書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

「ジェイコブス・ラダー」( ;´ーωー)ウーン B級ホラーと社会派サスペンスの雑多煮。 インスパイアされた名作「サイレントヒル2」と、 バレる気マンマンなのに「Sonny Boy」

内容が褒められるよりは、 主に、サイレントヒルシリーズの元ネタと紹介される。 評価が決して高い訳でもない本作。 それが、4kレストアの労力を費やし再上映。 何かのプロモーションの一環か。 予告編↑は、  主役のティム・ロビンスと、  子役のマコーレ・カルキンが、 本作を足掛かりにスターの階段を登ったことを、 全面に押しているみたい。     「SIREN」と区別が付かんが、 新作↓がリリースされたからだろうか?   あるいは、 劇場版が … 続きを読む

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「ミゼリコルディア」鬼才アラン・ギロディが描く(⑅ˊᵕˋ⑅) 丹波篠山は限界集落の人情噺。「人に優しく、自分に甘く」

中3日くらいでないと、私は映画を観ると疲弊してしまう。 が今回は、2日連続で映画館へ。 口直しが欲しい。いい仕事を鑑賞したい。 前日に映画として疑問なの観て、その記憶を早く上書きしたかった。 今思えば、予告編↓はミスリード。が映像はもっと美しい。 2024年フランスでは、評価も動員も優秀。 鬼才を鑑賞するチャンスは稀少だし、逃したくないと確定。 ほぼ予習なし。映画ドットコムを確認したのみ。 万が一103分が耐えられないこともあろうかと、 … 続きを読む

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「揺さぶられる正義」熱意だけのテレビ屋さんの演出・編集を映画館で観る苦痛。

予告編↓が面白そうだったので、 ポレポレのサービスデーにかこつけ観に行ってしまった。    《開演》         大失敗。 映像コンテンツとして素人以下。 内容以前に、鑑賞料を頂く作品ではない。 サブスクでも無理。 学生の自主製作でも数段上手だろう。 映画館に閉じ込められている時間が苦痛。 列の両端が埋まり、途中退出に失敗し、 エンドロールまで観てしまった。 酔いを誘発する映像と音響に、  疲労と不快しか残りません。  嘔吐や下痢な … 続きを読む

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「ホーリー・カウ」地物で作ったフランスの手弁当(´ڡ`♡) 本物の筋肉は裏切らない。

予告編↓を観たときから、これは行こうと思っていた。 最近、テアトル系で、 「私たちが光と想うすべて」「マルティネス」と本作、 キラリと光る異国の小規模な作品を、続けて鑑賞している。 どうやら、 女性の新人監督を積極的に日本に紹介してる(配給は各々)。みたい。 買付は、インド、メキシコ、フランスとワールドワイド。 監督は、ムンバイ、グアダラハラ、ジュラと地元を撮る。   共通しているのは、  アート過ぎず、人情味有り、かと言ってベタな大味 … 続きを読む

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「劇場版 チェンソーマン レゼ篇」Mappaよかったね\(^o^)/ 

私は、この時点↓で勝確だと思っていました。 作画は当然申し分無く、オシャレ全開。テンポも良し。 相変わらず米津玄師の原作理解度は高く、難しくてカッコイイ主題歌(後述)。 で、 遂に、レぜ編観てきました。 朝イチの回でも、7割方まだ埋まってました。 様子見て、評判を確認してからの鑑賞が続いているようです。 ぜひ「劇場版 呪術廻戦 0」を超えて頂きたい。      初動は上々。 ロングラン大丈夫と安心し、外出ついでを待って映画館へ。 鑑賞前 … 続きを読む

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何も語らない映画「ジュリーは沈黙したままで」 ( ˙ㅿ˙ )ポカーンな私への補助線。 グルーミングとは? 「ずるい人に騙された時どう生きるか」

予告編を観て、興味深い。 世間の評は見てみたけれど、  公開2日目なのと、  マイナー過ぎるのと、 書き込みが少なすぎて、傾向は掴めず。 大作続くのも疲れるし、 「入国審査」のような、単館系の丁度良い作品かと思い、 大した予習もせず気軽に、勝手に本作に期待した。 中央前目に席を予約。100分なら余裕。         サスペンスではなく、予告編はミスリードだった。 単にアート系と呼ぶのも、それもちょっと違う。 フィクションなのにドキュメ … 続きを読む

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ラブ&ピースの果てとして「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を解かり易く観る。 「サイケデリック入門」byみのミュージック 「僕らはそれに抵抗できない」

天災など思わぬトラブルも続き、撮影中断、 完成までに制作費が青天井。 こんなとき、矢面に立てる監督は偉い。   前作の成功を総て賭けての、 否、映画人生オール・インの大勝負。 家屋敷を抵当に資金を調達し、 ぐだぐだな進行管理を物ともせず、収益も名声も掴む。 Wikiによると、 最初の予算は1200万ドル(当時の日本円で約35億円)だったが、 実際に掛かったのは3100万ドル(約90億円)だった。 そのうち、1600万ドル(約46億円)は … 続きを読む

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映画「風のマジム」 やさしくて純真、疲れないプロの手弁当(o˘◡˘o) ご当地PRや自主映画と違う、晴れやかキャストとロケ! プレゼンの肝は ”誰がどうハッピーになるのか” by澤円

火曜日はお彼岸で祝日とは知らず、なら映画でも。 見逃さない方が幸せで、体に優しい作品を探した。 ここんとこ、 話題作「8番出口」「ひゃくえむ。」かつ高カロリーな作品が続いて、残暑バテ。 「レゼ編」はロングランだろうから、その前に、ほっこりしよう。と予約。 当然小さいスクリーンで、ほぼ中央を選ぶ。105分は大丈夫。       予め、世間の評は確認しておいた。(原作は未読のまま)  え、工場↓は映さないのか。スクリーンで見たかったなぁ。 … 続きを読む

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ドラマ性を削ぎ落とした情熱の100分! 劇場アニメ「ひゃくえむ。」 アニソン「らしさ」全開のストレートなパワーコード♪ 早熟vs晩成は「武井壮切り抜き」「為末大学」に教わる。 ちょっと思い出す「神々の山嶺」。

私は熱量に圧倒されました。 概ね高評価のようですが、 不満が残る原作ファンの評も見かけました。 それはそれで、故ある事と推察します。   1クール12話の連続ものであれば、原作に忠実なアニメ化に成ることでしょう。 本作は、 ”人生を棒に振ってもいい” 岩井澤監督の情熱に全振り。 理由の有る情熱なんて情熱じゃないと言わんばかり、 背景の物語も、キャラの思いも、極力省いてます。   無酸素運動のように、息苦しい程の熱量は伝わりますが、 反面 … 続きを読む

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映画「8番出口」を楽しめなかった人に伝えたい3つの事。クロード・ルルーシュの”ボレロは勇気”! グルグルを断つ「反応しない練習」

ゲーム実況が未見で、本作楽しむのは、ちょっと無謀が過ぎる。 その前提で、 退屈を避けるためには、最低限以下の3点は抑えたい。   1.3視点(主人公、プレイヤー、実況視聴)と身体性(喘息、嘔吐)  2.ジャニーズアイドルの意味、食えない役者の意味  3.全部が妄想の迷走(乗車中から出口まで)   ゲーム実況↓楽しんだ経験あるなら、 本作を充分楽しめるはず。 ですが、 娯楽作にしては、想像よりも随分とアート寄りで、驚きました。 不親切設計 … 続きを読む

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