STAP細胞と日本のオトナ

ども、金沢で出国に向け、着々と準備進めてます。

バンコクから往復のFIXチケット買うことになりそう。
カラコロムロードからウイグルは次回にとっとこ。

で、メルマガでは、不動産ネタ書いたので、こちらは時事ネタやります。

理研は広報戦略の立て直しこそ急務である
http://blogos.com/article/83621/

↑記事の主張に、同感なのと、
いわんとすることへの無理解の多さにも、同時に驚く。

「広報戦略」という単語をタイトルにもって来てるように、
テーマは組織のパブリシティ、
特に社会的信用が毀損してるときに、組織としてどう振る舞うべきか、
という視点で、それを話題にしてる。

のに、それを理解しない人多数。

私にはそれが不思議でしょうがない。
正直、バカなんじゃないかと思う。

学術的な意味での責任や、事実関係や、法的な問題とか、
関係はあるけど、それ主題にしてない。

文脈に沿った理解あってこその反論なのに、
文脈への基礎的な理解が欠落してる。

ひとは理解したいようにしか理解しない存在だけど、
この記事の視点で理解を一つ増やしたとしても、多くの人には何の損もない。

納税者なら、金投入した組織の信用失墜は気になるはず、
これが民間企業で自分が債権者や株主だったら、気にならないか?

日本人なら、日本科学技術の国際評価、揺らぐのどうでもいいか。
自分の所属する会社の不祥事だったら、社会的評判、気にならないのか?
 

彼女個人のことより、もうちょっと当事者性あるんじゃないの。
一般的日本人にとって、この視点での問題提起の方が。
 
日本人の、それも大の大人が、そんなに社会性希薄か?
いや、希薄なのかもしれんが、

前も書いたけどさ、

ある工場で、いち担当者が食品偽装した疑惑が浮かんだら、
会社として、どんな会見するの。

そこ対応間違うと、「寝てないんだから」って言った雪印の社長になるよ。

で、どう見ても、間違いつつあるよ。あれは、

学術的な責任として正しい対応で、
「トカゲのしっぽ切り」ではない、
かどうかは、この文脈では大した問題ではなくて、

「トカゲのしっぽ切りに見えること」が、
公共性高い組織の社会的な責任のあり方として、どうなのよ。
社会的信用って、事実そのものじゃないでしょ。

もう一回言う。
大の大人がそんなこと分かんないのが不思議。

専門的事実は専門家が争ってくれて構わない。

社会的信頼が揺らいでるから、組織として広報戦略が必要って、
それはそれで、別の話題でしょ。

もう一回言う。
大の大人がそんなこと分かんなきゃ、ダメでしょ。
 
これが自分の(所属するでも、所有するでも)会社だったら、
この会見どうだろうって、想像力はないのかな。
 
自分のこと以外は、自分に置き換えて考えてはいけないって、
ルールでも出来たのか。
  
 
国の最高レベルの研究機関の信頼が揺らげば、
理系離れ憂う人はもっと憂うべきと思う、
と前回は書いた。

今回書いてるのは、
マスな消費用に供給された視点しか、視点としてはいけない社会は、
それはもっとヤバそうな社会だということ。
 

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