この世はマーケティングで出来ている

ども、
更にインスパイアされたので、続き書きます。
 
 
「嫌われる勇気」の一節、にある友人は衝撃を受けた。
 
子供を叱る、褒める、という行為も、相手を操作するための手段。
上下関係を利用して、そのような行為を行うことは、適正ではない。
親子とはいえ、お互い一個の独立した人格なのだから。
 
 
詳しくは覚えてないが、まあ、そんな内容。
 
言ってることは分るけど、現実には難しいだろう。
ヒトはそこまで、強い意志を持てないだろう。
 
 
中には、子供を一人の人格とみとめ、
叱る、褒めるは手段だと分かれば、それが出来るという人が居る。らしい。
 
 
ああ、なんか非武装中立みたいだ。って思った事書きます。
例えば、
自分の子供がいじめの主犯格であったら、コンビニで万引きしたら、
相手を操作する手段を放棄して、
粛々と法の裁きに従うだけで居ることが出来るか。
 
それを邪魔するものは、上下関係ではなく、愛情であろう。
 
 
精神をアパタイアにすることが幸せへの道だとしても。
ヒトはそこまで、理性に殉じることが出来るのだろうか、
 
愛情が執着であるなら、
親子の情というのは、最も心の柔らかい部分。
その弱いところで強くあることは出来るだろうか、
 
 
たまたま、自分の経験上、そんなタフな場面は無かった。
ってのはナシな。
 
それは非武装中立で、たまたま敵が攻めてこないかもっていうのと一緒。
 
 
キレイ事な理想を吐くときは、
最低限、自分に対するコミットメントが居るんじゃないの。
お花畑でない証拠を見せてよ。って思うよね。
 
 
まあ、いつも言ってるけど、
反原発が左翼思想と結びついたことは非常に不幸なこと。
だけど、結びつき易いよね。
 
どうやって収束させるか、そのために自らが負う負担とは何か、
自問してると、単純な反対はドンドン難しくなる。
 
 
キレイ事を吐く、勇気は、嫌われる勇気の比ではない。
 
本当の勇者か、ただの想像力の欠如か、
見極めるには、行動を確認しなければ分からない。
 
自家発電に取り組んでるような反原発派だって、居るんだし。
 
 
アノ本読んで、不快なのは、
世の中って、想像力も覚悟もない、ヌルい大人ばかりだよね。
って、前提で書かれてること。
 
言ってることは分るが、それはそれで、ナメ過ぎじゃね。とも思う。
が、それをやったからこそ、
ベストセラーとしての成功があるのだろう。

↓この記事のポイントは、
http://www.j-cast.com/2014/04/10201824.html
 
古舘キャスターがパワポを知らないことではなく、
パワポを知らない人達を対象にしてるメディアであり、番組であるということ。
だから、キャスターは知らないテイで、進行する必要があった。
 
 
この世は、需給の原則で、出来ている。
 
嫌われたくない大勢がいて、
子供を叱らないなんて簡単っていう気楽もある。
 
ロバートキヨサキが、あるライターに訊かれる。
どうしたら、ベストセラーが書けますか?

セールスを学びなさい。
そのライターは怒って帰ってしまったそうだ。
 
良い本の書き方じゃなく、売れる本の書き方を訊かれたから答えたのに、、
って、金持ち父さんは述懐してる。
 
 
オレは、「嫌われる勇気」よりは「7つの習慣」の方が重なる部分も多いし、
実践的で有効だし、
なにより、書き手が誠実だとは思うけどなぁ。
 
ま、この世は需給で出来てますから。

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