オリラジあっちゃんのシンガポール移住は、閉鎖空間からの抜け駆け。 学園モノ「告白」「ソロモンの偽証」「桐島、部活やめるってよ」 

先日、ひょんなことからリモートの交流会参加しました。
小学校みたいでした。
 ・説明やセミナーは、同時に皆で観て時間の過半を消費。(事前に各自でなく) 
 ・席は固定で、接点無い人と無理やり話題を探す。
 ・入退室フリーでく時間は拘束されるが、必然性に乏しい。
など、
皆決められたことに従うが、目的意識に基づいていない。
あれで成果を出せた人が居るとは想像できない。 

仕事でもそうですけどね。
リモートでやるなら、
 せっかく同期して同じ場を共有してる意味を大事にしろよ。
 逆に、同期する必要がないなら、他でやっとけよ。
 主催者は同期した貴重な時間を無駄に使うなよ。
 参加者の時間も機会も拘束する意味あんのか。
 
あれで盛り上がる訳もなく。。
参加者は時間と費用に満足してるのだろうか? 
会が謳う成果に到達するのは、困難が想像された。
 
 
三つ子の魂百まで。 
 決められたことを守るのは得意だけど、
 目的からの選択、特に所属を選ぶことは苦手、
 
わたくし達は、
子供のときから、そういう洗脳を受けてつづけて現在に至る。
 
猫みたいに大人しくしてましたが、感慨深いものでした。 
教室というもののこと思い出しました。
 
前回に引き続き、ユーミン聴いてます。
 
波動同調の法則。同じ時間空間を共有していても、
未来が違うと、もう仲良く出来ない。
健全なことですね。
 
 
ところで、オリラジあっちゃん。子供の教育もありシンガポール移住。
そんなニュースを聞きました。
youtubeで成功して、お金は潤沢なら、英語か日本語かどうかよりも、
 どんな環境でも、自己選択出来る自立した人格形成できるような教育、
 受けさせてあげたいものですね。
 
ラジオのレギュラー降りてでもの決断、見事ですね。
 
こんな記事を見つけた。
鬼越トマホーク金ちゃん、闇営業問題やお家騒動に便乗して批判した吉本芸人は「今、見ないんですよ」と発言
https://radsum.com/archives/22991

坂井良多:いや…だから、その「会社の悪口言って、会社にいるんだったら、ウチも仕事振りませんよ」っていう。
金ちゃん:そういうこと。だから、僕らみたいに何もない時に悪口言った方が絶対いいですよ。

いや、中田敦彦は成功例でしょ。
 松本人志批判して、
 段々とテレビ降板して、
 自力でプロデュースして、より稼いだ。
 ついに日本脱出。
 
ちょっとづつの抜け駆け、同調圧力からの抜け駆け。
 
あっちゃんのコンテンツ自体の個人的な好みは別にして、
カジサックのような事務所協力でなく、自力で成功は立派。
おめでとうございます。
youtube配信だけなら、場所の制約はないので、
暮らす場所は自由に選べる。
   
彼の抜け駆けは、
個で生きる時代(by斎藤一人)のお手本としたい。 
キンコン西野ともまたちょっと違って、見切りを大事にしている。
テレビにしがみつこうと思えば、それも可能だった。
 
 見切りつけざるをえないものは見切る。主観を抜いた正見。
 そこから戦略を組み立てて、自分の資質が生きる企画。
 実行。検証。PDCAサイクル。
 
 
交流会出てよかったです。
犬も歩けば棒に当たる。気づきは何かしらあるようです。
周到にちょっとした抜け駆け。大事ですね。 
 
 
  
そんな訳で学園モノ、アマゾンプライムで観ております。

10年前の映画ですか、芦田愛菜ちゃんとは気づきませんでした。
通信機器以外は古くなってないように見受けられます。
まあ学園ってそういう存在だし。
 
演出は好みではありませんでした。そこまでやらない方がと何度か思いました。
特にラスト周辺は、無駄にお金掛けすぎかと、
予算余ったのか。会話だけの方がスマート。
もっと突き放して、淡々とした演出の方が凄み出ると思った。 
復讐は静かにやるべし。
 
あとは原作や脚本に、共感出来ないとこあって、
それが邪魔になりました。
 
 バックパッカーで自分の性処理の危機管理出来ない人に、
 好意や尊敬抱けない。一番駄目だよそんな人。
 逆に、
 岡田将生の好演が光る。ああ、それでも、そういう先生居そう。
 
