「急に具合が悪くなる」ダメな大人の典型。説明熱心でも、ジャングリアの経営じゃぁ╮(´-ω-`)╭全て(映像、セリフ、演技、主張)アマちゃん


観なくても、
ドリーマーな作品とは予告編の段階で知れて、
話題の動画を思い出してしまう。

 客の導線考えないとか、
 逐一ホスピタリティの欠如した基本設計では、
 スタッフは如何に頑張ろうと、根本が失敗しては補えない。

コンサルという得意分野でだけ、能力発揮してれば、、
実務素人で、いわんや経営おや。

 計120人に2年で研修受けさせて、全員履修後に効率化成るとか、
 ”沖縄は雨降らない”と同レベルのドリーマー。
トップの人選を間違えては、いずれ組織は終わる。
傷が浅い内に、経営陣刷新せねば回収不能になるよ。

濱口監督=森岡毅CEO と同一視してしまう。 
以前、動画など先に幾つか触れて、
 所詮、空理空論。共感も感動も出来そうにないが、
 映像に見どころ有るかもしれない。(予告編では普通) 
 仮に美しくとも、わざわざ3時間か。。
と、見送った。
 
 
いまだ、シネマ・ロサで架かってるなら、
観ずに悪口ばかりも良くないかと、
水曜の午後、池袋西口へ。
予習はしない。 
 
 
 《 開演 》
 
 
予想通り、いや予想よりも評価は低いかな。
ずっと説明してる作劇が嫌いなので、好みの問題も大きいですね。
いっそ坂元裕二の説明は、潔く清々しい。
と鑑賞中は思ってしまった。

 そんなドリーマーで、経営が成り立つの?
’中心の謎’(セントラル・クエスチョン)は、それだと見てしまうが、
説明は熱心でも、はぐらかされて核心に届かず。
森岡毅CEOのよう。
  
セリフは熟れず、説明全開。そして量は「hunter×hunter」。
さらに映像も同じく、
 これくらい分かり易く、丁寧にカット割らないと、
 今は、観客の欲求に応えられないのかも。
私には、何かと鬱陶しい。
  
終戦3年後の溝口健二の直後なのが災いした。
本作は、比べて全てがアマちゃんに見えてしまった。
逆に、
ゆるくて心地よい映像に浸るなら、ホン・サンスを選ぶ。
 最少のロケと撮影で、
 言い訳せず、商業主義とは距離置きながら、
 独自の世界を展開し、世界的に評価もされ、ファンも獲得。
 
説明より写実を好むので、仕方無い。


 
細かいことは目をつぶり、
大きく首をひねった点は以下。
 
 1.論理破綻を感情論で処理
 2.即興性は苦手なのに、なぜ不得意で勝負
 3.女優賞はないよ 安藤サクラにあげろよ
 4.日本ロケは無駄。で3時間超え
 5.大人に成れないまま死ぬクレクレ星人
 
※ストーリーそのものには触れません。
 ネタバレ無しを自認します。
 
 
1.論理破綻を感情論で処理
 見下すとか、感情で処理する話かよ。
 霞でも喰って生きてんのか。
 
 カネが絡む話と安全確保については、
 条件と責任の所在は明確に。
 感情論で誤魔化すなよ。
 
 主張の理屈が須らく、破綻してて呆れましたが、
 初手、
  ”健康なものが、全て生きていると言えるだろうか”
 からムリです。
  ”健康とは、如何なる状態か?”  
  ”(人間らしく)生きるとは?”
 2つは別。それぞれ独立。
 混ぜても、
  ”精神疾患も健常者と同じように扱え”
 と飛躍した結論には至らない。
 
 一事が万事、
 強引な混同と無理な飛躍で、理屈が破綻してんだよ。
 日本語とフランス語混ぜるより強引。
 
 
 共産国の再教育施設みたいなホワイトボードのシーン。
 古代ギリシャの民主制でも、
 奴隷抜きに成立しない、戦争は常に起こる。
 何でもかんでも、資本主義のセイという他責は不可能。
 それが罷り通るなら、
  高齢化進む中では、民主主義の結果、
  老人の老人による老人の為の政治が行われ、
  若者が搾取される。
 で、全部説明がつくだろ。

 そして、
 もうすぐ死ぬまで、税金の恩恵に浴すなら、
 君も、のうのう搾取する側。 
 
 どんだけ面の皮が厚いんだよ。
 (この映画、無邪気に褒める若者も大概)
 
