ども、チェンマイはお祭りですが、今日もウダウダしてました。
質問コーナーです。
——————————————————-
国内不動産投資VS海外不動産投資 メリット、デメリットはなんでしょうか?
屈託のないご意見を!!
——————————————————-
はい、国内vs海外 とざっくり分けて答えるんですね。
これは案外難しい。国内でも海外でも不動産投資は多種多様ですから。
一概には言えないことを、あえて、ざっくり単純化して答えねば。
うーん。何から話し始めようか。
まずは、国内不動産投資の有利な特徴から。
1.インカムゲイン狙いが可能(キャピタルゲインは難しい)。
新興国では、開発進む中心部ではドンドン物件値上がり、利回りは低い。
地方の不動産開発は限定的。
お金が流れる地域とそうでない地域の差も激しい。
日本は成長著しくないことのメリットとして、
物件価格と家賃の間にある程度の相場感がある。
発展してない地域でも需要次第ではやれる。、
2.融資が引きやすい
日本人が日本で融資を引くことに比べれば、
海外の方が難しい。リーマンショック以降は特に。
そして大抵の場合、海外の方が金利は高い。
今でも海外で日本人が融資引ける、特にノンリコのあるかもしれませんが、
あえて、ざっくりですから、ここでは、
ハードルの高さでいえば、日本の方が引きやすいってことで、結論づけます。
3.契約や管理のハードル低め
日本人が日本人と日本語で、売買契約や管理契約を結ぶことは、
海外で同じことを行うに比べて圧倒的にハードル低い。
外国人として外国の法律で、現地の人ですから。
もちろん海外にだって日本人で良質のエージェントも居ますが、
一般論としては、日本の方がハードル低いです。
4.為替リスクを考えなくていい
日本なら、日本円だけで完結します。為替の影響を考慮しなくてもいい。
海外なら常に為替の影響を受け、
インフレしてて物件が値上がっても、通貨安がそれを上回る可能だってあります。
もちろん、その逆に円安に振れればより利益が大きいこともあります。
とりあえず、変動要因を一つ減らしたメリットはあります。
では、日本円を分散できないことはデメリットかというとちょっと微妙です。
5.日本への信頼性
日本円で利益を確定できること。強い通貨は魅力です。
ドル以外で、日本円より信頼できそうな通貨はそう無い。
外国なら日本より安全かというと、どうだか。
日本の不安は確かにありますが、
放射能が恐いから健康を考えて香港に住むような、チグハグな話も多い。
分散することが有効なのか、幾らなら有効なのか、これも良くわからない。
地震など固有のカントリーリスクもありますが、
ここでは私はリスク分散のメリットは無視します。
ま、ざっくりこんなとこだと思います。
メリットの要因をもっと簡単に分類すると、
日本人にとってホームゲーム⇒ 2,3,4
日本が成熟し安定、低成長 ⇒ 1,2,5
ですかね、融資低金利なのは低成長って面もあるので。
海外のメリットはその逆ですよね。
アウェイでも何故ってこと。
成長性を見込むってことが第一じゃないですかね。
キャピタルゲイン狙いで、プレビルドなら積立で投資できるし。
業者お任せでも、高い成長率でカバーできるなら、
ある程度簡易的に、
お金が流れこむところに、その勢いに乗ることができる。
例外は、
デトロイトみたいに極めて歪んだ市場を買うような例ですが。
それは、国内、国外の別なく、
日々、発見されたり、時流が変わったりしてるもんです。
あとは、
移住込みの場合は、暮らすところでも現地の収入が欲しい。
あまり帰国しないなら、これは実感として分かります。
送金もそれなりに手間もお金も掛かるし。現地で完結できると嬉しい。
それと、
分散そのものには、疑問や不明なことも多いんですが。
投資のバリエーションが増えたり、
為替も含めてお金の知性を磨くことは、
資産を増やしたい、資産を保護したいって人には、いいことだとは思う。
まあ国内、国外にこだわらず。
特性を良く知って、自分の人生設計に適したチョイスが出来るよう。
ただ、為替が絡むようになるので、
特に通貨についての理解をきっちりとは思います。
つーか、
何を失っても失われない投資ってもんがホントは一番大事ですよね。
いくつになっても。
まあ、国内、国外問わず、お金の知性が大事ですね。
「不動産投資の始め方」が発売になりました。
http://sg-biz.com/dvd/yamazaki.html
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
メルマガ 三歩目の不動産投資で海外移住。