科学の終わり

ども、4月頭くらいまでの、予定を組み直さないといけないようです。
一旦東京にも立ち寄らねば、

現在金沢におり、当初想定したほど、進展がないのですが、

そろそろ確定申告の季節ですので、
もろもろの手続き済ませてから、出国した方が、無駄が少ないかと、

まあ、大分暖かくなって、過ごしやすくなりありがたいのですが、どうしたもんかな。
そんな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。

フト、こんなこと書いてしまった。

 ゆとり世代という言葉があります。
 人間の能力の総量なんて、大差ないので、
 学力は低くなっても、空気読む能力は向上してると思われます。
 ただ、
 自分を視野の外において、
 対象を対象として分析する能力は大変低下してる気がします。
 若い世代だけでなく、「今の自分の気持ち至上主義」の繁栄を、
 今回の帰国では目の当たりにすることができました。

自分と相手(周りの空気)との関係性を測る能力は、
飛躍的に向上してるのではないでしょうか。若い人に限らず。

これだけ、暇さえあればスマフォ眺めてるんですから、
実際必要とされる能力です。

その分、
自分を視野の外において、対象を対象として分析する、は低下してます。
断言しちゃいます。

自分との関係性を脇において、
対象としてるものの、仕組みや成り立ちについて、独立的に議論することは、
そうとう相手を選ばなければ困難になります。

テレビを見てるとバカになるとは、ちょっと違う感触で、
スマフォいじってるとバカになる。ってことだと考えてます。
 
 
自分との関係性の中で情報処理する能力と、
科学的態度を保持する能力は、
たぶん、反比例してる。

もともと、日本で暮らしていると、前者ばかりで埋め尽くされて、
生きづらさを感じることは多かったのですが、
ああ一段とパワーアップしたんだなって、実感できました。
でも、昔ともちょっと違う。

まあ、テレビそれも、
オリンピック関連の番組見てるんだから当然かもしれませんが、
昔からこんなだったっけ?という体験を多く出来ました。

で、シンクロニシティか、ある方がこんな記事紹介してました。
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20140225/1393341659
 興味も能力もない人に、理科や算数を 12年間も教え続ける必要はありません。

に、「理科や算数」に「古典や歴史」を代入しても成立するので、
それ論評しても意味ないと思いますが、
出来れば、
技術立国と教育、義務教育で必須なこと、科学的思考の有効性、
それぞれちゃんと個別に論じてもらいたいものではあります。

で、
科学的思考が若い内に身につかないと、情報リテラシーが低いまま、
って話ですが。

処理する能力と判断する能力って別っすね。って気づく。
みんな自分との関係性の中で処理する能力は高いもの。
でも、仕組みの分析となると、大学生でも小学生レベル。

リテラシー低いと、陰謀論とかにハマる人増えるよって、警告してますけど、
うーん、人間の能力の総量ってそんなに変わらないからなぁ。
より必要とされる能力を増強する方向に流れてくんだろうねぇ。
イワシ化するのは当然とも思う。

科学は人を幸せにはしてくれないから。

この本、今回の帰国でブックオフで買い、何度か読み返します。

古い本ですが、ひろゆき氏の予見の的確さに何度も驚かされます。

小飼弾氏との対談のパートを読んでハッとしました。

知り合いに子供出来たときに、
「バカに育って欲しい」と言った。とあります。

頭良いと苦労が多い。らしい。
あんな賢い二人が同意してるんだから、きっとそうなのでしょう。

物事の仕組みなんて、どうでもいい。
今の気持ちと自分との関係性の方が、
幸せにとってはずっと重要。
 
きっとバカな方が賢い。
この世は適者生存ですものね。 
 
  
人類は哲学や宗教に絶望して、無限に発展してく蒸気機関に転進した。
で、今、次の転進の時期を迎えてるんですね。

それでも、哲学や宗教が必要なように、
科学的態度は必要なのかな。

映画が娯楽の主役の座をテレビに譲ったように、
無くなりはしないけど、主役交代なんでしょうね。

日本に居てみないと、こういう実感は得難いものである。
貴重な体験をしていると思う。
 
 
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