恐怖が人を動かす 人間心理なんてそんなもの

人は不安を原動力として、動くもの。多分遺伝子に刷り込まれてる。
ああ、不安をこうやって消費しながら、暮らす生き物なんだなって、
フト分かった気がした。

ども、相変わらずカオサンでまったりしてます。
うだうだ、ついでに、つれづれに思い浮かんだこと書いちゃいます。

猫がペットに成れたのには、脳的に理由がある。
確かそんな内容のテレビ番組を昔、見た気がする。

狐とか、同じような格好で脳の大きさも大差ない生き物も他にいるが、
多くはペットにはならない。
人間が近づくとかすると、反射的に逃げるような機能が組み込まれてる。らしい。

猫はそれが無くて、人間になつくことが出来るらしい。

これだけ、全世界に広がって、多数生きているんだもの。
人間のペットという、生存戦略は種として適切だったと言える。

そんな話を思い出した。

この記事読んでさ。
イスラエルはなぜガザのトンネルを必死に潰すのか
http://blogos.com/article/92147/
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 トンネルというのは、恐怖を巻き起こすという意味では常に効果的であった。
 国際的な非難を避けたいイスラエルがここまでガザのトンネルを必死で潰そうとしているのは、
 まさにこの恐怖にあるのだ。
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まあ、ホーチミンからクチは日帰り観光ツアーだし、
目に見えないし、いつやって来るともしれない。
そりゃ、米兵は怖かったと思うよ。

ま、8月だし、「戦争反対」って昔から納得行かなくてね。
あたかも戦争っていう悪玉がいて、その対極に善玉な平和居るって構図。
戦争は人間の行為だから、勧善懲悪の悪玉のように存在してる訳じゃない。

今、険しい顔で、「平和」を連呼してる人達、
状況変われば、簡単にひっくり返るだろうな。
信用してはいけない。

子供心に思ったことを、今の自分が言語化すれば、そういうとこかな。
 

人は何かと、恐怖に突き動かされて、動いてるんだと、再認識する。

前回書いた、マクドナルドの件の続きなんだけどさ。
http://sanpome.net/?p=1935

勘だけどね、

添加物の影響よりは、
いわゆるジャンクフードそのものの悪習の方が、体に悪そうだよね。
高カロリー低タンパク。質の悪い油。塩分過剰摂取とか。

騒ぐのは、化学物質の方。
それも、情報公開してないときにはそれほどもでもなくて、
話題になってから飛びつく。
しかも、何が危険なのかの基礎理解無しに「危険」に飛びつく。

見えないものの方が、コントロール出来ないものの方が怖いから。
恐怖がそういう反応を起こさせる。

福島行き決めてから、
殆どの人は危険やリスクを扱わず、不安を相手にしてるんだって、
ようやく分かったんだよ。

なんでこんな非合理な対応してんだろうって、
しかも、結局は依存してるだけ。
愚民の典型じゃん。って思ってたけど。

ようやく、意味が分かった。みたい。

リスクマネージメント的な考え方が出来ない。
そりゃそうだよ、危険をコントロールするんじゃなくて、
不安をどう消化するかが、問題なんだから。

何で、分かりやすい勧善懲悪の物語に落とし込めれば安心するのだろう。
日本固有の問題なのだろうか。
ウルトラマンとか水戸黄門とか、GHQの愚民化政策に洗脳されたからか。

そこはまだ、良くわからない。けど。
スケープゴートとか人柱とか、日本固有じゃないから、
どこかで、人として、脳に組み込まれているんだと、疑ってる。

アンダー・コントロールでないものに、遭遇したら、
何か儀式をやって安心する。
それでもまだ、厄災が続くなら、儀式が足りない。

現実的な対応とは別に、そうやって安心を得てきた。

現代の祈祷だと思えば、納得がゆく。
それはそれで、シアワセだとも思う。

まあ、ボクが社会に出てたら、習得した、
リスクマネージメントの考え方とは、何の関係も無いけれど、
あれは、実際のリスクを扱うもので、不安を相手にするもんじゃないかなら。

危険だと言うけど、逃げない。
安心の儀式は、安全とは無関係だと、改めて理解した。

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