インドネシア起業、雑感

ども、今スカルノハッタ空港のラウンジにおります。

なんで、
ブロックMの丸福という日本食店そんなに不快だったのか、
また書いてしまおう。

あ、結構重要なこと言う。罵詈雑言だけじゃない。

 
カウンターに立っていた日本人が店主なのか、雇われ料理人なのかは、知らない。
まあ、ああいう人物を客前に出す経営者がいるなら、それはそれでダメなんで、
便宜上ここでは、店主と呼称を統一することにする。

インドネシア人のスタッフは、
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
と、ハキハキと挨拶する。
 
マニュアルでそうなっているはず。
スタッフは順守している。 
ベトナムよりも、スタッフ教育はやりやすいはずだ。
 
   
偉そうにカウンターに立ってるその店主は、無言。
私の後に何人も来店している、いつも無言。

常連がカウンターに座ったときだけ、会話している。

その時の心の声を正直に記述すれば、
「この男、どの面下げて、スタッフに指導してんだろう?」

接客指導は別の人間なのかもしれない。
だったら尚更、ああいう人間をよく客前に出すものである。
 
普通なら、スタッフに示しがつかないだろう。

マニュアルがいくら完璧でも、魂入れずだね。
形だけ。表面だけ。
ローカルの店の方がよっぽど親切。

まあ、
ロクでもないお手本が居ても、
マニュアルのチカラは絶大ということでもあり、
地金はどうにもならないという、マニュアルの限界でもある。
  
小手先なヤスいまねしやがって、
安直な経営姿勢が、不快の原因の根本である。
  
大家業も一緒だけど、経営者の姿勢が結局は総て。
それを思い出さしてくれる経験であった。
   
 
この地には、
閉鎖的な環境の中、既得権益に守られて、
ラクに商売してる日本人が確実に居る。
 
それは今まで、この地で出会った日本人の姿に符号する。
そういえば、
彼らは新しい日本人が入ってくることを警戒してた。 
多分にそういう節があった。
 
インドネシアは妬みの強い社会だという。
競争よりも横並びが好き。らしい。

私も日本人とインドネシア人は気質的に似てる部分あると感じる。
そういう環境に永くいたら、
3乗くらい拍車がかかる日本人もいるだろう。
  
この地で起業することの、厳しさとヌルさ、

リアルを体感させてくれた、丸福さんには感謝しなくちゃいけないね。 

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