月別アーカイブ: 2018年2月

「ぼくの名前はズッキーニ」ハードな原作は大人向けの上質な作品にしかならんが、、すべての人に。

監督は大人向けの物語を子供向けにとアニメ化した。らしい。 結果大人向けの上質な作品に仕上がった、子供は寝ちゃう方が幸せかな。 3Dプリンタあるとはいえ、このクオリティの1時間は凄い。 とりあえずそれだけで1800円払おう。   表現の繊細さは誰もが言及しますが、目とか手とか、 個人的には、乗り物がツボ。沢山出てきます乗り物。ソリやブランコも含めて。 子供は乗り物選べないから辛いね。逆に大人なんだから意図的に権利行使しなくちゃ。     … 続きを読む

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「スリービルボード」現代のシェークスピア、ハリウッドに降臨。 セリフはゲスで不謹慎で、もっと笑ってよいと思う

圧倒的な脚本なのはもう周知のとおりでした。 サンドリゲスナーのようなセリフの応酬にワタクシ沢山笑いました。 が、やっぱ不謹慎すぎるからか、きっちり笑い取ってる(と見える)のに劇場の反応は静かで、 もったいないなー。 「最後まで飽きさせない」ってこういうことなんだな。 逆に破綻したストーリーだと途中でガス欠起こすってハリウッドに突きつけてる。   脚本賞は当然として、因業BBAの主演女優も堅そう。バカ白人警官の助演賞もありかな。 当然の如 … 続きを読む

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「羊の木」錦戸亮絶賛、富山の魚津絶妙。何より作家性を褒めよう

脚本完成して、キャストとロケーションを決めた時点で、もう勝ちだと思う。 で、吉田大八監督の作家性素晴遺憾なく発揮されて、稀有な日本映画。 ただ、ミステリーとかサスペンスを期待すると肩透かし食らうので、その点はご注意。 ワタクシはヒューマンドラマとしてより、純愛ものとして観ました。           スリービルボード観るか迷ったのですが、以前「美しい星」見逃してしまったので、 吉田大八監督優先しました。良かったです。 脚本、キャスト、ロ … 続きを読む

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「ピンカートンに会いにゆく」 ウェルメイドなコメディーの新星 坂下雄一郎監督

劇場でも笑いが起きてた、ボクも笑った。 取りに行って笑いを取れる映画って最近ないよな、洋画でもコメディー来ないし。日本。 三谷幸喜が今ひとつ映画向きでないこと考えると、稀有な存在、予算付きの次回作も期待します。 リアリティと舞台的演出のバランスが良く、かつテンポ良く見せるのが勝因と思います。 とりわけ、 松竹プロジェクト組の生活感あるキャストが上手にハマってました。 深海魚の妖怪のような内田慈さんとのコントラスト鮮やかでした。    同 … 続きを読む

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「ジュピターズ・ムーン」映像は素晴らしい。が、問題意識の雑さが作りに滲む

凝った画作りと、セピア色のブダペストの街並み。 これに1800円の価値ありと考えるかどうか、 お話は雑なので、映像以外の部分で期待してると肩透かしを喰らう。 ハンガリー社会の閉塞感は伝わるが、この監督、難民問題とか真面目に考えてねーだろ。 色んな要素トッピングしただけに終わる。      渋谷に用があったので次いでに見ました。 期待はずれに終わりました。 文春のこの評に完全に同意。 ★★★☆☆奇才の力作。ただし大粒の寓意と娯楽要素がどこ … 続きを読む

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