書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

あっという間の4時間!!「風と共に去りぬ」大河メロドラマのダイジェスト映画は、真珠湾攻撃の2年前に公開。 南北戦争と双極性障害は復習。「広末涼子 さん【 双極性感情障害 】ってどんな病気?」「お酒をやめないとメンタル疾患は治らない」

「国宝」での、ラスト30分のガッカリが拭えず、 悔しすぎて、もっと凄い似たようなもので満足したいと欲する。 メロドラマな演出で大河小説の映画化。ダイジェストでも4時間かい。  見せてもらおうか、  誤魔化しの効かない時代の、ハリウッドの大衆娯楽とやらを。 ぐらいの気持ちで、体力の限界に挑みました。      完敗です。東宝がどうカネ掛けても物量で敵わない。 ちゃんと踊るし、音楽は優雅だし、CGもドローンも使わず、社交を再現。 発音も年代 … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

アクション増量の爽快パロディ映画「きさらぎ駅 Re:」アイディアの妙、脚本の妙「一番伝わる説明の順番」

賛否両論が面白く、我が目で確かめようと、水曜日の午後シネマロサへ。 レビュー検索した限りでは、永江監督のテイスト承知の前提で、 低予算映画の楽しみを楽しめる人は概ね好評。 前作を、観てないとか楽しめなかったとか、なのに、 敢えて本作を観るのは、自己責任なので知ったこっちゃない。 不評の中には、  この映画に、いったい何を期待しているのだろう?   と疑問の沸く声も散見される。 マイフィルタリングの結果、有効そうな低評価は見当たらず、予約 … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

「国宝」の”凄い”以外を語りたい。習近平(イランやロシア)も思い出し「権力を握る人の法則」

あまりの評判に、平日夕方の回を予約。 7割方埋まり、かつ若い世代多め。意外でした。   観りゃ分かることは、多くのyoutuberさん達に任せるとして、 それ以外のことで、観ながら去来する諸々を、語りたくなる映画でした。 皆が絶賛するものを手放しで褒めるものは、  北朝鮮で三代目に万歳するようなものに似て、  何も言わないのも一緒にも思え、 ちょっとカッコ悪い。(実際、不満な点はあるし。) それはともかく、 大きなリスクテイクをして、賭 … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

「見える子ちゃん」情熱が結実した実写化。出来ること総て実施のプロモーションも報われたい。

高評価のサムネ↓を見て、ホッとしました。 ああ、実写化に成功したんだなと。 我ながら、誰目線だよと思いつつも、我慢できず日曜朝イチでGo。      原作、 そしてアニメの、 面白さに負けないようにと、 スタッフ、演者共に迸る情熱がヒシヒシと伝わる。 戦術理解度の高いワンチームの作品に仕上がっていた。 改めて、ホッとしました。 制作時の中村監督のコメント読んで、大丈夫だろうと予想はしていましたが、 我が目で確認して、僭越至極ではあります … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

「父と僕の終わらない歌」は娯楽映画として満点、プロモーションには0点をあげたい。 なぜ”原作”に倣い、本気でSNSマーケティングしないのか。

映画評↓を見て、寺尾聰が本気で歌うオールディズを良き音響で聴こう。と決定。 さすが「ちはやぶる」の小泉徳宏監督。取捨選択が素晴らしく、 様々なピースを完成度高く結晶。 笑って泣ける娯楽映画としては満点の出来。と私は評価。 何と言っても、 歌うべきところで、歌うべき人が、たっぷりと歌ってくれて満足至極。 「ジョーカー2」や「熱烈」には、爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。     なおのこと、  映画が良いだけに、PRには相当問題があると思 … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

