憂うなら、憂うべきことを

ども、チェンマイにおります。
まあ、それはさておき、

外から見た日本はどうですか?
って、訊かれて、

心配する必要ないことを心配し、
心配すべきことを心配しない、
随分チグハグではないか。
心配するなら、そのチグハグさを心配すべきではないか。
 
そんな話をした。
 
 
自分の不安を投影によって打ち消す。
それって、利益の先食いに似てる。赤字国債みたい。
 

敢えて極端な例を引用する。それに賛同する人達もいる。

大事なのは、大局的な判断力だと思うが。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1373.html
 

壊滅的な結果と、今なお完全に独立的とは言いがたい状況を引きずる、

この結果に対して、大事なことは、

「それでもなお、やる気まんまんだったこと」だろうか?

ただ反戦、非戦を叫ぶだけでは、何の学習もないが、

情報リテラシーと決断。
その内容の精査がなければ、歴史から学ぶ賢者ではありえない。

後で書くけど、自信喪失とかどうでもいいよ。そこは心配しなくて。
むしろ学習すべきことをクリアできたか、については心配しろよ。
 
 
それとね、利益の先食いってのはさ、
自己肯定という自分の満足を優先しすぎ。

コレクションっていうけど、歴史の訂正は、
これから長い道のりで、次世代に引き継ぐこと、

私は歴史的事実を認定できないが、その数字は明らかにムリって感じることはある。
敗戦国が事実に反する訂正を求めることは、大変な労力。
自己肯定の満足優先されると、より困難が増えるよ。満足先食いした分だけは。
その借金、次の世代に払わせるの?

日本が求めるべき歴史の訂正はそこじゃないだろ。
明らかな不名誉の訂正すら困難にするよ。
  
   
自己肯定について更にいうと、
道徳について言及してたはずなのに、途中で経済力や国際競争力にすり替わっている。
清くあることと、勝ちたいのは全くの別物。
その2つは、むしろ相反する。

経済力に拠らねば、自己肯定できないってのが洗脳じゃないの。
 
経済の成熟により、規模縮小や草食化は避けられない。
心配するところじゃない。中韓だって、いずれ同じ道。

その着地において、どのように振る舞うかで、民族の真価が問われよう。
  

そりゃ、大変なハードランディングではあるが、
日本人はしなやかに粘り強く対応しているように見えるけどね。
そこはあまり心配しなくても。
 
むしろ問題は、情報リテラシーや大局的な判断力。
日本人は犠牲に見合うほど、歴史に学んだと言えようか。
 
原発の収束にあたり、今後も多くの負担が想定されるのに、
話題になるのは、山本太郎の直訴。
彼の行動以前に議論の質が貧しすぎることをどう考えるのだろう。
そこは、国民として自信喪失すべきじゃないかな。

負担の話をしようとすると、口をつぐむのは、左翼だけじゃない。
  
誰もが利益の先食いを目指してる。

自分たちの世代がどこまで負担し、
次世代にはどこまで、負担してもらうのか、

高度成長期に洗脳された価値観に基づく自信の回復の前に、
もうちょっと俎上に載せてもいいんじゃない。
  

モラルが高いことが誇りなんでしょ。
だったら、自分の満足優先ってことは、恥でしょ。

若い世代の欲の薄さより、古い世代の強欲の方が、よっぽど憂うべきこと。
 
 
「不動産投資の始め方」が発売になりました。
http://sg-biz.com/dvd/yamazaki.html
 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
メルマガ 三歩目の不動産投資で海外移住。



メルマガ登録三歩目の不動産投資で海外移住。



無料メルマガ インフォマグ


社会・経済ニュース ブログランキングへ

カテゴリー: 未分類 パーマリンク