リスク管理と2%ルール 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

ボクも最初に、1%ないし2%ルールは学びました。
資金総額の2%までが一回のトレードで晒してよいリスク額。というもの。
しかし、
著者はちょっと違う意見があるようです。引き続き。

 
 
曰く、
2%ルールはギャンブルの発生確率をベースに考えられたもの。
半長博打なら、偏って同じ目が続くことはありえないが、
相場は人の思惑が左右するもの、
だから、トレンドというものが存在してしまう。
 
上昇も下落もある程度は続いてしまう。
損するときは全体的に損してしまうもの。らしい。
  
著者は、
相場の世界では2%ルール当てはめにくく、
バックテストの最大ドローダウンから、許容リスクを考えるべきだと説きます。
 
 
教科書とは違うことが書いてあって、驚きました。
でも、実感としては納得です。
チャート眺めてても、もうちょっと我慢してればってこと頻繁にあります。
では、資金増やしてリスク許容量上げてれば儲けられるのか、というと、
それも何か違うような気もする。
 
2%ルールというのも、あくまで確率的な考え方なのだから、
ロジックごとのバックテスト結果をより重視しましょうよ、
ということなんだと思います。
 
最大ドローダウンが許容リスクの限界なのだから、
あくまで、そこを中心にリスクを考えましょうということでしょう。
個人的には、
ロスカットラインを決めて、それを反映したバックテストでのドローダウンを見る。
で、バックテストの結果から、ロスカットラインを見極める。
そんな運用を考えてゆきたいと思いました。
 
 
 
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