月別アーカイブ: 2022年10月

ちゃんと面白いのだから売れてほしい映画「もっと超越したところへ。」 期待を上回るかどうかで評価されるアニメ「チェンソーマン」 

原作の調理法。 脚本もですが、演出家の力量が問われつつ、 マーケティング目線も欠かせないもので、 質的に疑問も残るも、大衆受けの絶妙なバランスで評価も興収も得る「沈黙のパレード」。 良質なテーマをエンタメとして昇華しつつ作家性もトリッキーに残す「さかなのこ」。 今年原作ありで、狙いが当たったのは、この二作ではないでしょうか。 「KAPPEI」は面白く、海外でも評価されるのに、客層が見えず。個人的には大変残念です。    ここに来て、  … 続きを読む

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松竹の学習の成果か? 「”それ”がいる森」いくらなんでも作為的。

「大怪獣のあとしまつ」で炎上商法を学んだのか?   ミスリード広告で釣るB級エンタメの大規模公開。 勝算あってのことなのか。 いくらなんでも偶然こうは成らんだろう。      昔、 「報道ステーション」というニュースショーで、 キャスターが「パワポってなんですか?」と発言して、 ネット界隈では、  古舘伊知郎はPowerPointも知らないのか?  と話題になった。   古舘伊知郎がMSOffice製品知らないのではなくて、 パワポを知 … 続きを読む

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言語化と割り切った説明 「マイ・ブロークン・マリコ」「四畳半タイムマシンブルース」いっそ「それ森」見にゆこうか。

量刑のバランスがおかしい。  朝のワイドショーのコメンテーターのテキトーな発言は、  平常運転かと思ったら、電通絡めた途端に処分。  安易に不安を煽るような、  もっと罪の重い発言はなかったのかな。過去に。  どこか北野誠の一件を彷彿とさせる。     「沈黙のパレード」大絶賛しておいて、  説明セリフや野暮な演出や雑な話運びを批判。   「大怪獣のあとしまつ」とは違う匂いを感じる。有村昆が貶してるし、   他にも、「女神の継承」褒めて … 続きを読む

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