夢見るチカラと昭和の設計

ども、名古屋で金沢行きのバス待ってる間に書いてます。
ま、天気よくて良かったな。

今回も、
仙台、蔵王、東京、豊橋と皆様お世話になりました。
ありがとうございました。今後共よろしくお願いします。
 
 
ところでフト、思い出しました。
ウルトラセブン作ってころの円谷プロを素材にしたドラマ。
昔NHKで見たような気がする。脚本は市川森一。

当時は、ベトナム戦争の最中で、
アメリカはウルトラマンのメタファだから、
いろんなこと、考えながら脚本書いてたって言ってました。
なんかのインタビューで。
 
 
で、何の話かというと、住宅ローンのこと。
続きです。
 
サラリーマン時代のワタクシ、
住宅ローンなんて滅相も御座いません。
会社に頼らず、スキルアップって考えてましたから、
一番、明日なき我が身な頃でした。
 
不動産投資始めた頃でしたか、
何度か、お誘いいただきましたよ。

ええ、もちろん丁重にお断りしました。
だって、違法っぽいんだもん。
自分の住宅用でないのは、基本はダメでしょ。
 
賃貸併用住宅っての50%までなら、住宅ローン使えるって、
一時話題になりましたよね。
あれって、設計大変なのか、ハードル高そうで。
金利有利でも、中古物件ほど回らないなぁ。って感想でしたね。
 
まあ、何にでも、例外はあります。 
区分マンションを住宅ローン、これはイイ。
めぼしい物件出て、住宅ローン引ければ。
あ、ただし、
ユーザー価格じゃなくて、投資家価格で買うの前提だけど。
で、仕事の都合で引っ越さねばって、貸してしまう。
 
このヤドカリ作戦は、洗練された投資家の方でも、
実践例あるんじゃなかったかな。
住宅ローンと聞いて、一番有効そうだと思った作戦だった。
 
 
 
あ、そういえば、先日も、
飲み会で銀行の悪口言ってた気がする。
 
手数料ビジネスで、何であんなデカイ図体保てるのだろう。
金貸しの本分を忘れてるよね。
ほとんど本店審査だし、リスク評価出来る銀行員に会うのは希だった。
読まないなら、三期分の決算書なんて要求すんなよ。
 
 
閑話休題。
 
で、住宅ローン。不動産のエキスパート曰く。

アレの審査は物件評価は関係無いんだよ。
って、説明受けて、驚いた記憶がある。 
 
担保はあくまで、その人物の勤務だから。
その人に貸すのであって、物件に貸す投資用とは違う。
働いて返して貰えばいいのであって、
イザってとき、物件の価値でカバーするものではないらしい。
 
物件に貸す訳じゃないから、
人物が堅ければ、リスク低いとみて、金利安いんだよ。
しかも長期で。まあ生命保険くらい掛けといてくれれば。
 
なるほど、
住宅ローンばっかりヤってたらバンカーは生まれないんだろうなぁ。
 
 
ま、それはさておき、
ああ、住宅ローンって一生働きますって、契約なんだねぇ。
このシステム凄いなぁ。
誰が考えたか知らないが、賢い人が居たもんだ。
 
地価は上がり、建設業界は潤い、人は真面目に働き、
金融は回る。
銀河の果てまで進めるね。
 
 
ああ、オレがあんまり「経済成長」にいいイメージないのは、
そのせいかもしれないが、
 
 
新築マイホームって、今日より明日を夢見るチカラ。
 
昭和の夢に、個人の投資は似合わない。
日本の経済成長の構造設計に、全額賭ける。
チマチマ、リスクマネージメントなんて面倒くさい。
 
彼らは、リスクが恐いんじゃないんだよ。
そんなこと、馬鹿らしくてヤってらんないんだよ。
 
投資家は誰でも小心で。
住む為に住宅ローン組むような豪快な生き方は、、
 
滅相も御座いません。ワタクシ如きでは、無理です。
 
 
夢見る才能に乏しいオレは、
現実を小さく一つ一つ見て、生きてゆこう。
そう思った次第。

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