どうやら筋肉痛は出ないみたい。体が農作業に慣れたのかな。
昨日はたそがれファームの田植えを体験学習。
たそがれファーム園主の菊池さんは、岩澤塾で学んだ。実践してると訊いて見学に行った。
故岩澤信夫さんの提唱する自然農法の稲作は、不耕起、冬期湛水である。
不耕起は耕さないこと。
冬期湛水(たんすい)は冬の間も田んぼから水を抜かない。
沼地(ビオトープ?)のような状態にしておくこと。
ということは、
をブックオフで買って読んでいたので知っていた。
動画もUPされてた。
沼地に微生物や糸ミミズが繁殖して、
田んぼの粘土質の土の上に、栄養のあるドロの層を作る。
このため肥料いらず、雑草も抑止する。
完全無農薬、化学肥料無しのお米は、
農協に卸すのとは別次元の価格でネットで売ってたりする。
ワタクシ、自給自足の目標をコメを賄える状態になる。に置いてる。
ひもじさからフリーはやっぱ米だと思う。
で、農薬は使わない。化学肥料も出来れば避けたい。
エコに目覚めた訳ではなく、第一にコスト的に高すぎ。
第二に、農薬は取り扱いを間違えそうなのが怖い。
操作を誤ってのアクシデントは怖い。
そういうことをやらかしそうなので、農薬は使わない。
その上で、労力に見合う収穫量なのかどうか、
買った方が安いしラクとなってしまっては、心折れてしまう。
自然農法は謳い文句とは異なり、
収量は上がらず、手間も多いという噂も聞く。
実際のところどうなんだろう、
ココ秋田でも、実践してる方が居るらしい。
ネットで調べて、連絡とってみると、
田植えのときに見学に来てくれという。
[2015.05.25]
で、晴れた日曜の朝、冬期湛水の田んぼに向かった。
既に植えてある田んぼ見れば、通常の田んぼと違いは歴然としていた。
去年刈り取った後がそのまま残っている。
植えたばかりなのに、水藻多い。ドロももっこりしてる感じ。
タニシがデカイ。
ドロの層を抜けて、粘土質の土まで届くように長く成長した苗を植える。
と、本に書いてあった通り。
会員の方、大学のボランティアの方と一緒に、田植えを手伝う。
もうちょっと、水抜いてくれればいいのに、
10cm程のドロの層の上に数cmの水。長靴がハマって、身動き取れない。
手首まですっぽり埋まっても、なかなか苗が粘土まで到達しない。
機械化しても、通常の田植機では無理だと分かる。苗が底まで届かない。
専用の田植機があるのだが、(乗るのでなく)手押し式ではキツイ。
これ会員制で、皆んなでワイワイやるのは楽しいけど、
少人数ではキツイかとは思った。正直。
雑草取りは、今後計三回行うというので、
機会あれば、どれ位の労力なのか、確認してみたい。
会員やボランティアなど組織化してゆくか、
あるいは、倍の労力を掛けて、倍の値段で売るか、
継続するには、全体の仕組みがなにがしか必要だろう。
その点、たそがれファームは、
周辺の理解、会員の方々の関係、大学ボランティア、
とても上手に運営されてるみたいだ。
ワタクシは、陸稲をトライしよう。
子供のころ、畑で稲を育ててる光景を見た記憶がある。
そもそも水田をヤルには、一人では大変過ぎる。
種まきから脱穀まで日本に居るとして、
畑でお米と野菜を自分が食べる分だけ。
多少換金作物もあれば、なお良しだろうか。
いろいろ実験中なのだが、
とりあえず、耕すと、水を撒かなければならないと分かった。
趣味じゃないんだから、毎日そんな大変なことはしたくない。
自給自足はプロではないが、趣味でもない。
「土いじらない」だオレのは。
むき出しの土は熱しやすく冷めやすい。乾燥しやすい。
いきなり過酷な畑にデビューさせるのは厳しい場合は、
苗を育てるにしても、広い畑に水撒くより楽だ。
多くは必要ない。
最少労力で最大効率が欲しいだけ。
スタンスは投資のそれとなんら変わりはない。
ただ、今度は自然のレバレッジを使う。
簡単に生き延びたいと思っている。
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
メルマガ 三歩目の不動産投資で海外移住。