月別アーカイブ: 2025年5月

たのきん80’アイドルより40年遅れの中国映画「熱烈」は正しい努力が報われない小手先の映像、16ビートは聞こえない、富裕層が逃げる国の歪みを映す「潤日」

観るまでは、真っ当な青春ダンス映画かと誤解してました。 パリ五輪の種目で、封切り時にも気になってて見逃したので文芸坐へgo。 で笑っちゃいました。 本物のブレイクダンスを観れると、勝手に決めてたなんて。   もこみち似の主演、王一博(ワン・イーボー)のアイドル青春映画で、 ベタなのは承知の上でした。 フラッシュダンス+ロッキーのような、 昼は働きながら、恵まれない環境で練習を重ね、強者に挑む、 そんな熱いスポ根ものを期待していたのですが … 続きを読む

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「八甲田山」勝者は勝利条件によって異なる。「義経じゃないほうの源平合戦」兵站を制する者が勝つ「ヴェゲティウス軍事論」、頑張ってはいけない「作戦術思考」。次いでに米中露の覇権の行方「日本の地政学」

ドローンもCGも無い時代。 大スクリーンで、日本映画黄金期最後のパノラマを観たくて、 また芥川比呂志の音楽にも惹かれ、検索すると、 どうやら4Kリマスターで、木村大作監修の完全版らしい。 このチャンスを逃す手はないと、判断しました。 映像は大満足です。  寒さの恐ろしさが心臓を締め付けられるように伝わります。  これはナポレオンもヒトラーも勝てないと納得。   音楽は風格が有って、日本映画らしいエモーショナル。 日本アカデミーは音楽にあ … 続きを読む

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「米寿の伝言」の素朴に「ディア・エヴァン・ハンセン」の複雑を比較。次いでに家族で感動しようと「家族シアター」「それでも空は青い」「きみにかわれるまえに」

インディーズの話題作と聞き、聖地シネマ・ロサへ。 役者を断念し教師の道に進んだ米寿の父、 父の夢を叶えようと舞台のプロデュースに奔走する娘、 さらに役者と成った孫2人が主演。 舞台は遂に映画化された。   内容は、、 置いておいて、  ”素敵なご家族ですね” って声掛けたくなる映画。 映像が自主制作レベルなのは構わないけれど、 脚本には大いに不満が残る。 が、それを言うのは野暮だわな。   ストーリーは、どうしたら良かったか?  自分だ … 続きを読む

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「オペラ座の怪人」4Kリマスターに圧倒され、ヨーロッパ発80’sメガミュージカル「なぜ突然歌いだすのか」の系譜を知る。ついでにアンドリュー・ロイド・ウェバーからフランチャイズ戦略を学ぶ「代ゼミが負け、東進が勝ち、武田塾が伸びる理由」

連休中は相場も休みで、折角だから体力の必要な大作でもと、 公開20周年記念4Kリマスターに惹かれ文芸坐へ。 ↑これ観ちゃうと確かに、「ジョーカー2」とか、足元にも及ばない。  最近のワーナーは、なに無駄に金かけてんだろう?   能力の身の程を知って、 リソースの投入を判断出来んと、プロデューサーは務まらんな。     説明不要の圧巻に圧倒された後、 次いでに、その経済と歴史も復習。  何故こんな豪華な製作が可能だったのか?  ビジネスモ … 続きを読む

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「知らないカノジョ」はフジテレビからも日テレからもジャニーズ事務所からも草津からも学ばない。「「誰かのため」に生きすぎない」「心を壊さない生き方」

告知までするのかと、「脱力タイムズ」で驚いた。 まあ主役だし、本業じゃなくても、プロモーション活動も含め契約したのだろう。 その後、miletさん休業のニュースを知って、 その決断が出来たのは不幸中の幸いだと感じた。 事務所は歌もドラマもと、福山雅治並みの活躍を目論んでいたのだろうけれど。 3月、映画館で予告↓を見た。 本職のアーチストさんで(恐らく当て書きで)リメイクという企画。 4月末まだ公開してる映画館を見つけたので鑑賞。    … 続きを読む

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