バッハを古楽で、映画館にて聴ける、貴重なチャンス。
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【8/1㊏~8/7㊎】
『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』
監督:ジャン=マリー・ストローブ | ダニエル・ユイレ8/1(土)~8/5(水)・8/7(金)|19:30
8/6(木)のみ|20:15★特別興行
★8/7(金)終映後トークショーあり pic.twitter.com/GmwY4FL4wA— 早稲田松竹 (@wasedashochiku) August 4, 2026
すぐ終わってしまうので、水曜の夜、優先的にチョイス。
今回は特に、
残念ながら私には、バッハ方面の教養がありません。
音楽は神に捧げるものなので、バッハは常に荘厳を湛える。
くらいのイメージのみ。
最低限の予習しようと、動画見ただけ。
単にバロック期の音楽に留まらず、
これまでの音楽理論をバッハが集積し完成させた。
科学で言えば、ニュートンやフォン・ノイマンのような存在。
フーカのような前時代の多層なメロディ構成も残しつつ、
ベースライン、
コード進行、
メロディラインと、
現在では当然の構成も、歴史的に初めて理論と実践が結実。
バロックは大袈裟に飾り立て、対立でドラマを盛り上げる。
そのくらいでもう、お腹いっぱい。夕方電車に乗る。
《 開演 》
※ネタバレとか関係無い作品。かつバラすネタも見当たりません。
確かに耳のご馳走で、私は満足。優先的に選んだ甲斐有りました。
現代なら、古楽の再現はより精度高いらしいのですが、
知ったこっちゃありません。
こんにちの古楽演奏の水準からすると、
歴史考証の点で隔世の感があるのは否めない。
しかし、
バッハを演ずるグスタフ・レオンハルトの威厳ある演技と演奏は、
現在でも評価が高い。
バッハを沢山聴いて、存分に堪能。
それは大前提なのですが、
作劇には、大いに不満が残ります。(後述)
本作から、
バッハの生涯を慮り、夫妻のドラマを読み取る向きも、
いらっしゃるらしい。
ですが、知ったこっちゃありません。
古楽の名作を名演奏で楽しめれば、それで充分です。
むしろ、ナレーションやドラマは邪魔でした。
一旦、とにかく、作劇への不満を。
1.作劇の不満
1.1.字幕読めない
1.2.曲に語り被せるな
1.3.ドラマパート不要
1.4.説明は生涯より、曲のライナーノーツ欲しい
それから、少しの感想を。
2.バッハ鑑賞
3.連想 歴史知らず「黒牢城」観たら
1.作劇の不満
映像は、
装束含め、古楽の再現を楽しめば良し。
それ以上、とやかく言うこと無意味。
以上。
気になってしまうのは、作劇の方針なのですが、
ナレーションも芝居も邪魔でした。
教養有り、バッハに造詣深ければ別なのでしょうか?
うーん、余計だと思いますが。
私の映画体験で例えるなら、「天気の子」
雨の東京の風景と音楽だけで充分。
画面の中心に陣取るキャラクター達、
どいてくんねぇかな。
教養の無い私には、邪魔でした。
1.1.字幕読めない
字幕は白い文字。それが白い画面の上では読めません。
しかも、ドイツ語のナレーションが速い。
大半は、映像の雰囲気で察するのみでした。
機能として、不十分が過ぎる。
ホントいらねぇ。
1.2.曲に語り被せるな
しかも、曲に被せます。
止めろよ。邪魔だから。
ここは、落ち着いて、
年号と時代背景を明示し、
バッハの人生の状況と、
作曲の位置付けを、
観客に伝えるべきでしょう。
演奏の前に、
テロップとナレーションで、時間割いて構わない。
中途半端に駆け足の処理は、間違い。
教養無いまま、構成を断罪します。
1.3.ドラマパート不要
芝居のパートは、全く不要でした。
役者として上手い訳でもない。
ナレーションそれだけで充分。
きちんと言葉で説明して、あとは演奏を観せて、聴かせる。
それに徹しろ。余計な事すな。
ほんと、無駄な尺。
1.4.説明は生涯より、曲のライナーノーツ欲しい
作曲の時代背景と、
その時バッハがどんな状況だったのか、
それら知ることは意義有ると思いますが、
曲の解説、とりわけ音楽的解説は出て来ません。
いかがなものかと、
