投資と異教徒のたわごと

ども、金沢はいい天気。
 
今朝は、岡田斗司夫のメルマガ読んで、メルマガ書いた。
ああそういえば、
 
「ボクらは、無宗教だけど、損得教に入信してる」
的なクダリがありました。
曰く、 
 
なんでもかんでも、「それが自分にとってソンかトクか」
で判断することを戒律としてる宗教。

全てをそれで判断するのですから、一神教の世界です。
イスラム教が過酷な環境でこそ適合してる宗教であるが如く、
資本主義社会では、大変有効な教義でありましょう。
 
が、入信する前に、ちょっとだけ投資家心得を。
 
 
以前、
http://sanpome.net/?p=1071
 
 ゆとり世代という言葉があります。
 人間の能力の総量なんて、大差ないので、
 学力は低くなっても、空気読む能力は向上してると思われます。
 ただ、
 自分を視野の外において、
 対象を対象として分析する能力は大変低下してる気がします。
 
 
って、書きました。
空気読むって、実は、
「それが自分にとってソンかトクか」とかなり近似します。

「自分を視野の外において、対象を対象として分析する」は、
あの一神教信仰してる人にとっては、タブーです。
 
 
個人攻撃してもしょうがないので、詳細は端折りますけど、
ある仕組みとか、制度とかを話題にするとき、
「それが自分にとってソンかトクか」でしか語れない。
 
カネがあろうがなかろうが、随分貧しい人達だなって、見えますけど、
異教徒が文句言う筋合いじゃないですね。
実際、社会的にも、安い尊敬は安く買えますし。
 
 
とはいえ、
にんげんだもの、お金の知性は必要。

ただし、投資を志す人は、
「自分を視野の外において、対象を対象として分析する」 
この視点を失わないように。
 
話聞いてスグ損得で判断するのは、前のめり過ぎる。
転び易いです。
 
どんな仕組みでどういう構造になってるのか、
その理解を先にしましょ。
 
これを科学と言います。客観と言ってもいいですが、
科学は最近、とっても分が悪いのです。つーか死んでますけど。
それでも、
 
前のめりになる、トクよりソンの可能性の方が大きいです。
ですから、損得教の人も科学を利用すべきです。
たとえ戒律に違反しようとも。
 
 
まあ、本音を言えば、
そんな契約を簡単にしちゃうとは、随分と安い魂だこと。
って思いますが、異教徒が言う事じゃないですね。
 
 
ラブとピースはあんまり相性よくなくて、
カネや女でグループ仲違いするようなヤツが何言ってんのって、
誰が批判したんだか忘れましたが、私も同感です。
 
ピースと執着を捨てるは相性良さそうですけど、
ラブは難しいなぁ。
 
 
なんでもかんでも、損得で判断しようとするのはソンだと思うんですけど、
まあ、異教徒のたわごとですね。
 
 
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