日別アーカイブ: 2024年7月1日

現代文という課目は意味あるのか? 井上ひさし「握手」 どうやら時代は「国語入試問題必勝法」的忖度から、無意味(ブルシット・ジョブ)に耐える時代に。

村上春樹「沈黙」に続き、井上ひさし「握手」を読む。 国語の教科書に掲載されている繋がりで、作品の存在自体を知った。   現代文の試験対策の動画も一緒に見ると、   産業界のニーズも変わったのかと邪推された。   30年くらい前は、現代文の試験といえば、 出題者の意図を汲み取るという忖度。空気を読む能力を鍛えるものだった。 今は機械的な無意味さに耐える能力を向上させることに、目的が変わった。らしい。 AIの方が思考に優れている。 思考に頼 … 続きを読む

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