ファンダメンタルズ」カテゴリーアーカイブ

イメージで与えられた情報はイメージとして処理出来ないと。「ルート29」「神田川のふたり」「他人の顔」マニュアル人間という適者生存、「即断即決 脳の作り方」「英語は右脳で学べ」「売れる販売員とダメ販売員の習慣」

世間の評価を聞いて、映画「ルート29」が気になり観てきた。 クオリティは良きでした。 ビジネスとしては、惨敗のようです。 うーん、そもそも大規模でヤル内容じゃないし、 「こちらあみ子」の監督主演コンビで、テアトルの配給なら、 綾瀬はるか主演と言えども、ドメジャーな大衆娯楽にはならんだろ。 営業サイドの思惑は不可解です。     不可解といえば、 いやあ今でも、斎藤元&新知事については、 内部通報者の処遇を第三者に委ねず、保護せず辞職に追 … 続きを読む

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なぜ「ルックバック」は”オレの物語だ”と自称クリエータ達を勘違いさせることが出来たのか? インサイトや認知バイアスを利用したマーケティングとしてストーリーを考える。

前回の続き。 なぜ自称レベルの人達を共感させ感動させてしまうのか? 残酷な現実を突きつける物語であるにも関わらず。 私の感情は置いておいて、 その理由を考察してゆくと、マーケティングの技術として説明できるかも。 そんな仮説を立てると、 「ルックバック」と「リズと青い鳥」の違い。 ヒットの差をもたらした ”違いを産み出す違い” に思い至った。 キーワードはインサイトと確証バイアス。 マーケティングに利用される人間心理である。    顧客の … 続きを読む

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権威性と他者承認について、「無能の鷹」センス良い”おバカの勝利”の王道コメディ。「ルックバック」配信で観たら意外と安かった。感動した人は”断愛(承認)”が必要じゃね?「リズと青い鳥」「専門家はウソをつく」「影響力の武器」「眼力」

見逃してスクリーンでは観ていない、私は。 アマプラで配信開始と知り早速鑑賞。どうしても雑に鑑賞。 部屋でPCの画面だと、没入が弱くなってしまった。 トランプ後の値動きも気になってしまった。   それはさておき、 ちょっとモヤっとする。あんがい安い。感動が。 作品自体が評価されるのは好ましいことと思う。けれど、  え、承認欲を原動力にして創作活動してるの? ちょっとは恥じらえよ。 これ手放しで絶賛して、クリエータを自称する。そこに躊躇は無 … 続きを読む

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最近も批判の多いワンピース考。衰退期の戦略とは?「さらば宝石」「製品ライフサイクル」「営業は「洗脳」」「脳内麻薬」「映画を早送りで観る人たち」

youtubeのおすすめにワンピース批判が上がってくる。 最初は、  その手の批判は昔からで、いい加減に絵本から卒業しろよ。 と思ってしまった。 でも、それだけじゃないみたい。 ストーリーの面白さを続けるには限界となる経年。 そりゃ、ネタは尽きる。 面白いなら尚のこと、過去を超えるのは困難。 どうやら、 「2年後」というあたりで、リブランディングが行われたよう。 製品のライフサイクルを見据ている、戦略的なものだと想像した。 サブスクで頑 … 続きを読む

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保守も駄々っ子で笑ってしまう。この世は受容した方が勝ち。前の安値で耐えるもよし、大底もよし。「何もしない方が得な日本」「一流のサービス」

岸田首相の立ち回りは、私の想像を遥かに超えていました。見事。 万が一にも無いと思っていた現実がやって来ました。   保守の論客と呼ばれる方々も、 ”愚民だから与党に入れる” と言う選民思想な左翼を馬鹿に出来ませんよ。 よっぽど悔しいんでしょうけど、駄々っ子みたいで笑ってしまいました。 確かに、 ロシア、中国、イランの枢軸国側壊れそうな昨今、 アジア版NATOとかトンチンカンな軍事オタクでは国民として困るけど、 経済オンチな人が首相になっ … 続きを読む