 
 
2.即興性は苦手なのに、なぜ不得意で勝負
 自閉症児の乱入、認知症患者の徘徊、
 偶発を装っているけど、それ全部台本だよね。
 
 即興性を重視し、演者の素の感情を引き出す作劇。
 それを得意とする作家もおわす。
  是枝裕和のドキュメンタリ的手法や、
  ホン・サンスのエチュード的演出など、
 
 でも濱口監督は、そういうの不得意。
 必ず、作為が透ける。
 即興性を台本通り演じさせても、作り物感を脱臭出来ない。

 森岡毅は何故、経営にまで手を伸ばしてしまったのだろう。
 得意で勝負すりゃいいのに。
 企画も、USJの焼き直しばかりでアイディアに乏しい。
 得意は、
 データから、マーケティング視点の仮説検証。
 それに徹すること出来なかったかな。

  私は、濱口監督は客観に乏しいのではと、仮説を立てる。
 偶然を描くシーンどれもキツイ。
  パリで東洋人に話しかけるなら、英語の次は中国語だろうな。
  何故か、日本ファースト。
 セリフ全般、
 作為が先立って、自然な会話にならない。
 展開を先回りするのは、プロとは思えない。
  
 
 
3.女優賞はないよ 安藤サクラにあげろよ
 あれで、女優賞あげちゃダメでしょ。
 カンヌの審査基準は知りませんが、権威が問われる。
 何かのチカラが働いたのかな。
 
 日本人なら、「万引き家族」の安藤サクラ。
 2026年度なら、
 「センチメンタル・バリュー」から、
 主演、助演でアカデミー候補の女優誰でも、
 演技で劣るということは有り得ない。

 
 2か国語の長台詞=演技の評価 とは全く思えない。
 長塚京三以外、褒めるほどでは無いよ。
 
 全編フランス語で、 
 上手いフランスの役者揃えるべきと思うのだけど。
 
 
 
4.日本ロケは無駄。で3時間超え
 それと、
 とんぼ返りするだけなら、日本のロケいらんだろ。
 シャルル・ド・ゴールー羽田は18時間くらい掛かる筈。
 
 資本の力関係で、
 日本のシーン入れる義務が発生したのかもしれないが、
 あれで3時間は、観る側は辛い。

 私は美しい映像を、濱口監督には期待しない。
 あれだけ説明塗れでは、それは無理。
 だから、せめてコンパクトに済ませてよ。
  
 まあ、説明セリフからして、
 字句を減らすような推敲足りてないか。。
 ホント、
 直前に溝口健二のような脚本家イビリの完成度、
 観てしまっては、本作に災いした。
 
 断言します。
 本作は、お金使って無駄に長い。
 
 
  
5.大人に成れないまま死ぬクレクレ星人
 ドリーマーな経営者は、従業員も顧客も不幸に巻き込むし、
 日本人の方は、、
 上手い人なら感情動いたかな。
 
 まあ、御託並べても、
  死にゆく私に、もっと優しくしてください 
 としか、言ってないんだよね。
 自分の為の正当化しか言ってない。
  
  せめて、死ぬ間際くらい、カッコつけたら?
 と奨めたい。
 クレクレ星人は自覚無いまま死んでゆく。 
 死んでも大人に成れない。
  
 さっさと死んでやれよ。税金使わずに。
 
 少子高齢化持ち出すなら、
 子供や若者に目を向けて欲しいけどな。
 
  貧困を描いた是枝監督が批判されて、
  強欲な死に様を撮れば、称賛される。
 チグハグと思うのだけど、
 日本の若者は、それでいいのかな。
 敵は悪役の顔してるとは限らないのに。
   
 
 
観ずに悪口もなんだから、
最後まで、見届けてしまいました。
映像まで説明塗れで、予想を潜られてしまいました。
(これが快適なら、説明されるの好きな筈)
 
主張も作劇も、私の嗜好に合わないだけかも知れません。
無理なだけで、駄作と評価するのは僭越でしょう。
(女優賞は無いと、それでも思いますが)

とりあえず、嫌いです。
3時間超掛けて、再確認しました。 
 
 
 
本作、ムリだった生き物だから。

還暦上等。
 
 
 
2026.08.20 02:00現在
 大陰線から、20MA付近で現在は十字。
 次の材料次第で、どちらにも可能性あり。
 円の動向で振れる気もします。

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