働くことも、所詮、需給の問題だし。勝敗は無いけどボクは働かないオジサン

うーん、ブラック(でなくてもいいが)企業をどうやって、卒業するものなのか、
更に、その後は、どういう考え方で生きて行くのだろう。
 収入を得るために、供給側として需給のマッチングを見つけること。と、
 満足の需要を得る側としては、どう折り合いをつけるか。
職場から抜けだした人達の例を幾つか読んで、その両面を見る。
ワタクシの脳裏にも、あんな事コンナ事、走馬灯のように去来した。
 
 
ども、プノンペンは降ったり止んだりで、
今、なにげにコンビニに併設されたオサレカフェで休憩してます。
いやー、プノンペン。交通量増えて、物価も上がってます。
外資呼び込み成功でしょう。しばらく投資に好環境続くでしょうね。

そんな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか三歩目です。
 
 
こんな記事を読んだ。
 
優秀な上司が自ら会社を去っていく
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1407/07/news036.html
サラリーマンたるもの、優秀なら出世してしまう。
どこかで、プレーヤからマネージャに視点切り替えないとイケナイ。
そんな主旨でした。
———————————————————————
 会社から離れて、自分でやりたいことをする、
 もしくはやりたいことをやらせてくれる場所を見つければいいのですから。
 ただ、それはそれで結構骨の折れること、ですけどね。
———————————————————————

と結んでいる。それはそうだけど、
「大きな枠組で自分の仕事を捉えないと」と言いながら、サカタ氏の方が視野狭窄に見える。
 

需給のマッチングにズレがある場合は、
 供給内容を変えて市場に合わせるか、
 市場を換えて需要を満たすか、
のどちらかで、
どちらも「結構骨の折れること」に変わりはないよ。
社内での成功をより重視する理由は無いし、困難さはケースバイケース。
 
 
この記事の例のように、
会社に拘らず、かといって関係も切らず部分提携してる人も居る。

独立するか、会社員を続けるかの二者択一ではない
http://toyokeizai.net/articles/-/41962?page=4
———————————————————————
 会社の仕事を社外に拡張し、やりがいを得ることに成功している人たちだ。
 -中略-
 「サラリーマンがもうひとつの立場を持つためには、
 一定の専門性はもちろん必要である。
 しかし飛び抜けたレベルまでは求められてはいなくて、
 むしろ対人関係力が重要だ」と話している。
———————————————————————
 
やっぱ、需給とのマッチングじゃん。
この例は、特殊な能力より、適切な需要だよね。

こんなの特別な例という人は、自分の思考の限界を正当化し過ぎだろう。
何の試行錯誤もせず。
 
楠木氏も書いてるとおり、所詮働き方の問題に過ぎないんだから。
 
 
ま、働かないおじさんのオレが言うことじゃないけどさ。
いやむしろ、働かないって選択肢まで、場合によっちゃアルんだから。
 
 何かを提供して、収入を得る。供給側と、
 満足を得るために、何をするのか。っていう需要側。
 
そのデザインを、既存のフォーマットにだけ頼ろうってのが、
ちょっとラクしすぎだろうなぁ。
ラクしようとした結果、オレは時間を無駄にしたかな。

この本読んでそう思った。

経歴も多少ワタクシと似てる。ま、ゲームのことは分からないんだが。

会社がブラックだからとか後付けで、つまんないから辞めたんでしょ。
それで正解だと思うよ。

それから、キヨサキ先生から学んだり、
今はアフィリ中心に生計立ててるらしい。

興味深かったのは、
廃人ニートだったときの、左翼思想を憎んだネトウヨ化のクダリ。
同じダメなくせにあいつらは旨いことやりやがって! ってとこかな。

本人はダメなままでは終わらず、

そこから、資本主義社会の成り立ちを見つめなおして、
自分なりのポジションを見つけて行く。
 
現代ニッポンで生きるには、適切な態度と言える。
 

無駄に学校行ってしまったという。
ま、既存のフォーマットでラクしようした結果だよ。
ラクしようとした分、無駄に対価払ってしまった。
身につまされるねぇ。

まあ、ワタクシの場合は、運良く。
日本の資本主義社会の歪みをレバレッジに変換できたかな。
今思うと、理に適っていた、という幸運があって、今がある。
当時、構造を分析しきれてた訳じゃない。幸運だった。
 
 
ところで、働くこと続けてると、
お金以外にも、やり甲斐とか手に入るのだろうか。
満足もあると思うんだよね。
 
働くの卒業した後は、何処に満足見つけるのだろう。

あ、そうか損得教の人はそう考えるから迷いないんだな。
という例もついでに見かける。

元SEで投資に成功し、働くの卒業した知人が、
あまりにブラックな企業の内実について、どう対処すべきか葛藤。
そこで、
「納得行かなくても、得にならないことはしない」というアドバイスを受ける。

まあ、どう対処すべきかは、何を求めるかによると思うが、
そうだよなぁ。一神教の世界はラクだなぁ。
どんだけ成功してても、どこまでも、得の追求で、幸せになれる。
資産も満足も両方得られて、二度美味しいと言える。
でも、そのストイックさは無理だなぁオレには。
損する場合は、やりたいこと出来ないんじゃ、カネも自由な時間も意味ない、
と異教徒の私はつい思ってしまう。
 
富裕な生活に興味無い人はどうすれば、いいんだろう。
元ゲームプログラマの佐々木さんも物欲無いらしいし。
 
 
ま、そんときはそんときだな。

自分と世の中との関係性デザインするチカラあるんなら、
おそらく、なんとかなるだろう。

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