お盆にセミナー三昧と生存戦略のモデル

ども、出荷もピークアウトし、お盆真っ最中に本州周遊中で、
今、東海道新幹線の中です。
新幹線って、意外と座席狭かったんですね。LCCよりちょっと広い程度。
電源も全座席じゃなくて、窓側ノミなんですね。
あと車内WIFIくらい飛ばせばいいのに。
 
高い割に、意外と利便性は大したことないですね。
3列の高速バスの方が勝ります。
 
地方空港LCC活性化して、
新幹線は高級感もっと演出して差別化進めて欲しいものです。
 
メルマガには少し書いたのですが、
終戦70周年記念ということで、最近図書館で読んだ本とかも、書こうかと思うのですが、
柏に寄る前に、2,3東京で出席したセミナーのことでも。
 
 
出版、社会起業、都心マンション投資、この三種類に参加してみました。
それぞれ、思うところを。

1.出版
 出版業界は基本斜陽産業で、あまり未来を感じない人が多いかと思います。
 質にバラつき大きいですが、斜陽産業の人材だなあと会話してそう感じることも多いかな。
 
 そんな中、今回は元気ある出版社の「企業出版」セミナー。
 「企業出版」とは企業が販促の一貫として本の出版を利用するもの。
 
 バックエンドの商品があって、
 本を読んでもらった人にその成約という階段を登ってもらう。
 コンサル系とか、説明商品の場合、特に有効な戦術かな。
 
 で、
 トータルの企画プロデュースをする代わりに、
 出版の段階で出版代金を支払うタイプの契約をする。
 というのが「企業出版」。
 本の販促、フォローまでは全力で対応するとのこと。
 
 バックエンド商品とリンクした事前のマーケッティングリサーチ。
 そこからの企画立案なので、
 別途コンサルフィー取ったほうがいいんじゃねえのと余計なお世話が浮かぶ。
 逆に出版という紙媒体にアウトプットが限定されるのが、弱点にもなるかなと、
 
 まあ、
 普通に本を売るのは難しい時代のビジネスモデルの進化の一形態を学びました。
 自分の体験に照らしあわせて、なるほどと得るものありました。
 
 
 ワタクシの場合、出版の企画は2度経験あり、1勝1敗です。
 1勝の方は、出版に至り、おかげ様でそこそこ売ってもいただけました。
 
 最初は貨幣や為替について本質に近いところで、もっと書きたいとも思いましたが、
 やり過ぎると読者が居なくなってしまう。らしい。
 テーマは根底に置きながら、全面に押し出すのは違うものにしよう。
 コンセプトを固めて、章立てと流れを決め、
 執筆を開始しました。
 やりとりは全てメールでした。
 
 ワタクシの実体験ありきの企画でしたので、
 話はトントン拍子に進み、出版に至りました。
 売る方でも、頑張っていただいたようです。
 
 
 しかし、商業的な成否とは別に、今ならでは視点もあります。
 「商業出版」では本を売っての利益が目的ですから、沢山売れた方がよい。
 これが「企業出版」との違いで、あくまで販促の一環ですから、
 ターゲットの外の人に売れても仕方ない。
 リサーチの段階でここは徹底的に絞り込むと。
 
 繋がりたくない人と繋がることは「苦」ですし、
 意図が伝わらない人に買ってもらっても悪い。
 質の良い関係性を構築できないのでは意味が無いのではないか。
 今回自分が漠然と感じていたことを言い当てられたみたい。
 
 有料なら殊更、「誰に」を意識しないとイカンなぁ。
 大事なのは、嫌われる勇気ではなくて、
 繋がるべきでないものと繋がらない勇気。売らない勇気。
 
 ま、費用を掛けての出版をヤル気になるかどうかは、また別の話で、
 もっとハードルの低い電子媒体中心であるべきかとも、考えさせられました。
 
 
 1敗の方は出版社の企画ありきで、そこに私が嵌めこまれるというもの。
 編集側は、実体を伝えることよりも、受けのいい内容を望んでいたらしく、
 それでは私の信用を失う。
 また、そちらの担当分として取材するということも何もせず、
 企画が物別れに終わったときにも、
 このテーマで書くときはお互い相手コンテンツに接触しないようにしようと、
 約束したにも関わらず、私のブログからの流用が判明する始末。
 ホントに、斜陽産業の人材だと痛感した次第。
 
 そんな例は論外ですが、いろんな意味でピンからキリです。
 この業界で生き残って行くのは、単に編集というレベルを越えて、
 メディアプロデュースへ進化したところじゃないかな。
 
 
 
2.社会起業
 社会起業大学無料体験セミナーに参加してみました。
 http://socialvalue.jp/lesson.html

 
 「社会起業」の定義そのものにあまり共感できませんでした。
 「社会貢献を第一に考えるが利益がなければ続かない。」ということが骨子。
 そこは明確には分けられないジャンルだから、
 NPOでなくビジネスとして起業考えるなら、あまり意識しないほうがいいのではないかな。
 
 結果として社会貢献になっているかどうかは、思いと実体とは微妙にズレるものだし、
 合法的に長期的に継続してるということは、何らかの社会的な意義はあるということだし、
 
