実感が無いと退屈するタイプの映画と想像。コメントを見ても、やはり。
ま、私は楽しめるだろう。
スペイン新進気鋭の低予算インディーズとは貴重。
ところが、
何故か大手松竹が配給する。
しかも、
日本版の公式サイトには、
リベラル系のお馴染みの方々による、トランプ政権の不法移民政策への批判が並ぶ。
いくらなんでも、強引が過ぎねえか。
メキシコの壁に殺到する人達は、そもそも飛行機に乗らない。
ここは、丸山ゴンザレスとか高野秀行にコメント取るべきじゃないの。
なにはともあれ、
全ては観てから判断しようと、中央寄りの席を予約。77分の上映時間だし。
イベリア半島の才能を極東の島国でも体感できて、嬉しかったですよ。
序盤、旅慣れてないバカップルの描き方が上手い!
イライラさせといてからの、
あー、そうなっちゃったか。
彼らじゃ、自分達が陥った状況把握できなくて当然だよな。
ハラハラ、緊張感を思い出す。
こりゃ、強制送還で済めば御の字かも、、、
あーあ、恋は盲目か。別れてスペインで親子で暮らすかな。
謎が解明されて、さて結末は、と固唾を呑む。
あ、そういうケースも多々あるよなぁ。。
今後のことは二人でよく話し合ってね。
ぐったりと脱力して、エンドロールを眺める。
お話運びと、演出の盛り上げは、めちゃくちゃ上手い。
「カメラを止めるな!」以来の映画と評価します。
ただ、特に日本じゃ万人向けじゃない。
これだと、、
劇中の主人公達と同様に、
況把握出来ないまま、おいてけぼりの観客も多いだろうな。
テロリスト、スパイ、運び屋、etcに間違えられたことある人は、
没入感100%で堪能出来ます。
旅慣れてなくても、
職質受けたり疑われた経験のある人は大丈夫でしょう。
該当せず、共感できそうになければ、
映画ならではの没入感味わえない可能性高いので、配信で充分かもしれません。
そういう方々に向けて、リベラル界隈がミスリード仕掛けてる気もします。(後述)
と、同時に、
リベラル界隈はいつから、グローバリストに飲み込まれたんだろう? (後述)
という疑問も沸いてしまいました。
結局、貧富の格差は拡大し、
ジョージ・ソロス的な人達を儲けさせるだけじゃないの。
韓国みたいに。
界隈の人達、昔は逆のこと言ってた気がするんだけどな。
ま、それはさておき、
映画は、
911以降、セキュリティ厳しくなったアメリカの入管が舞台。
(トランプ政権も、不法移民も、無関係では?)
偽装での入国を疑われた場合、
a)テロリスト系(普通に生活してるだけの協力者含む)か
b)運び屋系(クスリ以外もあり)か
c)移住したいだけか
どれかで、
a,bで怪しいとなると、ただの強制送還では済まない。
冤罪はありえないと考えるのは、当事者じゃなくとも、お花畑が過ぎる。
しかしながら、
”こんな人権侵害はありえない” とか言ってる観客は居る。
多数派の可能性すらある。
いい歳こいた夢見る坊やがザラ。
本物のテロリストの場合、
携帯電話を始め電子機器は、爆弾の可能性があり、
外部との通信を危険視するだけでなく、直接的なリスクがある。
荷物を開けるのも躊躇する。
私なら、
機器の内部の情報を見せろと要求されない限り、
自分からあえて触れようとはしない。
怪しまれる動きはしない。李下で冠を正さず。
入管で別室送りになったら、一旦全て諦め、
敵意無く、安全な存在であることを解ってもらう、
ビザを正規に求める権利ある証拠を提出しつつ、
嘘偽りなく、穏やかに、端的に説明する。余計なことは言わない。
少なくとも、そう努める。
劇中のバカップルは、状況を理解出来ていないが、
あの主役達以下の判断力の観客は、
何故、彼らがあんな目に会うか分からず退屈する。
しかし、現実は、
テロリストの情報が伝わり、
ちょうど同時期に入国し、名前が似てることだってある。
”ちょっと来い” と言われるのは悪夢である。
で、
ストーリーの謎の中心は、
どんな理由で、どんな疑いを掛けられたのか?
