ども、そろそろ金沢を離れます。
今回も大変お世話になりました。
これから、どういう活動してゆこうかな。
ある程度は、マネタイズも考えないといかんか。
何かでお金を得て、それで好きなことやるってのは、
求めるものとは、ちょっと違う。
二段階方式はいま改めてやることじゃない。
ある友人が、
「そのことが好きで没頭することも出来ないようなら、プロには向いてない」
と当たり前以前のことを言っていた。
好きでもないけど、プロレベルで出来てしまうって人はまず居ない。
好きで、能力も高いのは当然で、
その中でも、プロで食べて行けるのが一握りな業界はザラである。
その友人の周りには、
軽い気持ちでプロになろうとする人が居たのかもしれない。
が、その姿を見て、
こういう人とは関わっちゃいけない。オレとは目指すものが違うのだから。
って思うのが普通で、
そのときに、わざわざ当たり前以前のことを言ってる時点で、
そのメンタリティがプロ向きではないんだがなぁ、、
それはさておき、
プロじゃなくて、プチクリエータするにはどうすればいいだろうか。
儲けなくてもいいから、好きな活動をトントンにできないかなぁ。
今や、喰えてないプロなんてザラなんだから、
アマチュアなクリエータと横一線なんだよな。
発信するのにプロ・アマの差はないし。
どっかの自治体がデザインただで募集して、
プロな人が中止に追い込んだニュースあったよね。
プロな生活は今後難しくなるし、
もしかしたらその分、アマに生きる余地が増えてんのかもしれない。
と漠然と考えていて、
森内先生がずーと名人な理由は分かりにくい。
多分、分かりにくい秘密があるのだろう、
そう思って読んだ。そしたら、その秘密が書いてあった。
私は、二〇一一年の秋から一二年にかけて、十一連敗を喫した。
棋士生活が始まって以来の連敗だ。
名人位にありながら恥ずかしい成績ではあったが、
自分の中に焦りはなかった。
調子が悪かったのは間違いない。
それでも目先の勝利だけを求めて無理するつもりはなかった。
もっとうまく戦えば、いくつかの勝利を収めることはできたかもしれない。
しかし、その勝利からは得るものが少ない。
凄いな。
にんげんだもの。
米びつが一杯でも、底が見えてもいい勝負はできないって思う方が普通。
しかも名人の座にあって、平然と負けている。
ああ、そういえば、この人よく「納得行く負け」って言うよな。
敗色濃厚なときほど、徹底的に考え、チャント負ける。
負けは必要経費で、成長に繋がる負けこそが後の勝利のもと。らしい。
負け将棋だからこそ、
制約なく納得行く手が指せるということもあるらしい。
どうせ、全部は勝てない、
なら、そのときは、
「勝たねばならない」という職業人のスタンスを捨てて、
純粋に研究しちゃおう。アマチュアみたいに。
勝負でなく純粋に棋理を追求したいというプロも居るし、
目先の勝利より全体の実力が大事と悟るのも当然かもしれない。
けど、
そんなこと考えてるプロが居るなんて衝撃。
負けてもなお学ぶことができるのも、将棋の良い所なのだ。
と永世名人は言っている。
言うは易しだか、実現してるレベルがすげえ。
アマチュアだけど、プロ(マネタイズ)って考えてたら、
プロだけどアマチュアって達人に出くわした。
人生って不思議ね。なんか関係があるのかな。
22日、新大阪近辺で、会費3500円くらいで、飲み会やります。
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