「メルマガ」20140501シラチャーでプロパガンダな手法

おはようございます。あ、こんにちはですね。
シラチャーにおります。今日もいい天気です。バンコクよりもいい天気です。

今日はメーデーでタイでも休日なんですね。
ベトナムがこの時期連休なのは当然としても、
指定された公式なお休みは、タイでは今日だけって、教わりました。

今はカフェで休憩しております。
ウエスタンスタイルの重めの朝飯を食べてしまいました。
ちょっと重めの話をしようかな。

プロパガンダの話。
http://sanpome.net/?p=1313

イデオロギーはどっちでも一緒です。基本似たようなもんです。
ま、依存一択です。
だから、どっちも嫌いです。

プロパガンダな作法についてなんですが、

 途中までは、「科学的」に論理武装する。
 不安と優越感を煽る方向に誘導する。
 最後は印象で語る。

これは、感情に訴えるマーケティングです。
安いけど、非常有効ですよね。
人間の心の一番柔らかい部分を刺激しますから。

反政府なら左に、国家への仮託なら右に、で、
本質的な違いはありません。

自分がこういうやり方をしてしまうこと、
に自制は効かないのかな。
そこ、放棄するのかしないのかが、
人間のモラルの最後の砦だと思うんだけどね。

右側の例も出そうかな。。

原典については訳あって控えます。
今朝これ目に触れたのは、シンクロニシティ感じます。

南京大虐殺は濡れ衣だ、

中国人向け反日アンケートを載せる。

通州事件を詳細に伝える。

という流れ。
アンケートも通州事件もデータに基づく。
でも結論は印象に終始する。

南京大虐殺の事実を争うなら、チャントやりなよ。
通州事件で謝罪や賠償求めたいなら、そういいなよ。
(中華民国だと相手が微妙だが)

なんでこうなっちゃうんだろ。
中国人を貶めても、
日本の名誉回復にはならないんだが、
内向きな感情の消費を満足してしまう。

その態度では、
敗戦国による歴史の訂正という、困難な作業はより遠のくのに、
未来へツケを残しても、今の自らの満足を優先してしまう。

福島の線量の危険でも、歴史的不当な不名誉でも、
対象は構わない。
何故そこで、感情の消費に訴えてしまうのだろう。
内輪向けなマーケティング手法を採用してしまうのだろう。

危険地域の住人を疎開させるべきだと、本気で思ってないでしょ。
国際裁判所とかで訂正認めせさせようと、本気で目論んでないでしょ。

その満足は貪り。
どうせやるなら、チャントやればいいのに。
報われても報われなくても。
インスタントが好きすぎないか?

でも、需要あっての供給だからなぁ。
雁屋哲、真面目に取材して、真面目にレポートしたら、
スピリッツの部数伸びたかな。
売れるとは、バカに見つかること。(By有吉弘行)

自分が多数派でないときに、
どんな情報発信の手法選択するのが、価値あることなんだろう。

とりあえず、オレは絶望が足りないな。
と今朝は思った次第。

また明日。

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