キム・ヨナの4年

ども、相変わらず、修行進まず、
金沢でまったりしてます。
そろそろ天気回復してきたから、来週からはどうだろうか。

そんな訳で、テレビっ子な日々で、昨日もオリンピック見てました。

で、もひとつオリンピックネタやります。
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140222/soc14022217310026-n1.htm
 
 
キム・ヨナ、その重圧は幾許だろう、想像もつかない、
ニックネームは国民の妹だそうだ、

兄とか妹とか好きだなぁ。
まー、儒教は人を幸せにしないよ。
序列にばかりこだわって、礼節育つ訳でもないし、

って、話しはおいておいて、

実際キム・ヨナ選手の演技は素晴らしかった。
あれで、銀それも点差ある銀ってことに不満な人も出ることは分かる。
素人だけじゃなく、カタリナ・ビットなども批判してるらしい。

ワタクシ、金でも不思議は無いと思ったけど、
今はあれでは銀、って言われれば、それはそれで納得ではある。
 
完璧な3回転より、着氷乱れた4回転の方が点が貰える。
それが今の採点基準である。
皆、承知の上でプログラムを組んでいる。
もちろん前回の金メダリストだって、例外ではない。
 
でも、新しい大技を開発することを選択せず、
競技人生の集大成として、
これまで培ってきたものでの最大限のパフォーマンスを選んだ。

優雅ではあったが、安全な完璧とも言える。

時代の価値観がそれを肯定しない。
そう読み解いたほうが、適切だと思うよ。
 
 
リピンスキーが出て、15歳の浅田真央なら金メダルという時代があった。
難度の高いジャンプが正確に飛べれば、高得点なのか?
まるでエビみたい、美しさを感じないという悪口もあった。

荒川静香、キム・ヨナはその対立軸にあったと思う。
隅々まで神経の行き届いた、スムーズな演技。高い芸術性を感じさせる。

一方、ジャンプの技術革新は止まらず、
果敢に大技挑む人より無難にまとめた方が勝ちって、いかがなものか?
っていう機運が、ここ数年のトレンドであろう。
キレイな3回より、ブサイクな4回という今に至る。
 

技術なのか、芸術なのか、
振り子のように揺れながら進化してる競技である。

今のトレンドが加速すれば、
ジュニアの方が強いということも常態化し、
ピークは10代で、選手寿命の短い競技になるかもしれない。
また、行き過ぎれば、振り子は逆に振れるかもしれない。

こういう競技はどうしても主観に左右されるけど、
採点基準とその背景という文脈は切り離せない。
 
 
「できることは全て」という彼女の言葉通りの演技であった。 
持てる能力の最大パフォーマンスという選択を、
4年という時間は、ちょっとだけ時代遅れにした。

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