味噌作り手伝いながら、凄いものとどうしようもないもの

今日は味噌作りを学ぶ。
WWOOFでも他のとこでも学べるかもしれないが、
彼の思想性とその言動の一致に只々感動するしかない。
 
 
今、会津の方の山間部におります。
寒いです。
でも、寒さを補って余りある経験させてもらってます。
自然農を体現する若者から学ばせてもらってます。
 
 
 
とりあえず、今日手伝った、味噌作りの様子アップします。
[2016.04.03]
 
ダイズは最低18時間は水に浸す。

芯が無く、万遍なく水分を吸収したら良し。

 
 
一晩待ったら、火にかける。

 
沸騰する温度で炊く。


 
小指で潰れるほどに炊けたら、良し。 


ときどき、サンプルチェック。
 

炊けたら、杵と臼でグニグニと潰す。原型を留めないように。 

結構重労働である。
 
 
麹と塩を混ぜ準備する。麹はマメと同量の重さ、塩は14%とした。


市販の味噌はもっと減塩だか、それは雑菌の管理が徹底してるから。
ある程度の塩分は自家製なら必要。
 
PG
まずは、塩と麹を混ぜる。

 
潰したマメと混ぜる。 

文字通り手作業なので、結構な重労働。
 
残った煮汁で、硬さ調節。


この煮汁も無駄にせず、カレーに入れたり、温床用の養分に使ったり。
 

更に、ハンバーグの要領で、空気抜きしながら容器に移す。

 
 
空気を抜いてビッチリ敷き詰める。

 
ラップをかけて、 

 
塩で蓋する。空気が入らないように注意する。


 
 
後は麹菌の働きを待つ。
 
 
 
彼の言行一致ぶりに、只々感動するしかなかった。
いっくら環境問題に興味あるからといっても、
ここまで、徹底した生き方出来る人は少ないだろう。
 
温床づくりとかも手伝ったの。 

 
ビニールハウスが一般的になる前のやり方で、
微生物や菌が栄養分を分解する熱で、苗を温める。
ここに土をかぶせて、サツマイモの種イモ育てたり、
苗ポット置いたり。
 
踏み固めるのは、空気を抜いて、微生物や菌の活動を制限するため。
温度が高くなり過ぎないようにする。
 
 
すごいところは、その養分の土台。
ダンボールコンポストやったことあるから、
そういうもので、熱発するのは知ってるけど、
 
米ヌカ、雑穀の籾殻、藁、落ち葉、余ったマメの煮汁、生ごみ、
さらに、人糞!
 
温床の土台部分はいずれ分解されるので、
それはまた肥料に使う。
 
兎に角、循環が徹底している。
 
農法も、川口式の自然農で、
有機肥料もマルチも必要を感じないという。
 
 
声高に何かを主張するでもなく、
ただ淡々と、循環型の生活を実現している。
 
改めて、雑穀を中心とした食事の数々も紹介したいと思う。
 
 
 
日本が不安だって言ってる奴ら、結局自分の老後が不安なんだよ。
古いシステム壊れて、自立と自衛の時代が来るだけなのに、
それにキャッチアップ出来ないから、
まだ国家単位の繁栄にぶら下がろうとする。
 
もう充分我が世の春を謳歌しただろうに、
まだシャブリ尽くすつもりかよ。
 
国だの企業だの、そんなもん信用せずに生きてる方が世界標準じゃねえの。
憂うべきは日本の衰退じゃなくて、自分達の古さだろう。
 
 
凄いものと、どうしようもないもの、
ますますコントラスト激しい時代になりますね。
 
 
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カテゴリー: 喜多方市山都, 移住先を探して タグ: パーマリンク

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