書評「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 やっぱ個人の顧客の創造


↑これを読んだ後、遡って読んだ↓。

ちょっと前に読んだのだが、
顧客の創造 維新追悼に寄せて
を書いたら、フト気になって改めて読んだ。
 
誰を顧客としたら、ボクはシアワセになれるんだろう。
環境の変化に合わせた顧客の再創生が必要だけど難しいもんだな成功体験って、
そんなケースをボーっと眺めてたら、改めて考えてしまった。
 
 
仕事を久しぶりにしてみて、ありがたいことにお金は得ることが出来た。
でもやはり、共同体でしか得られないような感情は「職場」では得られない。
自分の中では、そこそこ辛辣な形で再認識させられることとなった。
まあ、同じことをして違う結果を得ようというのは狂気だもの。
 
 
 
そんな訳で、橘玲読み返してみた。
同じテーマでも、古い方のが、むき出しで再度刺激を得た。
 
世界を経済、政治、共同体の3種類の空間に分類するという認識は一貫してる。
持って生まれた宿命と、環境への適合を考え、
この仕組みの中で「幸福」を得る方法を模索する。

経済(貨幣)空間では富は得られても、
共同体(愛情+友情)空間でなければ承認欲求は満たされない。
それにシアワセを感じるように、進化の過程でDNAに刻み込まれている。
 
これからは、「好きなこと」で「評価」を得るのが、幸せへの道と説く。
ま、簡単ではないが、そのための「空間」は開かれているんだし。
  
 
 
ということらしいが、
言うは易しで、 「好きなこと」で「評価」を得るの実践はそう簡単じゃない。
橘玲はモデルケースとして、以下の手順を示すが、

 1.好きなことに人的資本を投入。
 2.ソレをマネタイズ出来るニッチな市場を獲得。
 3.更に既存の組織から収益を確保する。

これ成功するには、2が全てだよね、顧客の創造。
 
橋下徹さん、「顧客の創造」に成功しきれず、引退したんだよね。
(国政への進出するところでコケたとワタクシは見る。)

失敗した市場で未練がましくても、後に残った人たちに迷惑なだけじゃね。
いっそスパっと手を引いて、
自分は新しい市場目指せばいいのに、

人の姿みて、そう感じるってことは、
自分の至らないとこ、察知してるってことだなオレは。
 
 
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カテゴリー: 2017, 書評、映画評など, 評価経済 タグ: パーマリンク

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