ども、今日もチェンマイはいい天気です。
「大きくなったら何になりたい?」
幼稚園や小学校でこう訊かれた経験をお持ちであろう。
日本で教育を受けた方なら、大抵は。
私も訊かれた。
陰謀論者曰く、
職業を答えるように予め用意されているのは、洗脳。らしい。
オレもそう思う。
将来どういう存在に成りたいかって、
イコール職業とは、限らない。
むしろ、
生活してく仕組みの確保と、どういう人でありたいか、
この2つは、関係が低いかもしれない。
フト、
子供に自立教育を施したい。という親御さんのご意見を目にした。
多様な経験をさせて、「どういう仕事したいか、どこに就職したいか」
を自分で決められて、
その範囲の職業や進学先、職域をサポートしたい。らしい。
うーん、親御さんの愛情は理解する。
いろんな経験させた方がイイも分かる。
けど、
指導者としては、ちょっと危険かな。申し訳ないが。
成って欲しいのは、
「自己決定出来る人」なのか、
「望みどおりの就職が出来た人」なのか、
ゴールの精度が雑な気がする。
まあ大抵の場合、
自己決定って、困難や犠牲を伴うから自己決定であり、
環境が与えられたから、自己決定できる人になる訳じゃない。
スムーズに選択できること自体は、合理的な判断程度で充分なんだから、
機械だってできる、むしろ機械の方が今は正確か。
A級棋士にパソコンが勝つ時代だもの。
それはさておき、
親の反対押し切るような自己決定の方が、
自己決定と呼ぶに値する対価を伴うものが、普通は多いと思う。
ま、中には、親のエゴでより子供に犠牲を払わせる人もいるけど。
そうでなくてもね。
早くから準備して「望みどおりの就職が出来た人」を親が志向するのは、、
先長いから、望みの就職できることで、決着つくならいいけれど。
すぐに結果を欲しがるのは欲。あまりプラスを呼ばない。
「自己決定出来る」ってのは、、
決定の結果、被る可能性のある損害を覚悟することだし、
まあ、スムーズに成功することを急ぐのとは、別の種目。
それと、指導者として適切なのは、
指導する科目に指導者として精通してる場合で、
親はあんまり、該当しないことが多い。
個人的には、決断を必要とするようなときは特に。
転職、独立、フリーランスになる、不動産投資、移住、etc。
自立=就職 って発想くらいだと、
深さも幅も、指導者としては力量が足りないだろうなぁ。
教える科目に対して精通してる感じがしないなぁ。
産んで、教育も受けさせてくれて、世話どりしていただけたことは、
大変ありがたいこと。
だけど、
それ以上は、要望として聞くよりないね。
オレの自己決定権はオレにあるから。
世話どりは出来るけど、人は人を育てることは出来ないんだな。
自分で育つのを待てるのが、いい指導者。
失敗を受け入れる余裕が最初に、指導者にないとね。
って、前振りで、今日はいい話を紹介。
リバプールFCで働く日本人コーチ
http://sportie.com/2013/11/liverpoolfc
選手としての実績無い名指導者たまにいる。
ザッケローニはコーチになる前、保険屋さんだったんだよね。
彼も、いい指導者になるだろう。
柔軟な発想が素晴らしい。
将来は代表監督のオファーが来るかもね。
何が、いい話かっていうと、
彼が経験し実践してることと、教えてることの一致。
ゴールに到達する方法は何通りもある。
サッカーの技量の向上っていう目の前の成果より、
もっと本質的なことを持っている。
指導者として大事な資質だと思う。
で、自分決定出来る人に、
本質的に大事なことは何だって訊かれたら、
こういうこと、教えたらどうか。
オレは、覚悟が足りないね。
日本でも、「必ず成功するとしたら、何しますか?」って質問。
うーん、計画はあるんだけど、
殺されちゃうかもしんないし、、ムニャムニャ。
再認識させていただいた次第。
「不動産投資の始め方」が発売になりました。
http://sg-biz.com/dvd/yamazaki.html
幾通りもあるゴールへの道の一つとして。
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
メルマガ 三歩目の不動産投資で海外移住。