 「社会貢献を忘れてはいけない、ただし利益を出し続けないと続かない。」
 というくらいの言い回しが、調度よい場所なんじゃないだろうか。
 
 思いだけが前のめりな人に、現実を意識させ、
 提供するサービスが市場で成立するものなのかどうか、
 冷静さを取り戻すキッカケにはよいと思う。
 が、
 うーん、費用に見合う効果が僕には訴求されなかったな、今回のプレゼンでは。
 
 それと、目的に社会的意義があるのは分かるけど、
 会社を辞めての起業というリスクを取らせることが果たして良いことなのかどうか、
 
 そこまでリスクを負わなくても、
 そこそこの責任とそこそこの負担で出来るやり方ってないのかな。
 顧客獲得に実績積んだ後から起業、完全独立という流れで出来ないのかな。
 
 プロデュースとインキュベーションのあり方は、大学とは別のモデルで考えたいところかなぁ。
 志は素晴らしいんだけど。
 
 
 
3.都心マンション投資
 かなりガチガチの初心者をターゲットにしてたらしく、
 このまま、年金がどーの、利回り計算を初歩から解説とか続いたらどうしよう。
 参加者少ないし、途中退席はしづらいなぁ。
 そんな出だしでしたが、講師の業者さんはベテラン。
 参加者が既に物件所有の投資家と知って、途中で軌道修正してました。
  
 まあ、
 お盆の最中、投資経験もない人がこういうセミナーに参加するとは思えず、、
 ちょっと企画にアンマッチ感が。
 
 良し悪しや投資適格かどうかはこちらが判断することだから、
 そんな説明は要らない。
 御社はどういうスタンスでどういうサービスを提供するのか、
 それを説明しておくれな。
 
 a.都心の手堅いエリアの単身向け、で築10年程度までの区分。
 b.一旦、買い取った物件を販売する。
 c.販売後管理をフルサポートで請け負う。備品の保険も含む。
 
 
  a.都心の手堅いエリアの単身向け、で築10年程度までの区分。
   確実に資産価値があって賃貸に出して困ることがない。
   問題なく融資も引ける。
   確かにそういう物件を例にあげていた。
   新築もあり。ただちょっと新築は手がでないかなもう相場的に。
   
   勉強になったのは、築古とか出口をどう考えるか。
   
   この後、特にオリンピック後は土地の二極化進むだろう。
   山の手線の内側とかは、もう新築は建たないか。最後の再開発を終えて。
   これからの新規供給は郊外のファミリータイプはあるだろうけど、
   特に駅近で単身向けで比較的高級なものは、新規供給は限定的だろう。
   だったら、古くたって、資産価値は残る可能性高くなってるかなぁ。
   
   都心のもう供給されない立地の築古区分について考えてはいた。もともと。
   だから、都心の区分のセミナーに出ようとも考えた訳だけど。
    
   相変わらず、イケイケどんどんなのか、それはもう無くなって行くのか、
   業者さんの動向が気になっていた。
   
   結果は、
   上モノより立地が全てという傾向は強まるのではないか。特に都心の単身向けなら。
   築古だから手が届く値段で、値段以上の価値のあるの、希に出ることもあるかも。
   
   オリンピック後に向けて、
   土地の意味の考え方少しづつ変えていってもいいんじゃないか。
   日本にいて、しかもローカルなところだと、尚更、そういうこと考えます。
   
   
  b.一旦、買い取った物件を販売する。
   仲介じゃないから、責任を持って瑕疵担保を全うすると言ってましたが、
   瑕疵担保は取引の材料の一つに過ぎないし、
   こちらの味方に立つエージェントなら、
   仲介手数料を払う価値ある業者さんもいるんじゃないの。
   もちろん、ヒドイケースは重々承知だけどね。
   
   買い取ってからの販売の真意はそこじゃないでしょ。
   
   優良物件だったら、まず抑えないと。
   仲介で売買の成立待っていたら、さらわれちゃうよ。今は。
   
   兎に角、物件抑えてしまって更に管理も含め売れるパッケージにブラッシュアップ。
   ということなんじゃないかな。
   
   初心者向けなのも、オールインパックですよというウリだからこそだろう。
   買い手側としては、旨味がある可能性は低くなるけど、
   元が都心の築10年程度だもの。素人が川上で掴めるチャンスはそもそも薄いし。
   
   
  c.販売後、管理をフルサポートで請け負う。備品の保険も含む。
   管理はかなり強力なフルサポートで、
   こないだ風呂の給湯器が壊れて、しかも都市ガスというワタクシには、
   備品に保険が掛かるというのは心惹かれるサービスだ。契約年数次第だけど。
   全額じゃなくて、カバーする上限が決まってるし、水回りは対象外だけど、
   それでも、メンテも含めオールインパックは、意味があるとは思う。
   
   確かに区分の場合、一棟ものに比べ管理の業務は少ないだろうけど、
   販売した後も、全て至れり尽くせりです。
   というモデルは手堅い都心の優良な区分という商品には合ってるだろう。
   
   お金はあっても投資には疎くても、失敗させず、
   手堅く資産を残せますよ。というモデル。
   
   まあ、物件の仕入れが全てだなぁ。
   新築で経年とともに、価値の下がるエリアでは逆にレ◯パレス化しかねないが。
   
   ホントに優良なエリアならアリな考え方だと思ったよ。
   
   
 
生きるのに適切なモデルって、生存戦略はあるよね。
芽が出てしまったサツマイモから茎を育て、畑に植える。
秋までで間に合うかな。

 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
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