たのきん80’アイドルより40年遅れの中国映画「熱烈」は正しい努力が報われない小手先の映像、16ビートは聞こえない、富裕層が逃げる国の歪みを映す「潤日」

観るまでは、真っ当な青春ダンス映画かと誤解してました。 パリ五輪の種目で、封切り時にも気になってて見逃したので文芸坐へgo。 で笑っちゃいました。 本物のブレイクダンスを観れると、勝手に決めてたなんて。   もこみち似の主演、王一博(ワン・イーボー)のアイドル青春映画で、 ベタなのは承知の上でした。 フラッシュダンス+ロッキーのような、 昼は働きながら、恵まれない環境で練習を重ね、強者に挑む、 そんな熱いスポ根ものを期待していたのですが … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

「八甲田山」勝者は勝利条件によって異なる。「義経じゃないほうの源平合戦」兵站を制する者が勝つ「ヴェゲティウス軍事論」、頑張ってはいけない「作戦術思考」。次いでに米中露の覇権の行方「日本の地政学」

ドローンもCGも無い時代。 大スクリーンで、日本映画黄金期最後のパノラマを観たくて、 また芥川比呂志の音楽にも惹かれ、検索すると、 どうやら4Kリマスターで、木村大作監修の完全版らしい。 このチャンスを逃す手はないと、判断しました。 映像は大満足です。  寒さの恐ろしさが心臓を締め付けられるように伝わります。  これはナポレオンもヒトラーも勝てないと納得。   音楽は風格が有って、日本映画らしいエモーショナル。 日本アカデミーは音楽にあ … 続きを読む

カテゴリー: 書評、映画評など | コメントする

「米寿の伝言」の素朴に「ディア・エヴァン・ハンセン」の複雑を比較。次いでに家族で感動しようと「家族シアター」「それでも空は青い」「きみにかわれるまえに」

インディーズの話題作と聞き、聖地シネマ・ロサへ。 役者を断念し教師の道に進んだ米寿の父、 父の夢を叶えようと舞台のプロデュースに奔走する娘、 さらに役者と成った孫2人が主演。 舞台は遂に映画化された。   内容は、、 置いておいて、  ”素敵なご家族ですね” って声掛けたくなる映画。 映像が自主制作レベルなのは構わないけれど、 脚本には大いに不満が残る。 が、それを言うのは野暮だわな。   ストーリーは、どうしたら良かったか?  自分だ … 続きを読む

カテゴリー: 家族, 幸福, 書評、映画評など | コメントする

「オペラ座の怪人」4Kリマスターに圧倒され、ヨーロッパ発80’sメガミュージカル「なぜ突然歌いだすのか」の系譜を知る。ついでにアンドリュー・ロイド・ウェバーからフランチャイズ戦略を学ぶ「代ゼミが負け、東進が勝ち、武田塾が伸びる理由」

連休中は相場も休みで、折角だから体力の必要な大作でもと、 公開20周年記念4Kリマスターに惹かれ文芸坐へ。 ↑これ観ちゃうと確かに、「ジョーカー2」とか、足元にも及ばない。  最近のワーナーは、なに無駄に金かけてんだろう?   能力の身の程を知って、 リソースの投入を判断出来んと、プロデューサーは務まらんな。     説明不要の圧巻に圧倒された後、 次いでに、その経済と歴史も復習。  何故こんな豪華な製作が可能だったのか?  ビジネスモ … 続きを読む

カテゴリー: ファンダメンタルズ, 書評、映画評など, 株式投資 | コメントする

「知らないカノジョ」はフジテレビからも日テレからもジャニーズ事務所からも草津からも学ばない。「「誰かのため」に生きすぎない」「心を壊さない生き方」

告知までするのかと、「脱力タイムズ」で驚いた。 まあ主役だし、本業じゃなくても、プロモーション活動も含め契約したのだろう。 その後、miletさん休業のニュースを知って、 その決断が出来たのは不幸中の幸いだと感じた。 事務所は歌もドラマもと、福山雅治並みの活躍を目論んでいたのだろうけれど。 3月、映画館で予告↓を見た。 本職のアーチストさんで(恐らく当て書きで)リメイクという企画。 4月末まだ公開してる映画館を見つけたので鑑賞。    … 続きを読む

カテゴリー: 幸福, 書評、映画評など, 未分類 | コメントする