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「ベイビー・ドライバー」 年末にヤッてる映画館あってようやく見たけど、ガンアクションはいらん。
意欲的な試みで、カッコイイ。 けど、絶賛は違うよね。いや、そりゃ評価しますよ。でもさ、 退屈なこともあんだよ。 中途半端とこの減点もちゃんと語ろうよ。 一貫性のレバレッジはチカラだなって、逆に思います。 あけましておめでとうございます。 じゃあ、ブログくらい一貫したテーマで書けって感じですけど、 材料があって、初めてアウトプットできるだけだものなぁ。 東京に居て、幸せなことの一つなんですよ。 パソコンではなくて、スクリーンでチ … 続きを読む
「勝手にふるえてろ」松岡茉優の達者と映画的演出の実現。大九監督これでパッとするといいね。
鶏が先か卵が先か? ダサイ説明セリフに頼らない映画的演出って、日本だとけっこうハードル高い。 それ実現するには、松岡茉優くらいの手練が居ないとムリかも、とも思った。 ナイスな人選による、「映画」の実現。監督と製作委員会に拍手。 年末にいい拾い物です。 またもや佐久間Pの推しに従順に従ってしまった。 編集の待ち時間がバッチリ合ったので、軽い気持ちで見に行った映画「勝手にふるえてろ」すげー良かった。松岡茉優さんと渡辺大知さんの魅力大 … 続きを読む
「オレの獲物はビンラディン」感想 観ると元気になる。リアルドンキホーテの映画化
実在の人物の映画化なので、ストーリーはそれ以上ではない。 しかし、映画化の版権で腎臓買って直して、もう一度ビンラディン捕獲に往く計画だそうで、 リアルなお話は、フィクションよりも凄い、 やりたいように力いっぱいやりきることの清々しさ教えてくれる。 ニコラス・ケイジも演ってて楽しかったのではなかろうか。 政治意図的に、プア・ホワイトの反知性な愛国主義というアングルで捉えたい界隈もいるかもですが、 そんな話じゃないです。 ま、ちょっとY … 続きを読む
サラリーマン国訪問の記 本人が幸せなら否定はしない。感謝しつつ、関わりあうのはやめよう。
一ヶ月のワーキングビザで、 平成よりも昭和っぽいブラックな、ある基幹産業のIT関連のお手伝いして来ました。 前回も書いたとおり、成り立ちが理解出来たこと第一の収穫。 海の先には滝があって、象が大地を支えていると信じてる大人たちに、 ぐるり囲まれて育ったボクの時代背景がよくわかった。 で、さらなる収穫は、地球は丸くて回ってるって、否定するばかりが能じゃないってこと。 彼らは間違っている、そして彼らに染まる訳にはゆかない。 けど、彼らにとっ … 続きを読む
映画「ギフテッド」 感想 醜いアヒルの子の幸せ。白鳥かどうかは別にして。
ええ、軽く泣きましたよ。 この同調圧力強い社会に子供として生まれて、醜いアヒルの子に感情移入せずにいられる大人は幸せ。 醜いアヒルの子の幸せをエゴでなく、真剣に考えてくれる人が回りに居ることは幸せ。 そして、自分の満足のためでなく、純粋に他者の幸せを考えて行動できることは幸せ。 基本的に、良作だと思います。 お話はストレートだし、類型的かもしれません。 ただソレを理由に、低評価つけらるのは、幸せなんだろうなぁ。 正しい評 … 続きを読む
映画「最低」 感想 AV関係ないし、最低でもないし。 でもありふれた日常は心地よいよ。
瀬々敬久はドキュメンタリな人だけど、作家性より職業監督と思う。上手にまとめる。 日本映画の弱点であるセリフと役者のヘタさは、この予算じゃ逃れられまい。 評価低い人も居るだろうけど、日常をテンポよく心地よいのは買い。 下手さ浅さと、手堅さテンポ良さのトレードオフで、 1800円の価値あるかどうかは、個々に委ねるよりないかな。 原作読んでないけど、3部構成らしいです。 家族とうまく行かなくて上京して、今AV女優やってる女性。 日常が … 続きを読む
変な人が書いた人生の哲学/斎藤一人 感想 幸せになる合理的な考え方の本でした。
「人は魂を成長させるために、この世に生まれてきた」 より良く生きるには、これが最も合理的な考え方なんだろうなと直観的に納得。 ずっと昔、仕事に行き詰まったときに助けてもらった斎藤一人さん。 最近はお弟子さん本ばかりだけど、これはヒット。 哲学ってありますけど、ここでは人生の指針というような意味です。 東京で暮らしてゆくことのテーマを、幸福になる方法を見つけることとしました。 前回仕事辞めたときは虚しさに負けましたし、 旅 … 続きを読む
書評「幸せ」について知っておきたい5つのこと ボクが言語化できてなかったこと
幸福学については、この本一冊で充分。よくまとまってます。 宝くじに当たるのは幸運、幸運と幸福はあまり関係が無いのは予想の範疇。 しかしSocial,Kind,Presentが幸福の三要素と解読したのは、凄い言語化。 東京暮らしで、幸せになる方法を習得しようと思った次第。 えーと、東京で働いてみて、 やっぱ、 福島で暮らしていたときより、幸福度は落ちるかな。働いていてもいなくても。 予想通りとはいえ、便利なのに、何故だろう。 … 続きを読む
映画「パターソン」感想 ああ才能って、こういうことだな。日常の偶然に感謝。
打ち合わせが2件ほどあり、たまたま時間があって、偶然有楽町で観た。初ジャームッシュ。 映画という総合アートで美しいものを体感させる能力に脱帽。(セリフがアレな映画の後なので尚更) テーマは、 街角の詩、日常のライム(rhyme:韻) これを実現させるのはやっぱ才能だなって。 今年東京で暮らし始めてから、特に最近、 淡々した日常が過ぎてくだけで、これといったことがありません。 老化かなぁ。感動する能力が減退してる。 でまあ、 … 続きを読む
映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」 感想 セリフがテレビCMなのが惜しい
佐久間Pが褒めてるので、観ました。 画もキャストも、音楽も素晴らしい、お話もなかなかイケる。でも、 その説明的なセリフなんとかなんねえかなぁ。映画はテレビCMじゃないんだし。 インドは暑いんだよ。死体はスグ腐るんだよ。腐ったら疫病の元なんだよ。 だから急いで焼くんだよ。今時なにヌルいこと言ってんの。 生きることの面倒くささ、家族の面倒くささ、 そんなに分かりやすくはねえよ。その程度のことはチャッチャと処理しろよ。 生きてんだから、 携帯 … 続きを読む