いわき駅から竜田駅(福島第一原発電最短)まで 2014.08」カテゴリーアーカイブ

いわきから東京、大阪へ。中国人観光客多し@福島への旅#26

いわき在住の友人としこたま飲んだ翌日、いわきから東京、そして大阪へ。 来てみて初めて分ることも確かにあった。 放射能は見えないから、やはり不安はあるよ。 仮に実害は無くとも、心理的な負担が大きければ、別の場所に住んだ方がいい。 しかし、 実際に見たものは、ここで暮らそうとする明確な意志だった。       まだ、頭痛い。 線量よりも、深酒の方がよっぽど体に悪い。 リアル美味しんぼ状態である。     昨晩は友人と晩酌。店も混んでた。 焼 … 続きを読む

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避難指示解除準備区域、竜田駅から帰還@福島への旅#25

常磐線で竜田駅からいわき駅に戻る。 見に行ったから全てが分るというものでもないが、 見に行って、初めて確認できることもある。 兎にも角にも、いわきに帰還。   2014.08.01 常磐線竜田駅からいわき駅   駅に戻ると、13時50分のいわき行きがある。 3時間くらい歩いていたのか。 トイレの水道で手を洗い、頭から水をかぶる。 気化熱の効果で、体を冷やしながら電車を待つことにした。 定刻通り電車到着。 整然とした家屋と休耕田の風景。 … 続きを読む

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竜田駅周辺は無人ではなかった。自販機はオアシス@福島への旅#24

水分補給を甘くみていた。 人が居て、駅までの道順が聞けた。 竜田駅周辺も生きていたお陰である。 とにかく、駅に生還。     休憩中の業者の人が、昼寝してる。 竜田駅までの道順を訊くと、 線路沿いに戻れば、ガソリンスタンドがあると言う。 そこから、また線路沿いを歩けば、よいらしい。 30分も歩けば、着くそうだ。     礼を言って線路沿いを歩く。 どうやら、この線路には電車が走るらしい。 途中、コジャレたカフェらしき店。 開いてれば、休 … 続きを読む

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無人の楢葉町を炎天下、地図もなく彷徨う@福島への旅#23

平地に出たが人影が無い。カフェもコンビニも自販機もない。 炎天下を何時間歩いただろうか、そろそろヤバイのだが、 無人ということをどうやら舐めてたみたい。     更に、平地に戻って歩く。   どうやらこの辺は帰還に向けて道路も整備されつつある。 農地も整備が進むようだ。 一面の休耕田が広がる。 ひまわりは試験的な意味があるのだろうか。     ちょっと、炎天下を舐めてたらしい。 駅で水買っておくべきだった。 せめて楢葉町のコンビニで遠慮 … 続きを読む

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人の帰りを待つ家と震災のあと@福島への旅#22

楢葉町役場近くの高台に鐘突堂がある。 福島は起伏の激しい地域だと改めて思う。 平地より傾斜地に、より震災の影響が見受けられる。 人の帰りを待つ家も一様ではないと知る。 楢葉町の町役場から、上り坂が伸びている。 その先の高台にはお城みたいな屋敷が見える。 派手に倒壊したままである。 坂を登ってみる。 メンテされているのは幹線だけである。 やはり、平地よりも、高台の方が震災の被害は深刻だったらしい。 いわき駅前と同様である。 石垣のヒビは震 … 続きを読む

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楢葉町役場前の「ここなら商店街」人の居ない町の盛況@福島への旅#21

楢葉町役場前に「ここなら商店街」が7月31日にオープンした。 そのことは全く知らなかったが、 オープン二日目のランチタイムに偶然出くわした。 意志と言葉の重さと軽さについて、思いは巡る。     国道沿いを歩く、下り坂をゆるやかに下る。 ローサイドなエリアだったのだろう、店舗が見える。     平地の広い交差点に出ると、 向かいに花輪?   なにごとだろう、撮影クルーもいる。   とりあえず、信号渡ってみる。   仮設で飲食店が営業して … 続きを読む

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人の居ない楢葉町の国道は、いわき駅前より交通量多し@福島への旅#20

国道6号線はバイパスらしい。交通量はいわき駅前よりも多い。 ダンプやトラック、ミキサー車のような業務用もあれば、ミニバンや自家用車も。 帰還や廃炉が本格化すれば、更に交通量増えるのかもしれない。 もっとゴーストなタウンかと想像してた。実際に見るまで分からないもの。 川沿いに更に歩く、上り坂の先に橋。橋の国道まで出る。   自家用車、トラック、ダンプ。 いわき駅前より、よっぽど交通量多い。   橋の先には、なにやら、工場のようなものが。 … 続きを読む

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アスファルトを破って咲く花と清流@福島への旅#19

ウグイス鳴き、ツバメ滑り、蝶が舞い、トンボ飛ぶ、 山百合や桔梗咲き、水清き、夏休みの田園風景。 全て休耕田なこと、花はアスファルトを破って咲くこと、川は遊猟禁止なこと。 そして人がいないこと、以外は、ただ自然豊かな地域である。     遠目に川が見える。そちらに向って駅前通りを歩いてみることにする。   雑草は伸びている。 しかし、信号は生きている。クルマの往来も無くはない。   交差点では、信号脇に瓦の残骸が捨てられていた。 震災の際 … 続きを読む

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常磐線竜田駅到着。人の住んでいない街に降りる@福島への旅#18   

常磐線竜田駅周辺を見回す。 確かに、人の住んでいない街だ。 ココは勝手に想像してたゴーストタウンではなかった。生きようとしてる街だ。 帰還準備という言葉がより適切だろう。   ただし、迷ったら、誰にも帰り道訊くことは出来ない。 うぐいすと蝉の声を聞きながら、ちょっと緊張した。         11時20分ごろ、竜田駅に到着。 ここが福島第一原発に一番近い行ける駅、竜田か。 あたりを見回す。 高架はここで折り返しの為、現在使われていない。 … 続きを読む

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常磐線竜田行きに乗る。避難解除準備区域の田園風景に思う@福島への旅#17   

常磐線竜田行きが10時51分発にようやく乗る。いわき着の電車が折り返す。 4両編成で、100人以上降りたのではないか、本数少ないといえ流石ターミナルである。 昨晩食べた米は美味かった。この地で農協は今後継続するのかな。 福島第一原発に最も近い駅まで行ってみる。 この道中の間、 「一流は一人称で語り、三流以下は常に三人称」という言葉が巡る。 SNSのシェアで拡散希望とか、覚悟の程あってやってるんだろうなぁ。 私は確認しないと気が済まなくな … 続きを読む

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