ども、晴れるっていいですね。暖かいし。
ちょと時間あるので、
昨日お昼のセミナーのレビューします。
バリ島で、ホテルタイムシェア投資というもの。
ま、不動産というべきか、紙の金融商品と呼ぶべきか微妙ですが。
国土交通省の管轄だって、言われたそうです。
セミナーの目的はこの商品説明であった。
バリの治安、人のモラル、快適さ、
新空港近くの将来性ある立地、
日本人による信頼性ある施工、
この辺の説明は素直に納得。
インドネシアで外国人の不動産は難しい。
敢えて、そんなチャレンジしたこの業者さんに拍手する。私は。
ただねえ、うーん、残念なこともある。
導入は金利の話で、
どの国で、金利は何パーで、何年でどのくらいになります。
って、各国比較。
なんだよ、
金利高と通貨安の話すんのかと思ったよ、インドネシアだし。
そんなことより、商品説明しろよ。
まずは、法的な権利関係。
現地法人は100%子会社で、土地使用権でホテル建設。
ここまでは、インドネシア国内法に基づき、粛々と進んだとのこと。
で、
親会社日本法人と日本の投資家との間でタイムシェア契約。
これは、日本の法律の下、契約する。
タイムシェアは区分のように部屋は無いけど、
投資割合で、ホテルの収益に対し権利発生する。
ここでは、
管理費など経費は毎月引き落とされ、年次報告で収益分配される。
自分で滞在も可能だか、その分は収益から天引きされる。
区分所有じゃ、インドネシアの国内法でメンドクサイ。
で、現地法人一括として、ファンドっぽいけど、
日本でリーガルチェック受けて、
不動産の所有、つまり国交省の管轄と言われたそうな。
不動産なら、減価償却できるの? ホテルは経年劣化すんでしょ。
難しいらしい。
じゃ、毎月の経費負担は、経費計上できんの?
応相談だ、そうだ。
ドル建ての投資だという。
いや、聞いてんのはドル円の為替リスクじゃないよ。
ホテルの収益はルピア建てじゃないの?
フラジャイルなルピアとドルの間の為替リスク、あんのかって聞いてんだよ。
ま、観光収入だし、どれくらいルピア安影響あるか分かんないけど、
為替の発生するポイントは明示しないと。
業者さん、
聞かれりゃ、ちゃんと説明すんの。
投資としての評価は投資家がする。
業者として、アカウンタブルであってくれ。
それがあるべき姿だと思うんだが、
現実は、
「どの国で、金利は何パーで、何年でどのくらいになります。」
からスタート。つまり、
顧客層は金融リテラシー無いことを前提にしてる。
フラジャイルなルピアと言って、
イメージ湧かない人が手を出すべき商品とは思えない。
だが、
適切なリテラシーの人を買い手としてたら、
捜す方が売るより大変だろう。商品の良し悪しに関係なく。
投資は判断できる人になってから、
Be,Do,Haveの順って、そういうことだけど。。
ああ、オレ今、日本に居るよ。
こんなチャレンジングな商品の説明聞く歓びと、
その説明内容の背景を想像する哀しみ。
ま、同じ空がどう見えるかは、心の角度しだい。
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