「エラ・フィッツジェラルド物語」ᐠ( ᐪᐤᐪ )ᐟ余計な事しなけりゃ♪完璧な音楽伝記ドキュメンタリ


優先順位は低かったのですが、終わる前に余裕あり、
折角なので、映画館で聴こう。
Jazz難しいので若干、予習して臨む。

《 開演 》
 
過去映像とインタビューで構成される、
人物の足跡を追うタイプのドキュメンタリ。
充実の内容でした。
 
とはいえ、
 関係性無い、若手の証言は要らないよ!
余計な事したとて、’ミリしら勢’動員増えるとも思えない。
若手の登場で、彼女の偉大さを知らしめんとする演出は疑問。
歌い手のインタビューは、身近な人達だけにしてよ。
 トニー・ベネットとスモーキーだけでええやろ


    
どーでもいいカットに尺取られ、かつ、
貴重な音源に被せる編集に、
毎度イラっとします。
ま、
それさえ目をつぶれば、
歴史的歌手の生涯をバランス良く構成し、
Jazzに不案内でも、恐らくコアなファンでも、
楽しめる一作です。
興味あれば、ぜひ。
  
 
前提知識無くとも、聴いて楽しめれば充分ですが、
音楽的な変遷は、知っておいた方がベターでしょうか。
逆に、
公民権運動との関わりは、作品そのまま追体験すれば充分かと。
 音楽キャリア、
 社会的関わり、
 息子との確執、
それぞれバランス良き配置で、
観客を置いてけ堀にしません、
 
が、
Jazzの歴史に於いて、
変化訪れる時代背景の解説は必要で、
 うーん、解り難いかな
若手のインタビューよりも、優先すべきでしょう。
そこダイジェスト気味に流すなら、
過去の音源で、スタイルの変遷知らしめれば、いいのに。
 予習しといて、良かった
鑑賞中そう確信しました。私は。
 
 
一旦、能力全開、油乗り切った凄さを映像で確認してから、

本記事では、もう一度、追体験してみます。
可食部少なめで心苦しいのですが、後は聴いてもらうしか。。
 
 
 1.Swing Jazzの時代 天才少女現る
 2.Bebopへ対応 Jazzは急に難しい
 3.Verve移籍 ノーマン・グランツと公民権運動
 4.SongBook ポピュラーの大御所へ
 5.仕事人間、息子との確執 晩年
 
※ネタバレ全開、
 承知で聴きにゆく映画、問題ないと思われ。
 
  
1.Swing Jazzの時代 天才少女現る
 そもそも、Swing何のこと?
 1/4を溜めて、粘ってグルーブを醸すのかぁ。
リズム解説 

Swing Jazzの誕生 時代背景

 1930年代、ビッグバンド構成で。
 踊る用の白人が広めたポップスが隆盛。
 そんな時代のアポロ・シアターで、
 極貧少女のタレント発掘。

 最初は演奏中心、メインでなくても、
 歌唱力は、誰もが認めざるを得ない。
 明るく少々子供っぽい声質も幸いしたらしい。 
 
 
 
2.Bebopへ対応 Jazzは急に難しい  
ジャズ史上最大の革命!ビバップ徹底解剖

 腕利きミュージシャン達の自由なパス回し始まる。
  第二次大戦の徴兵→小規模
  ダンス税→聴く音楽
 モダンになると、途端にJazzは難しい。
  コードをメロディで表現。音数が多い。
  そこにアドリブ入る。
 決めたコードに細かく、アプローチしてゆくのがビバップの特徴。
ビーバップって何?デモ演奏付き!初心者向け2分で解説!

 ボーカルもスキャットで楽器のように対応してゆく。

 高度なテクニックが要求されそう。
 そこに圧倒的才能。技術の高さと、イマジネーションの豊かさ。

 アドリブもフェイクも自由自在。
 漫画の枠外のメタツッコミのよう。
 
 
 
3.Verve移籍 ノーマン・グランツと公民権運動

 Verveレコード設立。歌姫を迎える。
ノーマン・グランツとは誰ですか?

ノーマン・グランツが生涯を公民権と平等に捧げたことです。
人種間の緊張が高まっていた時代に、
グランツは
音楽が人種差別撤廃を促す力を持っていることを認識していました。
プロモーター兼マネージャーとして、
グランツは所属ミュージシャン全員の契約に差別禁止条項を盛り込み、
人種統合されたコンサートの開催を強く主張しました。
会場が観客を人種隔離した場合は、
ミュージシャンを降板させると脅すことも少なくありませんでした。
ノーマン・グランツの公民権への献身、
音楽マネジメントと業界における卓越した手腕、
そしてミュージシャンへの深い思いやりは、
ジャズ業界と彼が共に働いたすべての人々に与えた影響を考えると、
称賛に値します。

 マリリン・モンローとの交流も、その時代のこと。

 作中では、意外にもアッサリとした扱い。
 
 
 
4.Songbook ポピュラーの大御所へ
 そして、偉業に取り掛かる。
「ソングブック」シリーズ:アメリカのポピュラー音楽の体系化

グランツは、
彼女のスキャット能力とスウィング感に惹かれていた
ジャズ愛好家たちの枠を超え、
彼女を Frank Sinatra と並ぶ
「アメリカのポピュラーソングの至高の解釈者」
として提示する大がかりなプロジェクトを構想した。
それが、1956年から1964年にかけて制作された、
計8作(LPにして計19枚)に及ぶ歴史的な
「ソングブック(Songbook)」
シリーズである。

 現在、大抵のスタンダード・ナンバーが、
 エラ・フィッツジェラルドの歌声で聴けるのは、この功績の恩恵。
 
 折角だから、
 「ブルームーン」を明るいバージョンで聴き比べ。


  能力は当然として、
  明るい声質が白人のアメリカンポップス向けとも思う。
 
 
 
 それからは、ツアーからツアーへ、世界中を飛びまわる。
 多忙な仕事人間として、過ごす。
   
5.仕事人間、息子との確執 晩年
 養子を迎えて、離婚。
 仕事中心で、子供は預けっぱなし。
 溝ができても当然かな。
 
 体調を崩し、引退。
 息子さんは立派。
 最後まで、面倒をみたというのだから。
 

 本作では触れられないが、
 晩年、日本にも縁があり、
The Setting Sun(youtubeでのみ視聴可能) 

 「落陽」のテーマ曲として企画された。
https://link.amazon/B00vaAAjs
  加藤和也Pは、
  エラ・フィッツジェラルドの最晩年の録音にも奔走。

   厳格なIP管理で、経営者としても優れている。
   マネーの虎でも、人物重視の出資で一番の成功だし、
 
 
 1993年、エラ・フィッツジェラルド慈善財団設立。

当財団は、
あらゆる背景を持つ恵まれない子どもたちや
リスクを抱える子どもたちを支援する団体にも
助成金を提供しています。特に、
放課後の課外活動、学習・読書プログラム、
その他子どもたちが充実した有意義な未来を築けるよう
支援する活動に重点を置いています。

 見事な着地でエンドロール。 
 
 
 
折角だから、オリジナルと聴き比べ。


 晩年のカバーは、
 自助の響き強め、諦観よりは祈りに近い。
 
 
 
2026.10.18 現在
 -2σ突き抜け、前の安値試すのですね。
 AIで一喜一憂する話じゃなくて、
 日米とも利上げの是非が関心事と思います。

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