6時過ぎたころ戻る。さあ風呂入ろう。
昭和な廊下を渡ると、その先が湯殿である。
先客が居て、呉羽から来てるおじいさんが入っていた。
神経痛系の持病があり通ってると言う。
レトロな銭湯風味だが、お湯は凄い。確かに、効きそう。
鉱物にコーティングされてゆく感覚が残る。保温効果が高い。
宿のオジサンは、洗い流さないと2時間、汗かき続けると言ってた。
呉羽のおじいさんは言った。
復興関係の仕事で長期滞在した人が、このお湯で腰痛が治ったと。
これは確かに。
じんわりと体の芯まで熱が届く湯である。
なぜかフト、
「放射能は微量でも危険です」という左翼系のカフェに貼ってあったポスター思い出す。
とにかく入れば、これは効くと実感できる。
呉羽のおじいさんは元左官屋さんだそうだ。
この辺の建物はすべて震災後に建て替えられた。
バブル期に建てられた建物は跡形も無い。皆震災でヤられた。
今は大手ハウスメーカの軽量鉄骨が主流なので。
腕のいい大工でも需要が無い。仕事は逆に減ってしまった。
昔は、
福島から北茨城に掛けて、こういう温泉宿が点在していたが、
今は、健康ランドに圧され、ここくらいしか残っていない。
新興住宅地らしい変遷も聞く。
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