丸福という日本人店主がダメな店 ジャカルタはブロックMにて、

ども、今日はブロックMという商業地域へ行って来ました。

ジャカルタは数日の滞在ですが、何人か日本人の話も伺え、
有意義な情報収集が出来たと思う。

朝、WIFIFreeなカフェで朝食を取り、
午後は、ブロックMヘ向かう。

ジャカルタは、北部コタから南部ブロックMまで南北に幹線道路が走り、
そこをトランスジャカルタというバスが走っている。
基本分かりやすい街である。

すぐバスに乗るのも勿体なくて、しばし歩く。
暑いし、へばったところで、バスに乗る2000ルピア。
高層ビルを横目に、ブロックMへ。
ああ、ロッテリアもあったんだ。前回滞在した記憶も蘇る。

ブロックMプラザに3Fにレートの良い両替屋あるらしい、
二店舗あった、お客の多い方で両替99ルピアだった。
数日前よりやや円高とはいえ、空港より多少よいか。

ローカル飯で腹ごしらえして、
日本食材スーパー、パパイヤの二階、
モスバーガーのカフェで打ち合わせ。

ここ数日いろいろと参考になってる。

昨晩は、ゲストハウス開業を目指す、
日本人ダイバーから話を聞く。

ホントはコタキナバルで開業したいが、
シンガポールの華僑の投機で高騰。

インドネシアじゃ、
エンジン吹かしてる風下で、酸素ボンベにエア詰めて、
命に関わるクレームがある程度にズボラで、

人材のレベル考えると、マレーが望ましい。
が、土地の無いシンガポールが買いまくってる。

なかなか、頭のイタイ二律背反だ。

で、今日は。
日本食店の事情をジャカルタ、ホーチミンそしてバンコクを比較しながら聞く。

バンコクほどの需要はないけど、
ホーチミンほど少なくはない。
それに、ホーチミンなら、ローカルでも結構旨いし、ビールも。
ジャカルタでは、ローカルでは酒飲めないから、
日本人はよく、日本食店を利用する。

クオリティも高いが、ホーチミンより有利な条件だ。
駐在さんはお金落とすし。

で、いくつかお店の名前を挙げてもらう。

バンコクとホーチミンの中間くらいのニーズなジャカルタ。
果たして、如何程か?

ある店に入る、その店を選んだ理由は、
推薦者との利害が全く無いから。

結論を言うと、その店のサービスレベルはダメだ。
ラクな環境に胡座かいた商売してる。

今回は敢えて、実名を晒すことにする。
理由は、
他のブロックM周辺の店の不名誉になってはいけないのと、
インドネシア人の問題ではなく、
日本人、それも恐らく店主がダメだから。

その店は丸福という。
店主と思しき、中年、いや初老の男性がカウンターに立っている。
サポートのインドネシア人の料理人数人を伴って。

店員の接客も悪くはない。
晩酌セットというものを頼むと、価格の割に、立派なクオリティ。
最初は、いろんな意味でホーチミンより上かと思った。

更に、てんぷらを追加でオーダー。
20分くらい待っても、出てこない。

オーダー入ってんの?何度か確認した。
厨房に確認には行くが、返事は無い。

はぁ、こんだけ待たせて、答えにも来ないって、
ホーチミンの店でも無いよ。

入ってないならいいから、キャンセルしろよ。
と言ったところ、
カウンターの店主らしき人物、厨房に向かう。
が、客の私の方には、一言も無い。

敵前逃亡なのか、従業員指導なのか、知らないが。

ハッキリ言う、
この店、常連とそれ以外で、扱いに差が激しい。

マニュアル的には指導が行き届いているが、
それ以上に、店主の根本姿勢が、従業員にも伝わっているのだろう。

インドネシア人は、表面的な物腰は柔らかい。
ホスピタリティもタイよりは高く、フィリピンより低い。
もちろん、ベトナムは論外だ。

まあ、その日本人店主はそれ以下だが。
料理のクオリティ以前の問題。 
 
 
ミスや杜撰なところは、あるが、
指導を受けた範囲では、彼らの精一杯だろう。

まあ、それよりも、店主の姿勢が伝わるよ。
カウンターに立つ資格ないよ、お前は。腕以前の問題。

ホーチミンは価格設定にしても、
食材調達にしても、需要にしても、
ジャカルタよりも厳しい。

が、丸福という店よりは、日本人店主が立派な店は沢山ある。

年末に、ホーチミンに戻り、何店か、
レタントンの新しい日本食店チェックした。

これでは苦しい価格設定、しかし原価考えるとギリギリか。
そんな中、日本からやって来た若者の奮闘する姿を見ることもある。
ベトナム人の従業員に疲れ果てた、日本人経営者の噂を聞くこともある。

敢えて、主観的なこと言うと、
古くからジャカルタにいる日本人は、閉鎖的で、
ラクに商売してる。

タイは競争が苛烈だ。
ベトナムはやはり苦労が多い。

インドネシア、特にジャカルタは、
相対的には、一番、ヌルいかもよ。

ただし、無理のない範囲での、サービスクオリティ。
従業員の兼ね合いが一番の鍵だろう。

ローカルな店の身の丈にあったサービスの方が、
むしろ心地よい。
金払って、閉鎖的な人間に付き合う必要はない。

ベトナムで苦闘するよりは、勝ちやすいかもよ。

大家業でもよく言うよね。
日本は人口減るが、サービス業が分かってない大家は多い。
だから、勝ちやすいって。

閉鎖的で、ラクに商売してるとこって、何処か似てる。
新しい投資家達が、古い地主達を淘汰するように、

 
意欲ある日本人が、これから大挙してやって来る。
古くから居るジャカルタの閉鎖的な日本人を、
いずれ淘汰するだろう。
 


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丸福という日本人店主がダメな店 ジャカルタはブロックMにて、 への2件のフィードバック

  1. ジャカルタ駐在員 のコメント:

    アドレスは架空のものです。お許しください。
    たまたま通りがかりのものです。
    ジャカルタに7年ほど住んでいますが、このお店であった不快な出来事は数知れずです。駐在当初はそれでも、たまたま運が悪かったとあきらめていましたが、今では自分から行く事はありません。筆者様は的確にこのお店のことを表現していると思います。
    この店主は日本国籍だと思いますが、現地人と結婚している俗にいう逆玉というやつですね。長く住んでいるうちにインドネシア人の国民性(あえて欠点とはいいません)である「イイ加減さ」が身についているように思います。外見は日本人ですが、日本人と思わないほうがいいです。

    • sanpome sanpome のコメント:

      ああ、やっぱり、そういう店なんですね。それでも淘汰されないのが、
      インドネシアの参入障壁の高さと、逆にいえばブルーオーシャンなところでしょうね。

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