月に生きるものは地球の重力に耐えられない。筋力がもう無いもの。
重力強い方が安定するし。重力軽いと時間が速いんだよ。
アムロみたいなニュータイプというけれど、彼はいつも苦悩してるし。
今日はヤワラーで友人と飲み会、そんな話をしてた。
ども、タイもお盆ですけど、多くの店は営業してましたヤワラー。
美味しゅうございました。ごちそうさまでした。
で、そんな話をしてた。
考える時間があるのは、ギリシャローマの貴族みたい。
奴隷な労働力あってのこと、そんな風だ。
ああ、エピクテトスは墓標に、
「貧しさは乞食同然なるも、不死なるもの友なりき」と刻んだらしい。
ま、奴隷の出で、ホームレス然としてるけど、
それでも、「不死なるもの友なりき」
かくありたしと思う。
そう、カッコイイのエピクテトス。
この短篇集に収録されてる。
エピクテトスは優れて諦めを説く哲人であった。
それは単なる諦めを超えて、自由を得るための諦めであった。
まあ、カッコイイんだよ。
精神をアパタイア（非人情）にすることがストアである。
要するに、自由を得ようとすると、重力から軽くなるんだ。
前に、http://sanpome.net/?p=1901
ワタクシはもはや、所属の重力にも、所有の重力にも耐えかねる存在。
って、書いた。
何か、ガンダムのニュータイプみたいでカッコイイ！ とお褒めいただく。
ま、でもね、アムロはいつも苦悩してるし、最後は廃人だし。
軽い重力を生きるものは、地上では生きられないの。
マン・オン・ザ・ムーンだから。
ミロシュ・フォアマン好きなんだろうなオレ。
彼の描く、荒涼さが好きだ。
ジム・キャリーが怪演するアンディ・カウフマンは、
全盛期の松本人志より鬼才で、この世は幻と言う。
オレ、お金の勉強したんだよ。
勉強すればするほど、資本主義って幻だって学ぶの。
ま、ほとんど概念で出来てるから、こんなに発展したんだろう。
それが、本能に抗うのもよく分かる。
だからねぇ、所有に詳しくなりながら、
マボロシ感が増すから、その重力も同時に軽くなってくんだ。
東南アジアで結婚したら？ って、
家族は一番重力強くてね。日本よりなおさら。
ブラックホールに引き寄せられる小惑星のようで、上手く行かない。
あまりココに居ないし、帰って来なければ死んだと思ってくれ、
それで良ければと言うと、まあダメだねぇ。
月に住むものは地球にはもう住めないもの。
どう時間の加速を感じるのか、説明してみた。
最近、感情の消費の話ばかりしてる。
今年に入って、佐村河内氏とか小保方さんとか、劇場型のニュースばかりにぎわす。
そんなニュース見つけては、飛びついて食い尽くして、また次に移る、まさにイナゴ。
お金をメディアとしてモノやサービスを消費する時代から、
情報を媒介として、感情を消費する時代になった。
感情増幅装置としてのネットの威力はテレビの比ではない。
恐らく、これは、
スマフォでマルチタスクが標準となったことと密接に関係している。
LINEで既読なのに返信無いと不安なら、
ファストな反応するのは、義務だ。
きっと、ヒトは何かに進化しようとしてる。
時間の加速が我が身に及ぶ、その潮流が凄いんだよ。
重力が強いって、拠り所があるから、安定するけど。
それがない分、ダイレクトに来るんだよ。
で、敢えてアンチに、スロー思考やってみてる。
ファスト難しいし。
だから、ニュータイプにはニュータイプの苦悩があるんだ。
そんな話をしていた。
今の時代性の話を続けた。
アムロは、自分を縛る機能を脱ぎ捨て、
仲間のところ還るところで魂が解放される。
昔はそうだった、今は「アナと雪の女王」だもの。
隔絶した雪山に独り篭って、氷の城を築かないと、
Here I stand, Im free. って言えない。
ほっとくと、LINE繋がっちゃうんだもん。
今は山奥でもアンテナ立つかもしれない。
だから最後は、寒くねぇよって、扉ピシャって閉める。
日本は寒いし、オレはニガテだけどね。
ま、そんくらいやんないと、魂が解放されない。今は。
今の気持至上主義って、資本主義とは違うルールで、
それはそれで、相当に、手強い。
時間と重力は密接に関係している。
重力が弱ければ弱いほど、時は加速する。
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