システムトレードで分散は意味あるのか? 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

分散についても、システムトレードならではのこと言ってます。

 
 
同一ロジックで、複数銘柄に資金を分散させた場合のバックテストを行ってます。
結果は、
分散させた方が利益は少ないが、最大ドローダウンも軽微。
安定性は増すが、収益性は弱まる。という至極普通な結果になります。
 
耐えられる最大損失で分散も決める。
つまり、一度に10%の資産を失うことに耐えられないなら、10以上の銘柄に分散。
というような具合。
 
このくらいは、当たり前でしょうか、あまり目新しさもないかも。 
 
 
その後、
シグナルが少ない日は資金を集中投入して、逆に、
シグナル多い日は分散させる。 
という、資金をテカズでという考え方が示されます。
つまり銘柄数ではなく、シグナル数で割るという分散。
 
動的な資金管理と言ってますが、
これは、システムトレードらしい。
 
ただしやっぱり、
これをやると、収益性は高まる。取引総額が増える。
ただ、ドローダウンも大きいというテスト結果になるそうです。
 
そんなに目新しいことは無いようです。
 
 
読んだ感触では、なんかコレはコレで難しそう。
今日シグナル多いか少ないか分からないし、
どのタイミングで判断するんだろう。
 
ある程度、同時にシグナル出るもんなんでしょうか。
でも、それだったら、似たような動きする銘柄だったら、
あんまり分散の意味ないんじゃないかな。とも思います。
 
 
それと、 
ここでは、ロジックを複数持つことには言及されてません。 
 
通常は銘柄単位で資金を管理する方が普通なんでしょうか。
バックテストをロジックごとにやるのなら、
ロジック単位で資金も管理し、
銘柄に関わらず、そのロジックのシグナルに幾ら投入するのか、
を管理する方が自然だと思われるのですが、
その辺は、言及されずしまいでした。
 
 
調子の良いロジック、悪いロジックは、時期によってはあると思うのですが、
ロジックで配分変えたりとかはしないのでしょうか、
一年いじらないと決めたら、資金も一定なのかな。
 
分散といっても、その辺は言及がありませんでした。
ちょっと不満でした。

 
 
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