※2014.05.31現在
外務省及び日本大使館にクレームのメールはまだ送っていません。
今でも、問題提起はすべきだと考えております。
ただし、旅を続ける過程で方針変更も行い、
下記の文章を書いたそのときからは、本件の優先順位を大幅に下げました。
あまり感情的にならず、事実のみを記述し、改善を促す内容に書きなおして、
メールしたいと、現在は考えております。
バンコクで落ち着いたら、着手したいと考えております。
もう一つ、言い訳なのですが、
下記の内容は、女性差別と感じられる方も多数いらっしゃるかもしれません。
敢えて、そのような書き方を自分に許可しました。
偏見と言われれば反論のしようもないです。
経験上、このような状況は対女性の方が圧倒的に多く、
この切羽詰まったときに、まだこんなストレス味あう必要があるのかと、
理不尽を感じた感情の爆発をそのまま発表することにしました。
実は密かに、
女性を部下に持つ女性の管理職の方に一番共感していただけるのではないか、
そんな甘いことも想像してしまっています。
本質は性別でなく、思考パターンの問題で、男性の皮を被ったおばさんも居ますし、
ゴルフと麻雀が趣味で、外見はジェームズ・ブラウンと評される勝間和代さんも居ます。
勝間和代さんが上司で、バリバリ仕事してるなら、
実際この手のストレス感じないと想像してます。
性別の差は、日本社会では、
男性の方が、機能中心に言動を規定される環境に多く晒されるためで、
「機能中心」と「感情中心」の脳の差が性差と相関感じるのだと考えています。
まあ、言い訳になっていませんが、
「あー、責任ある男性に電話代わってくんねぇかなぁ」あの時そう思っていたのは事実なので、
当時考えていたことをそのまま、発表してしまいます。
あの時は、どんな職場も男性しかいない、パキスタン社会がちょっと羨ましいと、
倒錯した感情に陥ったこと、今も思い出します。
はじめまして、
わたくしは現在パキスタンを旅行中の山崎初一と申します。
下記の件、対応のほど、お願いしたく、連絡差し上げます。
5/7に
在イスラマバード日本大使館(以下大使館)に連絡致しました。
東京のパキスタン大使館より、わたくしがスパイであるとの通報のためです。
どのように対処すべきか判断を日本大使館に仰ぎました。
当面危険は低く、旅行を続けても問題はないが、不安なら即国外へ脱出すること。
危険な場所には絶対に近づかないこと。
とアドバイス頂きました。このことは、適切な対応と感謝しております。
5/8に
大使館よりわたくしの携帯に着信がありました。
気づいたときは業務時間を過ぎておりましたので、
翌日、折り返し、電話することにしました。
5/9 9:30ごろ
大使館に電話しましたところ、
前回アドバイス頂いた方から要件があるとのことでした。
エスさんという女性です。
本件のレポートを作成するため、詳細を聞かせて欲しいとのことでした。
恐らく、彼女の上司からの指示なのでしょう。
かれこれ一時間程度、お話を致しました。
然しながら、そのときのエスさんの対応は、
あまりにも、日本人としての社会的マナーや常識、配慮に欠けるものと考えております。
いち日本人として大変情けなく、また我が身の不安に感じました。
(なお、スパイ嫌疑の詳細はエスさん作成のレポートを参照ください。)
以下問題点を列挙致します。
1.基礎的なビジネスのルールやマナーが身についていない。
1)復唱をしない
電話番号や名前をこちらが伝える際に、こちらの発言の一言づつ復唱しない。
例えば「03」とこちらが言い、間を開けて復唱を待っていても黙っている。
その結果、何度も聞き間違いが起こります。
音声が途切れがちであったことを差し引いても、
日本の職場の常識では考えられません。
2)名乗らない
レポート作成のためわたくしの個人情報を聞きながら、
自分から名前を名乗ろうとはしませんでした。
通常であれば、
「先日対応させていただきました◯◯と申します、
レポート作成いたしますのでご協力お願いします」
と、言うのが常識でしょう。
結局、私の方から質問し、聞き出しましたが、
誰が窓口対応したか、照合が必要になることもあり、
民間企業であれば、このような場合必ず自ら名乗ります。
大使館では名乗らないように指導されているのでしょうか。
3)人の話を聞かない
状況をこちらが順序立てて話しをしている最中に、
「それで、◯◯なのですね」と割り込むのですが、それが的外れで、
「説明してるのですから話しを聞いてください」とわたくしは言わねばならず、
大変疲れました。
わたくしは要件にもとづいて対応してるのであり、
近所のおばさんとおしゃべりしている訳ではありません。
4)無駄話も多く、しかし通話代は当方持ち
わたくしの要件というより、大使館殿の業務の都合とも言えます。
にも関わらず、
「こちらからかけ直します。」とは仰ることはありませんでした。
5/7では、「音声が不安定なのでこちからかけ直します。」
と仰ったにも関わらずです。
後述しますが、不要と思われるおしゃべりも多く、
わたくしは、早く切りたかったのですが、結局1時間以上掛かりました。
通話代は微々たるものですが、ビジネスマナーとしてはいかがなものでしょうか。
5)仕事にけじめがない
「以上でレポート作成の質問は終わりです、ご協力ありがとうございました。」
程度のことは伝え、一旦業務を完了させ、そのうえで、
「なにか質問はございますか」「改めて注意事項を説明します」等、
切り出すのものですが、
切れ目なく、その後、おしゃべりなのか、業務なのか分からない内容が続きます。
大変疲れました。
職務として節度ある対応を要望いたします。
2.自分の裁量の範囲と業務責務を客観視できない。
1)おしゃべりなのか職務なのか意識が低く判然としない
わたくしは、会話の途中の中で、
日本の旅行代理店に問題ある対応が多く、
行政(許認可は都)に告発するつもりである旨発言すると。
エスさん曰く、「素晴らしい」だそうです。
旅行代理店業務と大使館が関係性があると感じ、発言したのですが、
個人の感想を上から目線で言われるとは、予想だにしませんでした。
恐らく、レポート作成の項目が埋まった後は、
わたくしの方が協力しているという状況にあることすら、
意識していらっしゃらないと思われます。
一事が万事この調子でした。
2)能力や裁量を越える内容でも自分の範囲で対応しようとする
海外保険は入っているのか? ホテルはどこか?