確かに、
出世や地位が叶っても、経済的には苦しく、
経営者として資金繰り必要で、派閥争いも発生。
印税も無い時代、多作だった背景も窺える。
しかし、
曲が主役でしょう。
その説明がダサいというなら、
バッハの生涯も、
映像で表現したらいいじゃないすか、
ナレーションではなく。
無学な私にとって、
説明が機能してるとは言い難い。
ならいっそ、もっと削って曲だけでいいし。
必要は満たさず、無駄に冗長。
構成力に欠けると断じます。
教養が無いから、読解力が無いと言われても、
全く否定しませんが、
この作劇で、ドラマ読み取ってやる義理は無いです。
構成が下手くそという評価は正当と信じます。
まあ、
どうころんでも、
演奏の邪魔さえしなければ、満足ですが。
2.バッハ鑑賞
無学なので、本作のプレイリストも分かりません。
マタイ受難曲の名前くらい。
とりあえず、合唱を改めて聴いてみます。
救世主が十字に架かるまでの物語とは知りますが、
歌詞は分かりません。
私的な感想を述べれば、
私は新約聖書の全篇を通じて、
ゲッセマネのイエスが一番好きである。感動的である。
一番人間らしく、崇高に映るからである。
明日は命を賭けて使命をまっとうする。
これまでの長い月日もひたすらそのために耐えて生きて来た。
人類の救済を企てた革命家が、
――はたして俺はまちがっていないのか――
激しい疑問にさいなまれた。
この不安は真実彼をおののかせ、身悶えさせ、
汗を血に変えることさえあるかもしれない。
――死ぬばかりに悲しい――
なにかにすがりたい。祈りたい。
長い煩悶のすえ、彼はふたたび確信を取り戻す……。
イエスだけではない。命を賭けて信念を貫こうとした革命家には、
いつだってこんな夜があったのではなかろうか。
決行を前にした最後の煩悶が。
どれほどの時間が経過したのだろうか。多分一、二時間……。
「もうこれでいい。時が来た。人の子は罪人たちの手に引き渡される。
立て、行こう。見よ、わたしを裏切る者が来た」
と呟いたとき、
イエスは日ごろの平静さと威厳を取り戻していただろう。
すべてが予測通りの成り行きなのだから……。
異教徒の私は、信仰とは厄介。とも愚考してしまいますが、
それは兎も角、
鑑賞中は、曲だけ聴いてりゃ、それで充分で、
時間経つのは、あっという間でした。
音楽理論と高度な演奏についての知識は、
映像で演奏を観るだけで充分です。私は。
演奏は大変と伝わる。
そう言えば、折角の福音ですから、
本作を離れて、馴染み深い曲も聴きましょう。
救済の補完でしたね。
3.連想 歴史知らず「黒牢城」観たら
例えば、戦国もので、
いつもオシャレですが、特にベースがカッコイイ。
映画観みるに、歴史の知識が無くても楽しめるとは、
こんな感じなんだろうな。と実感を得ました。
原作長いから、ダイジェスト味は仕方なし、
字幕は読みづらい。らしい。
うーん、
私にとっては、逆に楽しめないかな。
有名なエピソードですね。
官兵衛裏切ったと早とちりした信長が激怒、
竹中半兵衛の取り成しで、息子の長政は一命を取り留める。
(半兵衛と官兵衛は、
孔明と仲達のような悪ライバルでなく、
むしろ師弟に近いと思うの)
そこで、
息子の命を嘆願とは、、
そんな野心溢るる軍師の姿を、私は観たくない。
武人の恥。見苦しい。
現代の価値観で人物を上書きするが、好ましく映った事は無い。
私には一度も無い。
そういう作劇は感心しません。
原作由来と想像しますので、黒沢清は無罪。
如何に米澤穂信が絶賛されたとは言え、敬遠してしまいます。
ただし、
そこに拘るのは、野暮でしょうね。
承知で、作り手の意匠を楽しむが乙。
同様に、
現代の水準で、本作の古楽を聴けば、
あの演奏にも、不満な点もあるのでしょうね。
私には、全く分からない。
ブラーボでしたよ。
ナレーション邪魔なれど、
バッハを古楽で楽しみたい音楽ファンにお奨め。
興味あらば映画館で、お見逃し無く。
本日の朝は厳粛に。黙祷。
主なる神よ、いざ天の御門を開き給え
2026.08.06 11:30現在
チャネルのゾーンは抜けず、
20MAで耐えますか?
割り込むなら、
やはりレンジの動きと見るべきと判断。
前の安値を割るものかどうか、、
市場は売る為の理由を探すと想像します。