緊迫した尋問の中で、その謎が徐々に明らかになる。
男女の仲の立ち入った質問をするのは、
偽装を疑われているから。
察することが出来るなら、検査官の思考を想像するが、
ちょっとアレだと、ただの人権侵害だと反応する。
別々に尋問するのは、裏取りしてるんだよ。
誤解を解こうとするか、事態を悪化させるかは、本人次第。
それはさておき、
疑われた事情が解って来ると、
ヒロインの愚かさは、状況判断能力の欠如に留まらない。
ま、落ち着いたら、二人でよく話し合うしかないね。。
(私だったら、別れてスペインに帰る)
バカップルの行く末を見届けた77分は、
ほとんどの時間イライラしながら緊張し、
最後の緩和で、どっと疲労感が残り、それから解放感を得る。
凄く上手い。テリングも演出も演技も。
が、伝わらない人には伝わらないだろうな。とも想像した。
この映画を観て、
退屈してしまうような人をターゲットに、
”トランプ政権下の反移民政策により、人権侵害が行われている”
というキャンペーンを張りたい、そんな、
お金持ちの勢力の力で、
なるほど私は、
スペインの新進気鋭の才能を堪能出来た。と勘ぐる。
ありがとう、ジョージ・ソロス。
そう思えば、
こんなインディーズを何で松竹のようなメジャーが。
と、疑問でしたが、疑問に思う必要は無さそう。
観る前は、
ベネゼエラからスペインへの入国で、
充分ストーリーが成立するところ、
わざわざ米国を絡まるのは、グローバリズムの為。
と疑い、
制作の段階でカネが出てると考えましたが、
テロにせよ、麻薬にせよ、単なる偽装の永住権取得にせよ、
アメリカじゃないと、重みが出ない話よな。
と疑念を解消し、
勢力が動いたのは、配給の段階だと、考えを改めました。
「カメ止め」ばり、いや「Cube」のような低予算だし、と辻褄が合いました。
映画自体はイノセント。
兎に角、
グローバリスト的やり口が強引で、不自然過ぎる。
入管で偽装を疑われるのと、
何とか国境を越えようとする不法な入国者では、
状況が違い過ぎて、一緒くたには出来ないし、
セキュリティが厳しいのは911以降で、
民主党政権だとガバガバだというなら、それはそれで怖すぎる。
政権交代は本来関係が無い。
界隈系の方々は、例えば、
田村淳始め、
強制送還されるような人でも、
不法とは言わず、単に”移民”と呼ぶようですが、
国家の枠組みを敵視してる金持ちの息が掛かってると、疑ってしまう。
合法な移民の是非でも、
不法な入国者の扱いの話でもなく、
入国の資格(映画では永住権)の偽造の疑いの件でも、
見境なく、トランプ批判に結びつける。
不自然過ぎて、無理。
メキシコの壁のドキュメンタリーでも自前で作りゃいいのに。
カネは有るだから、一国の中央銀行を打ち負かす程の。
と思いつつ、
リベラルを、ジョージ・ソロス的な存在がバイアウトしたんだと、
確信に近い疑念を抱きました。
因みに、
ジョージ・ソロスはトランプやプーチンを敵視してるだけでなく、
習近平も然り。
だからか、れいわ新選組は、左翼だけど反グローバリズムの立場を取る。という。
中国共産党や朝鮮労働党からカネが流れていようがいまいが、
左翼なら、格差反対のはず。
一見、
世界規模の平等は、資本主義に聡い者を利するばかりで、
ごく一部の富める者と、多くの貧しさを産む。
と見える。
左翼は、いつから竹中平蔵を好いたのだろうか。
不法移民が増えれば、正規雇用を圧迫するが、儲かる人は喜ぶ。
辻褄の合う説明に納得してしまうよ。人間だもの、
あらぬ疑いを掛けられたときは、実直かつ冷静に事情を説明したい。
この世は、
状況判断能力が低い、お花畑が得するようには、
成っていないと思っている。
何故、左派がグローバリズムになびいたのか、
左派自身の合理的な説明を見つけることが出来ず、
バイアスが掛かってるかもしれないが、
とりあえず、
ジョージ・ソロス関連の動画で納得することにした。
ジョージ・ソロスは何を敵視するのか?
ジョージ・ソロスへカネは還流してるんじゃないのか?
ジョージ・ソロスの野望とは?
どうでもよいが、
ジョージ・ソロスの分析手法を褒める人で、
イングランド銀行との力比べで勝った件を持ち出すことがあり、
”おめーの資金力で参考になるのか、それは?”
と毎回思わずにはいられない。
自分の身の丈に、参考になるものを参考にしよう。
どんな敵意を抱いているのか知らないが、
彼は国家という枠組み自体を憎んでいる。らしい。
陰謀論で片付けるには、ちょっと怪し過ぎる。左派は疑惑を晴らしてくれない。
プエルトルコにて、ビジネスで揉めた挙げ句、殺された人の歌。
学生プロレス出身の新弟子は、散々に虐められたという。
逃げ出さず、耐えて、一人前のレスラーに成ったと長州に認められた。
その握手は、ビザ発行のようなもの。
2025.08.03現在
雇用統計が云々よりも、テクニカル的には、
大陽線が2σを抜け、それ以上は続かず、20MAまで戻ってきただけ。
ここで耐えるか、-2σタッチまで抜けるかは、
月曜の東京市場次第で、
分からないので、買い玉建てつつ、出来る利確はしてゆきたい。
積んでしまった売り玉を解消しつつ、まだまだの下落は想定しておきたい。
パニック的なリスクオフもあり得ると。