家族」カテゴリーアーカイブ

「ミゼリコルディア」鬼才アラン・ギロディが描く(⑅ˊᵕˋ⑅) 丹波篠山は限界集落の人情噺。「人に優しく、自分に甘く」

中3日くらいでないと、私は映画を観ると疲弊してしまう。 が今回は、2日連続で映画館へ。 口直しが欲しい。いい仕事を鑑賞したい。 前日に映画として疑問なの観て、その記憶を早く上書きしたかった。 今思えば、予告編↓はミスリード。が映像はもっと美しい。 2024年フランスでは、評価も動員も優秀。 鬼才を鑑賞するチャンスは稀少だし、逃したくないと確定。 ほぼ予習なし。映画ドットコムを確認したのみ。 万が一103分が耐えられないこともあろうかと、 … 続きを読む

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ラブ&ピースの果てとして「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を解かり易く観る。 「サイケデリック入門」byみのミュージック 「僕らはそれに抵抗できない」

天災など思わぬトラブルも続き、撮影中断、 完成までに制作費が青天井。 こんなとき、矢面に立てる監督は偉い。   前作の成功を総て賭けての、 否、映画人生オール・インの大勝負。 家屋敷を抵当に資金を調達し、 ぐだぐだな進行管理を物ともせず、収益も名声も掴む。 Wikiによると、 最初の予算は1200万ドル(当時の日本円で約35億円)だったが、 実際に掛かったのは3100万ドル(約90億円)だった。 そのうち、1600万ドル(約46億円)は … 続きを読む

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映画「8番出口」を楽しめなかった人に伝えたい3つの事。クロード・ルルーシュの”ボレロは勇気”! グルグルを断つ「反応しない練習」

ゲーム実況が未見で、本作楽しむのは、ちょっと無謀が過ぎる。 その前提で、 退屈を避けるためには、最低限以下の3点は抑えたい。   1.3視点(主人公、プレイヤー、実況視聴)と身体性(喘息、嘔吐)  2.ジャニーズアイドルの意味、食えない役者の意味  3.全部が妄想の迷走(乗車中から出口まで)   ゲーム実況↓楽しんだ経験あるなら、 本作を充分楽しめるはず。 ですが、 娯楽作にしては、想像よりも随分とアート寄りで、驚きました。 不親切設計 … 続きを読む

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「米寿の伝言」の素朴に「ディア・エヴァン・ハンセン」の複雑を比較。次いでに家族で感動しようと「家族シアター」「それでも空は青い」「きみにかわれるまえに」

インディーズの話題作と聞き、聖地シネマ・ロサへ。 役者を断念し教師の道に進んだ米寿の父、 父の夢を叶えようと舞台のプロデュースに奔走する娘、 さらに役者と成った孫2人が主演。 舞台は遂に映画化された。   内容は、、 置いておいて、  ”素敵なご家族ですね” って声掛けたくなる映画。 映像が自主制作レベルなのは構わないけれど、 脚本には大いに不満が残る。 が、それを言うのは野暮だわな。   ストーリーは、どうしたら良かったか?  自分だ … 続きを読む

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地獄は何処にでも、現代の家族の肖像「どうすればよかったか?」「悩みのるつぼ」「親といるとなぜか苦しい」「動じないで生きる」「家系図カッター」

満室をかい潜る一列目の予約を取り、 ようやくテアトル新宿で観てきました。凄いね。 映像作品として世に残すことで、我と我が家族に決着を着ける。 その静かなる気概が胸に迫ります。 家族を記録するために、早い時期に職業を選び、 カメラという距離感と客観性を手に入れて、 殺しも殺されもせず、賢明に生き延びた。    大抵の人の感想は3層あるものと思われます。 ①映画作品としての感想や評価 ②藤野家のケースに観客として問いに答える ③我が事として … 続きを読む

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専門家(を名乗る人)でもダメなアドバイスは数多く存在する。映画「どうすればよかったか?」の予習と回答。岡田斗司夫「悩みのるつぼ」

昔、宇多丸師匠が批判していた。 学生が撮った短編映画を堤幸彦監督が手直しするという企画。 たしか、  その演出は相変わらず奇を衒ったものばかりで、  むしろ劣化してるし、後付の演出が寒い。クドい。 ラジオスターはマシンガントーク全開でご立腹。 そんなんで客は喜ばない。いい加減、勘違いやめろ!と。 更に、TVドラマ「Trick」で当てた映画監督の演出への批判は続く、、  そんな、ぼんやりとした記憶が蘇る。 自己満足なのか、客目線での計算な … 続きを読む

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”努力を無駄にする” と ”無駄な努力”「あなたの性格がキャリアを台無しにする時」「自己愛性 理解と克服法」「子供がつまずかない教師の教え方 10の原理・原則」「自己愛から慈しみへ」

都知事選は現職の圧勝からの2位、3位の自滅炎上。 日経平均は4万2千円への新高値ブレイクと日銀為替介入。 個人的に痛い目に遭いながら、話題に事欠かない先週でした。   ”努力を無駄にする” と ”無駄な努力” は別ものであったと、気づきつつ、 その違いを調べ、失敗をこれからの人生に活かそうと試みる。 そんな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。      2位でも3位では駄目な、1人を選ぶ都知事選に、 ヤル前から負けると分かっていて出 … 続きを読む

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生命の営みを描く「かぐや姫の物語」「こちらあみ子」完成度に不満あれど、ライトな肯定も心地好し。

宿命と生存戦略。ふと考えざるを得ないこともあります。 自分に適さないものは、要らない。  もっと歯を食いしばって、断ればよかった。  種が違うので、交わっても無駄だった。 宿題に取り組んで、ようやく意味が分かった今日このごろです。   今週はかつて、見逃してしまった映画を選択。 ちょっと似てる2本。どちらも丁寧に生命の営みを描いていました。 宿命がテーマの重たい作品かと思いきや、 予想よりは深くなく、ライトな生き物バンザイでした。   … 続きを読む

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恐怖演出の浅深。「女神の継承」「裁かるゝジャンヌ」 人間は本来怖い存在だから。

最近、北川先生にハマってます。 ↓今読んでます。   他者に対する恐怖心を克服したいなと、思うに至った次第。 ダメージくらう可能性はもともとある存在と関わるのだから、怖いのは当然。 ただ、怖さの正体が分析出来てないと、怖さが増幅して、パニックになってしまう。 数年前は、無能な人と関わって、慌ててしまった苦い思い出があります。    今は、  最悪の被害を想定しつつ、  呼吸を整えること。 くらいは出来るかな。 他者が怖いのは当たり前、怒 … 続きを読む

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清々しくお構いなしに生きる。「トップガン マーヴェリック」「流浪の月」ハリウッドの良いところ、邦画の良いところ。

働くとまだ、ストレスもあるようで、 水曜と休日は映画観て、サウナ入って、中華のルーティーン確立しつつあります。   流浪の月 目下、今年のマイナンバーワンです。  映像はこだわり素晴らしく、揺れながら顔面にとにかく寄る作家性。  李監督の粘着というか、フェティシズム爆発。オシャレなのに。  たぶん原作のセリフ活かしつつ、顔で演技しろと、  納得の表情が撮れるまで、妥協しない。  音楽も邪魔せず、押し付けず、オシャレな原摩利彦。    い … 続きを読む

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