見かけの粗利、税引き後のキャッシュフロー。インカム狙いの不動産投資で最初に学ぶこと。

家賃ー支出=粗利 ですが、営業トークでは粗利を最終利益の如く。
(家賃ー経費)×(1ー税率)+減価償却-元金返済=キャッシュフロー 
で語る人は少ない。
 
インカムゲイン(家賃)で収益性狙いの投資するなら、教科書の1ページ目ですが、 
分かってて営業に有利な言葉使う人と、無理解のまま営業してる人、二種類あります。
 
  
 
まずは、言葉に注意しよう。
クアドラントによって使う言葉は違う。
不動産投資家目指すなら、「儲かる」「年収」「不労所得」とか使いません。
キャッシュフロー、回る、回収、そういう言葉が出てこなければおかしい。
ゲームのルールが違えば、違う概念に基づいて生きている。
概念が違えば、使う言葉は違う。
  
リスクテイクして、払うべきもの先に払って、最後に残るキャシュがリアル。
時間売れば入金の心配すらしない、
内容証明すら書かない世界の住人と同じ世界の言葉使ってんじゃねえよ。
 
ワタクシ、 不労所得という言葉を聞くと、
ああ、向こう側の世界の人と、いつも遠く感じます。
  
 
まあ、それはさておき、
これ、教科書の1ページ目ですよね。
インカムの収益目的なら、
 
年収教に洗脳された日本では、やりやすい、売りやすいトークかもしれませんが、
セミナーとか出ると、イライラするポイントですね。
 
 
 
実は、空き家再生系のセミナーにも最近出てさ。
それ自体は良心的だった。
仕入れ、リノベ、売却して、管理は引き受けるというスキーム。
 
ただ、指値通ったら、
それぞれの業者さんは物件の地元で探せばいいかとも思う。
ワンストップの意味がちょっと弱いか。
上品な区分マンションとは違うからね、収益追う人は。
 
 
いただけないのは、収益性の説明。
単純な粗利で、区分マンションと比較したりしてる。
それって、意味ないよ。
投資スタンス違うから、
 税金対策なのか、
 家賃は減価分と考えてキャッシュを現物で保護するのか、
 収益性キャッシュフロー狙いなのか、
目的が違うから、同じ指標では計れない。

逆に、キャッシュフロー狙いなのだから、
上モノがタダ以下で仕入れたとして、
 リノベ費は減価償却できんの? 一括経費参入なの?
 手数料とやらは、一括経費参入なの?

その明細で、税務署納得するのかどうか、明確にしたうえで、
何年で回収なのか説明しなよ、意味のない比較はいいから。
経年劣化や満室率とか、補正は後でこっちでするから、
 
概算でいいからさ、どうせ数字出すなら意味のある数字をくれよ。

そこまで、強くは言わなかったけど、
業者の方が分かってなさすぎ。

で、多分、レベル低い説明の方が売りやすいのかもしれない。
チャンスでもあり、哀しいところでもあり。
まあ、自分の課題に向き合いましょう。

戸建てのアレなのなら、そろそろ頑張ってもよいかもと、思わないでもない。
なんども言うが、ワタクシ埋められるのなら、場所は問わない。
 
 
 
昔を思い出すように、この曲聞きながら書きました。 

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