 原作が女性なので、毒な母親描き方とても上手いと思うのですが、
 捨てられた息子は、愛着と承認欲求だけで生きられるかと言うと、、
 もっと愛憎あるはずでは? 
  松たか子が発する「誰でもいいのなら、まず自分の母親から」というセリフ。
 まったくそのとおり。簡単に探せるのだし、
 そう思ってしまう。
 捨てた母を死んだと思うか、愛憎渦巻くか、
 どちらかに傾く気がする、
 現実を改めて確認してショック受けたりしない。
 サイコパスなら尚更ではないか。
  
 第2の殺人も話がブレるだけで、要らない。
 サイコパス感出すための手段にしか感じられず、
 主役の子の掘り下げではなくて、人物造形には不満が残ってしまった。
 
良いアイデア、良い演技だけど、
もっとスマートにやれそうなので惜しい。
 
 
 

前後編で長いです。興味の持続には成功してます。
難しい原作をよくまとめた印象を受けました。
監督のプレッシャーは相当だったと想像されます。
 
キャスティングが特徴的で、
演技経験少ない中学生オーディションで選んだそうです。
成功してますよね。
 
中学生が中学生らしいことで、
オトナの駄目さ加減がよく表現されてました。
 
一本調子の謎解きものとせず、
 クラスメイトの不審死を契機に、
 改めて中学生の現実に向き合う群像劇として描きたかった。
それに好感できるかどうかでしょうね。評価割れるでしょう。
私は単純な謎解きものにしなかったのは、好感派です。
 
謎解きじゃなくて、中学生の成長物語ですもの。
意図を汲んだうえで、その成否を論じるなら分かるけど、
ただ謎解きとしてだけ楽しみたいなら、
間違った会に参加したと、もっと早々にギブアップすべき。
 
 
携帯やネットが発達してしまうと成立しないので、
時代を古くするのは上手い。
が、  
物語としては、警察がダメダメでないと成立しないので、そこが辛い。
 事実の提示なく、そんな理由でオトナは納得するのか?
 現場検証や裏取り捜査はそんなに杜撰なのか?
ちょっと不自然すぎて。
 
 争った形跡が無いこと、
 現場から鍵が消失して、他に誰かいたこと、
 検証で分かることで、
 関係者の足取りも追えたはず。
無能な一方で、やけに学校側に理解を示しているのは、
不自然に見えてしまう。
 
自然にオトナの駄目さを描いて、自然に子供が立ち上がる。
社会の理不尽さを感じさせるように、もっと誘導できたかなぁ。
惜しい。
  
 
不満もあったのですが、
2作とも教室というところ思い出せて、
そりゃ、
こういう社会だからこういう教室になるし、
こういう教育受けて育つのだもの、こういう社会になるし。
堪能しました。
 
それを世界の全てにしない、ちょっとした抜け駆け。
重要だなぁ。
与えられたものが世界の全てだと思わない。
勝手にそんな教訓得ました。 
 
 

画面のサイズにとりあえず驚きました。
吉田大八監督の神の視点で撮るという宣言かと解釈しました。
考察はすでにいろいろされて、充分かとも思います。
追加することもなし。
  
8年前の映画で、演者が若い。
若くカッコいい東出昌大。何でも持ってるのに、
結末は分からないものです。 映画にダブりますね。
   
そして、松岡茉優は、一人だけ抜け駆けしてます。
彼女だけカメレオンです。
アイドルには向かない顔だからと、その道は諦め、
自分の才能を磨く。
他の人に付き合っていない。
この時期はまだオーディションで選ばれたそうで。
双葉より芳し。
役とは真逆で、才能と努力で自分の道を歩んでいる。
人生いろいろでした。
 
 
それはさておき、
個人的には、そんなに刺さらなかった。。
 
監督が投影されてるであろう神木隆之介とか、
野球部キャプテン側だった人には、どのくらい刺さるのかな。

 オレに関係ないから、知ったこっちゃねえよ。
 その限定された空間が世界の全てじゃないし。
 オレはオレの時間が大事。 
 
そんな感情は思い出させてくれましたが、
私とは違う世界の住人達、ちゃんと逃げなきゃ。
今の自分の中途半端さは逆に実感しました。

まあ、コロナで人間関係、疎になるといいですね。
高校ならもう、
リモートで学びたいときに一人で学んで充分成立しますから、
自分の時間に有益でないものとは、距離置きたい。

もちろん、あの閉塞感は見事に描かれているのですが。
出来がいいのに、自分には微妙という。
こういうこともあります。

 いや、この世界だけが世界でもないから、
 どこで生きるかは、自分で選ぶよ。
 
出会いたい人が、同じ波動であるように。
類は友を呼ぶから、
行動よりもあり方を大事にしたいと思った次第。

これから疎になるなら、いい時代です。

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