既に起こった未来を見極める柔軟さ

2020.03.16 23:00 現在
あーあ、なんで売りポジション載せないんだろ。
月曜朝のFRBの緊急値下げ、日本時間でもネガティブな反応でしたが、
NYの出だしも酷いもんですね。
  
中央銀行のちからでは制御不能と、マーケットが見限った感じです。
 
反発もあるかと、売りに寄せてのオーバーナイトは避けてしまいました。
 
前回同様に同時通訳and解説でリアルタイムで見てました。

ダメだコリャと、東京の寄りは下落に備えました。
あと、
損失の手当のためキャッシュ必要で、
そのため売ることができるゴールドから売られてるとの説明はなるほどでした。
  
週足で見ると、2σのバンドウォークよりエグれてます。
日足で見ると、
一旦の節で、陰線と陽線を繰り返す鯨幕の後、
大きく下落を繰り返してます。
 
まあ、15000円割れが次の節ですね。
 
実体経済と乖離した金融当局中心の力技の株価はふっ飛ばし、
ここからは、
どれだけクラッシュ分のダメージ続くかという展開になりました。
  
 
平時なら、バーゲン・セールですけど、
落ちてくナイフは掴まないのが相場ですから、
スーパーにトイレットペーパー並ぶのを待ちます。 
 
買いたくなる銘柄も確かにあります。
サイバーエージェントとか、底値つけたら買っちゃいそう。

アベマTVのビジネスモデルに懐疑的な人も多かった。
将棋の藤井聡太先生とか、麻雀のMリーグとか、
キラーコンテンツ育ってるものな。
 
とくに、Mリーグは、
人脈と会社の資源と私財まで投げ売ってここまで来たのだから、
オリジナルコンテンツと言える。
 
オリンピック始め、観戦する娯楽がほとんど延期や休止に追い込まれる昨今、
もともと無観客試合のMリーグには、追い風にも見えます。

製薬会社以外にも、リモートを推進するビジネスモデルの銘柄、
伸びそうで有りそう。
 
 
少なくとも、無理に集団で居る必要がない。社会変化は加速しますよね。
「既に起こった未来」ドラッカー先生の言葉ですけど、
 
例えば、
少子高齢社会とか、数年で人口なんか変わらないのだから、
来る前から分かっている、既に起こった未来。
到来するその日を待たずとも、いずれ来ることは分かっている未来。

分からない未来は分からないが、
既に起こった未来は見えるのだから、変化に備えよ。

そんな話だった記憶があります。
 
 
かく有りたいと思うものです。
自分のことはよく見えてなくても、他人の姿が見えるもので、
まあ、
頑固な人ほど、既に起こった未来が見えないもんです。
ストコーマ(盲点)になって、盆が暗いから、見えずに頑固なのか、
順番はわかりません。

願望が強すぎたりして、柔軟に環境認識ができないと、
固執して、既に起こった未来を見落とします。
  
  
 
若いうちに、頑迷で、既に起こった未来の見えない人達と沢山出会ったの、
今は財産だと思います。

ダメな人の大丈夫ほど、大丈夫でないこと学びました。
本にも書きましたが、
 保険の仕事で、「生涯賃金の計算式分かりますか?」  
 と質問され、(一応、大学で数学を専攻してんだけどな)
 まともな数理感覚ある人材はもう入ってこない産業であると、
 そのとき既に起こった未来が見えました。
 
今はプログラマは文系の人がやる仕事だそうです。
コンビニが衰退するときに、人手不足になるのと同じですね。
あ、
ただしどちらの産業も無人化が加速する銘柄なら買い。
それこそ、既に起こった未来です。 
 
 
前の経営者が責任取って辞めて、
この人社長にするなら、株主は再建する気ないだろ。
そんな既に起こった未来を見ることから、社会人をスタートしたのは、
今となっては、幸運でした。
 
当時は頑迷だっただけでなく、
会社を辞めるという選択肢が現実的でなかった。

もともと視野が狭いから頑迷なのか、
頑迷だから視野が狭いのか、
後者だと思います。

現実を受け入れて、
そこから対策をするしかないんだから、
まずは、損切りしてから、体制立て直せよ。
イチからやり直そうって、踏ん切りつけるまで時間掛かったね。
マインドが変われば、自ずから選択肢も探すのに。
 
フラットな気持ちになれない執着があったな。
せっかく就職したのに的なコンコルド。見切り千両でした。
 
 
今の我が事として振り返ると、 
チャート眺めてるとき、念じちゃダメですね。
市場は私の都合とは無関係に動くのですから、
オレの保有ポジションとは関係がない。
念じると消耗しますし、ストレスのもとだし、
シグナルを見落としたりします。

上がるだろうから、買いポジション取るのはOKですが、
買ったから、上がってくれ!!はNG。

チャート見過ぎちゃいけないってそういうことですよね。
 欲心や恐怖から離れ、
 本能、感情、理性が三位一体となって、
相場に向き合いたいものです。
 
 
永井さんの動画見て、トレーダーとしてのあり方学んでます。

逆に枚数増やすというのは、目からウロコでした。

勇気ないからポジポジする。ロット少ないから手が出やすい。
勇気を試されるくらいのロットなら自ずから手数が減る。
 
決断を試されるとこでは、願望が入り込む余地が減るし、
それで間違ったらしょうが無いとも諦めつくので、
逆行かれたら、未練なく切り返せます。

ポジポジと決断の悪さは表裏一体でした。

一日のひとつだけ賢くなるをモットーに、見直しも入れるのですが、
改善はあります。

自分の決断や取り組みが、結果に繋がるトレードの世界って嬉しいです。

労働のマインドを捨て、トレードのマインドを段々とインストールできつつあるようです。
 
あり方が全てですね。何事もBE-DO-HAVEの順。
技術よりマインド。トレードの世界はメンタルの戦いですものね。
 
あと、 
努力信仰とか、行動至上主義とか労働っぽいですものね。
闇雲に動いたら、死んでしまう世界ですから、
労力が報われる訳ではない世界があります。
何もしないことが、より重要な世界があります。
 
 
ワタクシの2020.03.16(月)のトレードは。
寄りでの下落を待っていたため、ポジションを整理することできました。
が、
そのあとの横ばいで無駄なポジポジをやり、コツコツ損失を重ねてしまいました。
横ばいなら、手仕舞って、ノーポジでトレンド出るまで待つ方が良さそうです。

なのですが、後場では、
日銀っぽい、突発的で、不自然な急騰。
こんな人工的なの、一時的で、売り方に食われちゃうよ。
冷静に見ていられました。
お陰で、
 突発上昇で買いのポジション整理し、
 そこからの戻しで、売りポジション乗れました。

思いもよらぬ挽回でしたが、
冷静でいられたのは、進歩な気もします。が、
これこそ、勝ったのは相場のお陰でした。
負けた分は自分の実力。まだ、心がブレます。
 
 
相場師は孤独ですが、
反面、うんざりするような人間関係は無いです。

100%自分の決断の結果。
 
それは清々しいもんですね。
独立したときよりも、圧倒的に潔いです。

もう、無理に集団で居る必要はどこにもない。
既に起こった未来を生きます。

そもそも、今日のこの日が、こんなに早いとは知りませんでしたが、
暴落は既に起こった未来でした。黒田総裁も教えてくれてました。
そのために東京に戻ってきたのですから、
既に起こった未来を生きます。
 
 
 
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