

  一応、テーマ。なのかな。。
  
  その集団に組み込まれて生きるという、地獄だけ描かれていました。
  家庭のパートは、伏線回収なのかな。
  不気味なままで、解決しない謎解き。
  
  フォーマットは守りませんが、
  きっと、最初にプレゼンしてたんですね。一応は。
 
  ストーリーは語らない、提示だけ。
  その意図なら、
  迷子増やすだけ、と予想しますが、
  
  一旦、
  現在と過去の、自分の帰属を思い出します。
  私は中途半端で、
  なかなか逃れられなかった。
   ああ、胸を張って、”ポウ”と言いたい。

  観客にそう思わせたら、演出の成功ですね。
 
 
 
3.youtubeの下津優太から、ホラーの基本、不穏とリズム

 前作は未見。 
 特徴を捉えようと、
 帰宅後、動画だけ確認。
 
 
 3.1.Fukuoka × iPhone
  実力だけではなく、個性を感じる。

  ただの観光ビデオの筈なのに、不思議と不穏。
  構図や繋ぎは基本に忠実なのに、
  人物へカメラの迫り方が近い。
  
  編集に、独特の個性が有ると思う。
   振り向くまでの時間は溜めて。
   音声は逆に、食い気味。変なタイミングでブツっと切る。
   オレンジの強い色味も、携帯カメラから補正ですかね。
  
   BGMやナレーション、キャプションなど、
   説明的要素は追加しない。
 
  スマフォでも、端正に撮れるだけでも、立派な才能と判断しますが、
  独特の個性を感じさせる事が、メジャーに行ける才能でしょう。
 
 
 3.2.『現実を受け入れるべく夢を見る』

  不安なアングルも使い、
  やはり、基本は当然抑えた上で、
   
  リズムの使い方が独特。
  白塗りのように表情を抑止し、目を強調するメイク。
  説明もしないし、
  終わらないオチ。
 
  既に作家性は確立して、
  若手の登竜門には、ヤクルトにホーナーくらいの場違い感でしょうか。

   日本野球の非合理な根性論を批判してました。
   軍隊の鍛錬が全て由来ですからねぇ。
 
 
 生きづらいのも才能のうち。
 このまま、突っぱねたままの世界的な評価を期待してしまう。
 
 
物語は、他で消費するよと割り切って、
観たこと無い作劇を楽しめるなら、お奨め。
 
 
 
ちゃんと主題歌してて(タイアップでなく)偉い。

 
 
 
2026.06.25 17:30現在
 下落は押し目。
 次のタイミングの第一候補は、日銀の実際の介入。
 20MAが下向くまでは、売り目線に成れそうにない。

カテゴリー: 書評、映画評など パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*