システムトレードでの資金管理 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

システムトレードらしい資金管理ってあるのかな。
続けます。

 
ロジックの章が終わり、資金管理に移ります。
 
 
除々に削られるのではなく、一気に損失出してしまうことがある。
売買ルールの失敗より、資金管理の失敗の方が致命傷に直結する。
 
という前フリから始まります。
 
で、資金管理の内容を定義します。

 ① 資金の配分方法(ポジションサイジング)
 ② 運用方法(単利、複利)
 ③ 資金量の制限(レバレッジの大きさ)

②、③は最初に決めることのような気がします。
少なくとも、自分ならそうします。
どうやらメインテーマは①のポジションサイジング。
どんな配分で複数のポジションに分散(集約)させているか、ですね。
   
ですが、
最初に言及されているのは②でした。 
単利でバックテストして複利で運用してはいけない。
最初単利で様子見て、イケるとなれば複利運用するのは一般的らしいです。
ただし、それなら、複利でバックテストしてから実戦投入せよと。
 
複利ってのもレバレッジですから、ある意味、
単利では少しのブレでも、時間経過とともに影響大きくなります。
それ忘れないようにとのこと。
 
まあ、
やることと違うシミュレーションしても意味ないですよね。
願望も含めて、ムダな感情を使わない為のシステムでもあるのですから。
 
当たり前の前提の上で、
バックテスト繰り返すし、
最大ドローダウンに耐えられるかどうか、を見極めることが要諦なようです。
 
最大ドローダウンの対処は、
時価評価と2%ルールについて言及されてます。
その詳細は次回に譲り、それから話はポートフォリオに移ります。
 
そんなに分量ないので、ここでは、
最大ドローダウンへの対処がすべてと考えてもいいかと。
 
オートマチックな仕組みなのだから、
そんなに考えること多くないのは当然かもしれません。
むしろそれは、好ましいことだと思いました。

  
 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

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