夜中のダッカ。宿探しは苦労する。

[2015.03.12]
バスを降りる。もう日付は変わった。
安宿街のあるオールドサダルから、そう遠くはないらしいが、
どのくらい歩けば到着するのか見当がつかない。
 
CNGでオールドサダルまで行ってもらう。二人で200tk。
行き先はShadman Hotel。ガイドブックに最初に載っている安宿である。
 
10分くらいで順調に到着したが、宿にはフルと断られる。
 
こんな時間に外国人が安宿探すのでは、致し方ないか。
道々、見つけた宿で断られる。
暫く歩き回ったころ、
 
日本語流暢なオジサンに話しかけられる。昔日本で働いていたという。
事情を話すと、
貫禄あるオジサンが案内してくれるという。ここで店をやってるという。
 
さっき断られたホテルに行く、
オジサンの顔で泊まれるかと思ったがやはりダメ。

次も断られた後、
ようやくNawabpur通りのHotel Osami Internationalにチェックイン。
ツインで800tk, テレビ、ファン、水シャワー、トイレは手桶。広めの部屋。

昼間に外観確認。

もう1時を過ぎた、かなり疲れたが、ハラペコでもある。
その後、まだ開いている近所のレストランで、
チキンビニやり(トッピング込)頼む。130tk。

遅いので心配だと、宿のスタッフが付いてくる。
そういえば、パキスタンでも似たようなことあったと思い出す。
 
水シャワーを浴びた後、朝は昼近くまで寝てた。
 
 
 
ダッカで安宿泊まるのは苦労する。
今回は、真夜中だったけど、真夜中でなくても、ダッカの安宿探しは大変。
シングルで350tkくらいからが相場だけど、安いシングルはフルと言われること多い。
外国人は面倒くさいから敬遠される場合だけでなく、本当にフルの場合も多い。
 
チッタゴンからダッカに戻ったとき、明け方宿探したが、やはり何軒か断られた。
そのときは、現地の人が丁度チェックアウトして入れ替わりで泊まった。
 
シーズンもあったのかもしれないが、
安く泊まろうとすると競争率高く、外国人は不利。
 
 
 
人の親切は素直に受けるべきか。
向こうから日本語で話しかけてくる人は100%怪しい。と言われる。
まあ、ついて行っていいこと無い。
 
だから、オススメは出来ないのだが、
ダッカでは、人の親切なければ、宿泊まれなかったと思う。
 
 
この時は夜中、商店街の顔役の人の案内。
その次、ダッカに戻ったときも、クリスチャンだと言う男性が宿紹介してくれた。
どちらも、400tkのシングルで。
ガイドブック頼りに宿当たるのでは、難しかった。
 
人を信じてよいものかどうか、
この辺は、勘としか言えない。
 
 
 
勘が悪いのは不向き。
若い人は対人能力高いけど、急所で勘が悪い。そう思うことは多い。
いや、古くても勘悪い人いるんだけど、
 
勘悪くて、貧乏旅行するのは、不向きな国だと思う。バングラは。
 
その日も、 
連れの大学生が、手数料要求されるんじゃないかとか、ピンぼけなこと言うのでイラっとした。
高そうな指輪してる身なりからして、悪い人ならもっと高額なこというだろう。
 
本来なら、失礼でなければ、こちらからお礼すべきケース。
バイタクの兄ちゃんだったら、礼を言って大目に渡すところだ。
この辺の顔役らしいオジサンにはお礼を言ってお別れした。
大物そうなのでお礼は言葉だけで。
 
一泊で他に安い宿をとか言い出すのでまたイラッとする。
この状態で明日12時までにチェックアウトするのはきつい、(案の定、朝遅い)
見つけるまで大変で、保証もない。
それで安くなっても一泊50tkがせいぜい。それでどのくらい時間費やすか分からない。
 
 
状況を判断する能力に乏しい。情報感度が鈍い。
基本、聡く、合理的で、無駄なことは一切しない人なのだが、
ガイドブックに350tkの宿があると書いてあれば、そのまま信じるタイプ。
 
 
この国のより田舎を抜けて行くのは、ちょっとどうだろう。
旅の行程を楽しむタイプでもないし、
インド側から北上した方が無難ではないか。
 
インドの方が悪い人は多いだろうけど、
旅人が踏み固めた道が既にある。
 
 
結局、昼からダッカの散策に付き合ってくれて、
翌日、彼はコルカタ行きの国際バス、BRTCで1700tkを買う。
私は、チッタゴン行きのバスに飛び乗る。
 
彼がコルカタに戻るというので、正直ホッとした。
老婆心ながら、判断基準が価格しかないので、ちょっと不安に思った。
 
 
相手の親切心と、お金の出し入れ、
総合的な呼吸で、必要なこと手に入ればいいのだけど。
とても勘が悪いので、
ネットもつながらず、「地球の歩き方」だけが唯一の情報源で、
どうだろうかと、思わずにいられない。
 
 
彼は合理的な判断するので、
自分でも快適な旅にならないと断定したのだろう。
 
 
個人的には、インドより楽しい。
国の勢いを感じていた。

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