西野と組長と「なりたい未来」を引き寄せる方法 <評価経済>

以前の続き、キンコン西野vs猫組長の件。


もうちょっと掘り下げる意味あると自分にとって分かったので書きます。
1.時流の変化に伴い、視点の転換、概念の拡張が起こるとき二極化する反応。
2.心理的反発という二次感情のホントの意味。
どちらも意義深いテーマ。 

最近シゴトにも慣れたんだなって、石原加受子に学んだ。
 
 
 
おはようございます。
ダウ二万突破のニュースに色めく人々のニュース見ながら、ブログ書いてます。
ちょっと興奮気味でしょうか。早起きしちゃいました。
 
リベラルが衰退するのには時流という理由があり、
その時流に適した人が当選します。
リベラルはそのトップを憎しみの標的にせざるを得ません、
人は人しか憎めませんもの。時代を恨むのは精神的に大変ですから、
ただこの世は適者生存と納得したくなければ、仕方ありません。
 
そうこうしてるうちに、夜が明けてしまいます。
 
 
ま、それはさておき、
キンコン西野vs猫組長を題材に、時流の変化と普遍的な人間心理について、
 
 
 
1.時流の変化に伴い、視点の転換、概念の拡張が起こるとき二極化する反応。
 「金持ち父さん、貧乏父さん」って有名な話ありますよね。ロバートキヨサキ。
 
 あれって、
 労働と投資が対比されてます。収入と資産とも言えます。クアドラントの違い。
 
 時流的には金融緩和が起こり、年金システムがひび割れ、自分運用に迫られ、
 つまり投資が身近な存在になり、かつその考え方が普通の人にも必要になる時代。
 
 そんなときに、
 労働は美徳で、投資で儲けるのは悪。って貧乏父さん的な反応ってあります。
 要するに視点の転換、概念の拡張が出来ない。
 
 いや、しないのとは違う。
 オレは野球よりサッカーが好きってのと、
 野球はダメなスポーツでサッカーは素晴らしいって言うのじゃ意味が違う。
 貧乏父さん的反応って、後者。
 
 被雇用は大抵は安全な時間との交換で、投資は大体はリスクテイクとの取引だ。
 ゲームのルールが違うだけで、単体での優劣や善悪に意味ないよ。
 その活動自体に善悪はあるが、悪事の労働も、善行な投資もその逆もどちらもある。
 手段や参加の仕方で判断しても意味ないよ。
 って、説いても頑迷な例をハワイの人は描いた。
 
 同じです。猫組長。
 評価経済的な動きって、情報が普通の人にも身近になったから。
 貨幣だけで計るにはちょっと不十分。ニュートン力学と相対論の違いみたいな。
 その概念の拡張についてける人とそうでない人がそりゃ生まれます。
 アーリーアダプター、いやパイオニアとレイトカマーって言うんですか、
 
 ああ資本主義経済的には聡くても、その先はダメだったのね。
 うーん、むしろ成功体験って捨てにくいって例かもよ。
 
 ま、この世にニュースは無いってそういうことかもしれません。
 でも、彼のお金の知性を考えたら、その限界って興味深いですよね。
 にんげんって。
 
 
 ただ、ここでのフリー戦略は、
 買ってくれた人、出版社や書店など様々なステークホルダー納得するかどうか、
 戦略としての成否はまた別だと思います。
 まあ、反応見てると、買った人の文句じゃなくて、
 それ以外の人のどーでもいい、貧乏父さん的反応なので、
 オレは悪手と思うけど、成功しそうだなって見てます。
 
 どーでもいい人達の反感を燃料にリーチ伸ばして、
 届くべき人に届くジェットソン方式を読み切ってるなら、上手ですね。
 
 
 
2.心理的反発という二次感情のホントの意味。
 今日はこっちがメインテーマなのですが、先にすべきだったか。
 えーと。
 「見下す」という言葉を使って反発するのは、
 「金銭の奴隷」という自覚があって、自分で自分を裁くから。
 それを打ち消す為に、西野という二次感情な怒りの対象が必要。
  
 西野氏のベクトルは拡張する方に向かってて、
 猫組長の限界とか、
 資産運用の代償にバンコクでうだうだ過ごす自由が無いとか、
 そんなこと攻撃してはいない。
 勝手に見下されたと思っただけ、自作自演です。
 
 そこまでは、前回のあらすじですが、
  
 今回はこんな本読んだ。

 タイトルは成功亡者的ですが、内容はそうでもありません。
 感情という情報の捉え方と、そのために自分を認知すること。
 認知の効用を書いてます。
 
 ま、たしかに、ちょっと下世話界隈に寄せてて、
 満員電車に揺られたくないってノゾミとか例で出てきますが、
 そんなもん、
 一時間早く起きれば大抵解決するし、
 一時間早く寝ることすら困難な環境ならまず引っ越せよ。既に損失の方がデカイよ。
 大それた願いもクソもないと思いますが、
 昔の自分に言ってやりたいですね。
 
 おっと、脱線。
 で、猫組長の感情は分析できるとして、
 何でその猫組長の反応にオレは反応するのかって話です。
  
 お金に聡い人って、結局それだけなんだ、つまんねぇな。
 って失望の哀しみすね。一次感情は。
  
 カリスマ投資家、赤井さんとか、沢さんとか、その取り巻きっていうかフォロワーとか、
 それだけで何もないのね。
 で、お金に聡くなれただけの人とか、聡くもない人とかに囲まれて、
 人を育てるは一流で、財を残すのは何流なんだっけって、格言思い出したり。
 そんな経験をなぞるのですね。
 
 オレそれなりに頑張ったんだよ。
 もっと刺激受けるような人に巡り合うご褒美もあると思ってた。
 それが裏切られた失望です。
 身勝手な失望です。
 
 短距離走の練習してる人に、
 100mのタイム凄いけど、
 陸上競技者なのに棒高跳び出来ないじゃんって文句言うようなもんです。
 お門違いです。
 
 ワタクシ、
 猫組長の発言に、そんなお門違いな失望思い出したんです。
 トンチンカンなとこに投網打つ方が悪い。
 
 テーマに合った内容に長けた人探せよ先に。
 楽して兼ねようって、怠惰過ぎる。怠惰は代償を伴うね。
 
 
 
って、最近、少し距離感もって眺められるようになりました。
働いてみて、職場環境が良いからでしょう。
今は昔と違い、(自分視点で)悪いのと戦ってないです。
  
良いものを大切にし、悪いものを避ける。が出来てるのでしょう。
その態度一貫させれば、その黄金の回転が回り出す。
って、心理カウンセラーの本↑に書いてました。
 
どういう心理のスパイラル引き起こすか、それが引き寄せ。
金持ち父さん的には、頭の中が現実ってことですね。
  
  
昔引退したときは、悪と戦うことが目的化してました。
IT土方って土木関係な方に失礼な言葉ですが、
機械的にコーディングするだけで何の技術的向上もない。
その空虚感に負けたくなかったのでしょうね。 
 
いや、職場選べよって話です。
そうじゃない環境もあるし、人も流れてる。
今頃、気付きました。
 
随分と遠回りしました。これ近道だったでしょうか。
頑迷なワタクシにとっては。
 
まあ、これくらいの代償払ってようやく分かるってのが、
今のワタクシの実力だなぁ。。
 
投資も労働も両方やってみると余裕あるみたいです。精神的に。忙しくても。
 
大谷スゲーってのと、柴崎ヤルじゃん。って両方楽しめる方がトクだしリッチですよね。
何事も。

 
 
 
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