もちろんTVerもあります。
未放送地域の皆さんすいません!万年2番手だった麒麟川島が転生したら千鳥おぎやはぎ山里を従えるメインMCだった件#川島転生https://t.co/kpJdQ1Kkoa pic.twitter.com/dXMl4Zgx3c
— 佐久間宣行 (@nobrock) March 22, 2021
ちょっと古くなってしまいましたが、Tverで観ました。
感動的に面白かったですよ。
TVバラエティ番組の構造と、そこで生きる芸人さんの生存戦略を、
メタ視点で眺めて、異世界転生というアイデアを持ち込んで、
予定調和をはずしながら、演者に未知の挑戦をさせる。
現場離れたくないから、テレ東社員辞める佐久間Pだけじゃなく、
作りてみんな面白がって実験的なことしてます。
それが画面越しでも伝わってきます。
大変だけど、楽しいだろうな。
奇しくも同日、
NHKプロフェッショナル仕事の流儀「庵野秀明スペシャル」放映されて、
こっちの方が話題でした。
実は、「シン・ウルトラマン」予告編観てしまって、期待大。
「シン・ゴジラ」面白かった人は間違いなく楽しめるでしょう。
3.11以降の今と同時代性を描いてくれる、「シン・エヴァ」と違って。
組織や法規が現実に即したリアリティを持つ。
原点回帰を強く意識。庵野秀明が撮りたいものに本気。
西島秀俊はじめ役者さんもやってくれそう。
特撮パートも樋口監督頑張ってくれてそう。
個人的には、CGのソリッドな質感も好きです。
夕方の再放送で子供のころ観てたの思い出します。
ほんとに、
「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」、
それから、
多分アフターコロナの世界を描く「シン・ナウシカ」とか、
優先して欲しいものです、過去の自己模倣よりも。
で、興味惹かれてしまい、
NHKオンデマンドにお金払って、観ました。
サラリーマンとアマチュアの対比が印象的ですね。
QCD(品質コスト納期)の制約を守りつつ、ベストな結果を出す。
そんな、
きっちり仕事して報酬得るタイプのプロは、今回出てきません。
イチローですら、好きなことを仕事にしたら楽しめないと言う。
番組タイトルと異なり、
Sクアドラントの住人の仕事ぶりとは違うお話が展開されます。
庵野秀明はもちろんアマチュアです。
もちろんそれはそれで偉大なことです。
「シン・エヴァ」は自己資金ですから、好きにしたらいいと思いますよ。
で、
取材したNHKの人たちはサラリーマン然と自らを描いてました。
用意された定形フォーマットに落とし込むことばかり優先してます。
予定調和が退屈な庵野秀明自身から、
面白く撮ってくれないと、映画が視聴者に面白いと思って貰えない!!
と、説教食らってます。
出社するとかしないとか、どうでもいいよ。
最初から想像した奇人ぶりを撮りたいだろうけど、
カラーのスタッフ無茶振りして、そこで起こるアクシデントをちゃんと撮れよ。
理解してもらえてないことが分かりました。やり直します。
命削るクリエータは庵野秀明一人じゃない、
どんだけ行きあたりばったりでクレイジーな現場か、
なんでちゃんと描かずに、予定調和に嵌めようとするんだろう。
サラリーマンだから、決められた通りやればいい。
想像を越えた面白いもの見せようって気はないのかな。
いや、
ブラックでも努力して、頑張ってるのは分かるけど、
マインドが。
カラーのスタッフさんも、
優秀な人は集まってくるけど、
庵野監督にOK貰うことが目的になってしまってる。
彼を超える面白いもの魅せようという野心は感じられない。
憧れからの承認を得ることが目的になっては、
クリエータとしては終わってしまう。
作品の責任はすべて庵野秀明という名前に集約されてしまうのも、
どうなんだろうな。安全だけど野心は持ちづらい。
楽しそうだけど、内向きな組織は危険だな。
ま、本人はこれで信者からの呪縛を解かれて、
義務感じゃなく、want-toで作りたいもの作って欲しいですね。自由に。
今後、経営的な理由で、
またリメイクせざるを得ない日が来ても。
スタッフに任せて、介入せず、
自由に作りたいもの作って欲しい。
have-toで作ったもの観たくはない。
どうせ命削るなら、楽しんで削って欲しいものです。
で、NHKのこの番組観て感動してる人って、、、
やらされ然と仕事してる人ほど感動してそう。
ホントは直したいけど、時間も予算もない、要件は満たしてるので、やむなし。
っていう経験したことあるのかな。
できるだけ品質上げたいけど、
納期もコストも守ってこそプロだしな。
そういう葛藤の経験あれば、
単純に「感動した」とはならないと思うんだが。
とはいえ、
生活掛かってますから、安全第一ですよね。
仕事に余計なこと期待してたなと、今は反省してます。
そんなに憎んで否定しても、好影響は何もない。
現実を受容して、
嫌なことは避けて、ただその場を離れれば、それでよかった。
もっと許せばよかった。
そんなに憎むのは、自己嫌悪のせい。
エヴァンゲリオンらしいテーマの本読んでます。
自己嫌悪が元なので、
嫌いなものから離れられないメカニズムが説明されます。
家族も仕事も。
勝手なビジョンを押し付けてました。
対策は、
嫌なことは辞めるに限る。
ま、
自分の人生を生きるには「親殺し」が必要と、私も同意見です。
著者の方は、私よりもずっと努力が好きそうで、
いろんな対策書いてます。
逃げる一手、ですけどね。まずは。
それから、
憎しみを手放す努力は私でもしましたけどね。
著者より私の方が、いっぱい手放してます。えっへん。
自分が自分の親になって、彼らをその責任から解放してあげなよ。
感情とは別に、現実的対処は粛々とすればいいのだから。
仕事で許す修行はまだまだです。
ああ、そういえば、
同じ放送局でも、この毒親は神回でした。
TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season第15話(第74話)「唯一の救い」をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました!
来週の放送もお楽しみに!!Illustration:Lu taiwei(原画)#shingeki pic.twitter.com/tqoZEMKKWw
— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) March 21, 2021
義務じゃパフォーマンス出ませんよね。
存在を賭けた強烈なモチベーションって凄いものです。
幸せにはなれないけれど。
エヴァンゲリオンは今の私の目では、
毒親が中途半端なのが、気に入らないんだよな。
こんなの見捨てりゃそれでいいじゃん。マイペンライだよ。
って、思ってしまう。
と、書いてたら、
技術的なご立腹の動画見つけた。
なるほどー。
彼は、親(宮崎駿)殺しをやろうとしてるのか、あの映画では、
だったら、映画館まで行こうかな。
三時間近いのはキツくて、トイレ休憩しちゃいそうだけど。