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ドーパミンな選挙戦略でなく、高市候補には堂々と勝って欲しかった。進次郎候補はどうすれば良かったのか?「脳内物質」「弱者が強者に勝つ方法」

進次郎失速により、石破vs高市の決選投票となれば、 史上初の女性総理誕生ですね。 結果に文句は無いですが、 石丸さんを担いだ藤川選挙参謀が躍動してるのが気に入りません。   進次郎さんは自滅ですけどね、もちろん、 でもね、 ネットのネガティブキャンペーンの手口が、 都知事選の石丸旋風に似てて気に入らない。 特に、年金80歳と解雇緩和ですけど、 現役世代はそんなに、老人に搾取され続けたいんでしょうか? 普通は、 自分の損が軽減される側を支 … 続きを読む

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現実を受け止める人は賢い撤退戦が出来る。対偶は末期の、維新の会・札幌ドーム・大日本帝國。「戦力外Jリーガー 経営で勝ちにいく 新たな未来を切り拓く「前向きな撤退」の力」「承認欲求―「認められたい」をどう活かすか?」「人とモメない心理学」

現実を受け入れられない人は、賢い撤退戦は出来ない。 致命傷となる。 不適切な願望のため認知が狂うのである。     先日、滑稽で哀しい老醜に出会った。 承認欲求まみれのテイカーなのに、客観的自画像を受け入れられない。 少し迷ったが、認知の歪みを指摘した。 言い訳が続かなくなると、老人は逃げてしまった。   自分の意に沿わない現実を受け入れる。 そんな経験が出来るのは人生の幸運だと、残り時間の少ない人を見て改めて思う。   自身の発言に責 … 続きを読む

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代わりについて 退職代行×永野「永野に絶対来ないシゴト」 エンタメ「オルタナティブ」、ビジネス「宝くじ購入代行」、投資「小型株集中投資」

久々に凄く面白いTV番組を見た。 ↓こちらから見れます↓永野に絶対来ないシゴト#TVer https://t.co/cgd9Wt9ese — 退職代行モームリ (@momuri0201) August 27, 2024 ”オルタナティブ” というのは、 既存には飽き足らないから生まれるもの。だと納得。    永野なのに、ちゃんと出来る。  ちゃんとやるのに、永野ならではに仕上がる。   素晴らしいです。 今話題の急成長のビジ … 続きを読む

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石丸伸二の蹉跌は選挙参謀の敗北。「完全教祖マニュアル」、「目的ドリブンの思考法」、「ストーリーとしての競争戦略」、キンコン西野の「狩りから稲作」論

都知事選後の炎上が熱い。人生負けた後が大事ですから。 3位の蓮舫元党首のその後については、記事を改めて考えたい。 斜め上をゆく言動は、民主党政権から現在までの総決算を目指しているのかも。 2位の石丸前市長については、担いだ方が悪い。   負けたのは、稀代のトリックスター個人ではなく、 ドトール会長と依頼を受けた藤川晋之助選挙参謀。とその界隈。 前回の自己愛という切り口とは別に、その戦略の失敗を語りたい。    石丸氏個人は、  都知事選 … 続きを読む

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”無知の無知”の原典「自己矛盾劇場」。人間は諦めねば「日本人の9割が知らない遺伝の真実」諦めた後の生存戦略は微差が大差。「微差力」

”無知の無知”とは、前回までのあらすじ。 メタ認知能力が低いと、以下のような矛盾に自分では気付けない。  多様性を認めない者は認めない。  平和の為に戦う。  ”一方的な意見を信じるのは良くない”という一方の言い分を鵜呑みにする。    岡目八目で他人(演者)の滑稽を嗤うことは出来ても、 自分もまた観客でなく演者の一人である。と知らねばならない。 真の観客の条件は、自分を眺める視点と、他人を眺める視点が、等しいこと。 脳の機能上、大抵の … 続きを読む

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