資金管理はポジションも時価評価 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

システムトレードでの資金管理、
そのポイントを引き続き学びます。

 
 
何らかのソフト使って、バックテストを行えば、
資産曲線は自動的にグラフ表示されます。
 
ただし、それだけで判断すると、ちょっとした落とし穴があるといいます。
含み損益というものがそれです。
キャッシュだけに注目して、ポジションの時価評価が反映されていない。
 
在庫無視して、最終損益にだけ注目してるってのと、似てますかね。
 
追証だって時価で評価されるのだから、
ポジションの時価評価も合わせてリスク管理だと、著者は説きます。
 
ポジションの時価も含めた資産の曲線を引き、
その総額でリスクに耐えられるかどうか、
ドローダウンの際、判断する必要があるといいます。
 
実際、信用取引してて、追証発生してしまえば、
含み損を無視したバックテストは机上の空論と化してしまう。
 
 
当たり前と言えば、それまでですが、
資産曲線が簡単に見えるだけに、これは見落としがちと思いました。
他の本では、
含み損を考慮したドローダウンのりスクに言及したもの、読んだことなかった。
 
問題はソフトがポジションも含めた時価資産までグラフ化してくれるのか、
今のボクは知らないことです。
機能が無い場合はどうすればいいだろう。
最大ドローダウンの時、手で計算するしか無いかもしれません。
ちょっと面倒ですね。
 
 
更に、ここでは個別株の信用取引が話題の中心ですが、
FXとか証拠金取引の場合、追証でなく強制ロスカットですよね。
 
仮に自分でロスカットラインを決めたとしても、 
それをバックテストに反映出来なきゃ意味ないですね。
我慢してれば儲かっても、その前に損切りしてしまうこともある。
 
 
ま、ちょっと抽象的に言えば、
バックテストを現実に即して出来るか、
そのドローダウンのリスクを現実的に評価出来てるか、
ということだと思います。
 
見落としそうなことなので、記録しておきます。
 
 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

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