などと途中から質問を受けます。
ホテルのその地域の治安を説明しようとするので、
さすがに止めていただきました。
わたくしは、
バンコクで金品一式全て寝てる間に盗まれる、
ホーチミンで犬に噛まれワクチン注射を受ける、
など経験ありますので、それはそれで、大変なことだとは理解しております。
然しながら、今感じているのは、
「不当に拘束されたりしないだろうか」というワンランク上の不安であります。
こちらが要望していないのに、その説明を受けても、今は余裕がありません。
何故こうなのか、「自分の裁量の範囲と業務責務を客観視できない。」
ということに尽きます。
エスさんは普段、盗難や病気怪我などの問い合わせ対応が多いのでしょう。
しかし、スパイ嫌疑についてのアドバイスとしては的外れです。
もし、アドバイスするのであればアドバイスできる裁量の方に、電話を換わるべきです。
また、その相談をするものです。
指示されたレポート作成は行うものの、職務範囲の意識なく、
自主的なホウ・レン・ソウは出来ていないものと推察します。
余談ですが、わたくしも、このような経験があります。
女性の扱いは面倒くさいと思っても、職場では、それはコストと割り切りました。
しかし、今回は日本国民として、公共機関を利用しているのです。
大変、理不尽に思います。
3)女性は感情の生き物なので、緊急時においては恐怖を感じる
重複になりますが、このような正論をかざすと、
特に女性の場合、経験上、感情的な反応が返ってくることが多く。
「責任者に替わってください」などと言えば、
取り次いでもらえない可能性もあります。
「アナタのことを心配してあげてるのに」と言われかねません。
スパイ嫌疑という経験の無い不安の中、二重に恐怖を感じました。
3.責任の自覚が無いが故、不適切な発言を平気でする。
重複は避けますが、
お名前を伺ったとき、「自分は責任者ではない」とのご発言もありました。
であれば、必要に応じ、責任者に替わっていただきたい。
逆に「大使館に出来ることはアドバイスだけ」とも。
不当な拘束等の危機においても、身柄の保護はしないという宣言でしょうか。
責任者でない人物が何故そのような発言が軽々にできるのでしょうか。
この点につきましては、あまりの無責任さに憤りを覚えます。
4.相手の身分によって態度が変わる。人間的に恥ずかしい行為。
質問の中で職業を訊かれました。
本件に関係ある個人情報なのか、祖国からもスパイ扱いされているのか、
わたくしには分かりませんが、レポート作成に必要とあらば、
いち国民として協力するのはやぶさかではありません。
そのとき「アパート経営」と答えましたところ、
それまでとは、口調などが変化したように感じました。
相手の身分などにより態度を変えるというのは大変恥ずかしい行為であり、
未開の人間という印象を受けます。
他でもこうであるかと思うと、日本人として恥ずかしく思います。
以上、長文失礼致しました。
状況はご理解頂けたことと思います。
以下、私見を申し上げさせていただきます。今しばらくお付き合いください。
イスラマバードという地で、
優秀な日本人の人材を採用することは難しいと、
わたくしでも、想像できます。
恐らく、東南アジア諸国あたりとは事情が違うものでしょう。
また、わたくしは、女性を差別するつもりは毛頭ありません。
然しながら、
男性でこのような対応は少なく、女性に多いことも経験上事実であります。
それでも、マニュアル化による徹底や教育指導に努めれば、
このようなレベルは回避できるものと、わたくしは考えます。
本件、
在イスラマバード日本大使館へ抗議するとともに、
日本国民として徹底した改善を要求します。
日本人として、不安と恥ずかしさを覚えました。
また、本音を申しますと、
もし今後大使館にわたくしから電話した場合、
別の方に替わっていただきたいです。
電話する可能性もあり、本当に不安です。
さらに、申し上げれば、
パキスタンを出国してから抗議するべきだとも思います。
盗難や事故などで、支援を仰ぐ可能性もあり、
スパイ嫌疑の緊急時に連絡する可能性もあるからです。
この抗議の後、電話する可能性を考えると恐怖です。
それでもなお、
国民の義務として、
この状況を放置すべきでないと考えを改めました。
以上、切に、ご対応のほど、お願いいたします。
追記、
なお本件は、
今後も同胞が同じような不安を感じる可能性もあり、
また納税者の方々にも、考えていただきたい公務の問題でありますから、
わたくしのブログ等でも情報発信させていただきます。
余談ながら、
わたくしはスパイではありませんので、
インターネット上に、ほとんどの情報をオープンにしております。
長文、誠に失礼いたしました。
2014.05.11 山崎初一
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