「正しい“正義”の使い方」とポンコツ婆が腹立たしい「手に魂を込め、歩いてみれば」(;-ω-)ウーン 薦めないが観てほしい


悲惨な話なら尚更、ちゃんとドキュメンタリーで観よう。
そう衝動に駆られ映画館に向かってしまいました。
 
前回、「ペリリュー」で、

 史実とフィクションのハザマでモヤッとしたり、
 原作と映画の違いなど知らねー、
 が、
 一兵卒まで投降せず玉砕するのは、軍国主義そのものの問題とは違う。
 ”捕虜の辱めを受けず” は、近代以降の日本の特殊事情
 死ぬまで努力するのが美化されるのは、戦後も同じ信仰。
 と、断じたりした。
 
三枚舌外交から、ガザとヨルダン川西岸の違い。
ハマスはスンニ派だけど、アラブじゃなくペルシャが支援してる。
バイデン政権じゃ停戦合意を本気でヤル気無いだろう。
など、以下の過去の鑑賞から既知として、
アラビアのロレンス」「聖なるイチジクの種」「ノー・アザー・ランド



予習は特にせず。
 
 《 鑑賞 》 
   
 
 
 
 
 
ポンコツ過ぎる!
イラン人の監督セピデ・ファルシが無能。
 
タイトルは、
 スマフォを持ち歩きガザの様子を撮影。
の意。
だったら、
 もっと写真を見せろよ。空爆の惨状を映せよ。
 取り留めのないオシャベリに終始せず、ガザの現状を訊けよ。
 逆に、外から知りうる情報を伝えろよ。
 アンタの生活はどうでもいいよ。
終始イライラ鑑賞していました。
  

もう一つ、気になりました。
当時の中東情勢が分かるよう、時折CNNのニュースが流れます。
が、
 イスラエルのイランへの報復だったり、
 イラク地域のヒズボラへの攻撃だったり、
ガザ関係ねーじゃん。無関係とは言わないが、
何故か、イランゆかりのニュース。
イスラエルの空爆でガザの民間人が犠牲になるニュースは他に有ったはず。

 イスラエルのガザ空爆が悪行だとて、
 ハメネイ師指導のイランやヒズボラが善でしょうか?
ちょっと印象操作の匂いがしました。
 
 
 
ガザの実情を全世界に知ってもらう為に、この映画はプラス。
とは思いますが、
監督が本作を通じて正義を振りかざすのは、賛成出来ません。

命懸けでドキュメンタリ撮る佐久間Pの後輩によると、
 ”面白い”とは結局、他人の不幸のこと。
 ”正義”とは、自分を安全なポジションに置く為の装置。
だからこそ”善く生きる”仕事が大事。らしい。
   
 
まあ、イランからフランスに亡命した映画監督は、
自分の正義を1ミリも疑うことは無さそうです。
不作為を感じて、私は鼻白らみました。
  
全く、オススメはしませんが観て欲しい。
「果てスカ」を酷評するyoutuberのような事言ってしまいます。
 
 
復習は若干。停戦合意について確認。

 アラブ諸国とイスラエルの和解に、娘婿が一役か。
今ひとつ、情報が少なく。
クシュナー氏がキーパーソンであることすら、教えてくれる人は稀でした。

ずっと上映中、
 停戦交渉の進展はトランプ政権に成ってからだろう。 
 大統領選を控えて、アメリカがイスラエルに逆らえる訳ねーじゃん。
 万が一、
 カマラ・ハリスが大統領に成ったなら、中東和平交渉の能力も意欲無いよ。
って、よぎりまして、

 リベラルな人々はトランプ政権の方が平和だと都合悪いんでしょうか。
 今後の行方なんて、誰が大統領だって不安定ですよ。
 ケチ着ける前に、バイデン政権の総括はしようよ。
話はそれから。
役に立つ方に投票するのは当然なんだよ。
 
 アラブとペルシャ、
 スンニ派とシーア派、
の区別がつかないのは論外にしても、 

お金儲けに聡くとも、ハンター・バイデンとは月とスッポン。 
イランが孤立してるのには訳があり、アラブとイスラエルが和解する。
そこに有能が働いている。
 
イラン人監督が撮ったガザのドキュメンタリー。尚更モヤッとしました。
でも観て欲しい。
 
 
 
日本人の感覚で、砂漠の民の感覚はやっぱ難しい。 
フォークソングは戦後GHQが日本に広めたと知った。

井戸は救世主のメタファーと解釈する向きも有ると初めて知った。
それじゃ、キリスト教徒の和平仲介は困難だろうて。 
 
 
 
2025.12.18 08:00現在
 雇用統計はネガティブ評価でいいのかな。
 流石に-2σタッチまでは行きそう。
 そこら辺で買い入りたい。

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