「パキスタン紀行2014春」#31 20140515 ペリシンにチェックイン

7時には起きていた。
身支度して、8時にはチェックアウト。ペットボトルの水も補充した。
ちょっと迷ったりしながらも、無事、バスチケット窓口へ到着。

 
30分前。なのでチャイを飲む。安定の20ルピー。
バスが来た。スタッフがあそこだと指差す。
タイミングが良かったので物乞いの子供に10ルピーあげた。

ご飯食べるお金無いと身振りで表現してたが、
ホントに屋台でその10ルピーで飯喰ってた。
着るものは着てるから家はあるのだろうが。

出発前に雨が降った。幸先良いと思うことにする。
社内のカーテンは厚く、日光をシャットアウトしてる。
少しでも涼しい方向の出来事は吉兆であろう。
 
バスはなかなか走らなかった。
渋滞で止まり、バスターミナルで止まり。
郊外に出てからが本調子だ。
どんどん、トレーラーや大型トラックを追い抜いてゆく。 
確かにバスから見るとノロノロ運転に見える。
しかしこれでは、事故が絶えないのもうなずける。
対抗車線と一車線づつでも平気で追い抜くからね。
 
サバンナな風景が延々つづくばかり。
昼食休憩ではメニューも無いし、ウルドゥでは頼めない。
頼んでる人の近くの席で指差すよりない。 
 
で、先に食事してる人たちの隣の席に。

チキンのカライ(煮詰めたカレー)と、なんとヨーグルトがある。
早速、指差して頼む。チキンと訊かれてオウム返しに答える。
 
カライとナンと付け合せの玉ねぎは来たけど、、
もう一度、ヨーグルトもくれと、指差して頼む。
どうやら、カライとヨーグルトはそれぞれ独立した一品らしい。
 
はたして、やっと調達できたヨーグルト。Oh,Yes!!

これで辛さにヤラれるリスクはかなり軽減されるだろう。
パキスタンではカレーとヨーグルトは混ぜないようなので、
別々に食した。旨し完食。「まずいカレーなんて無い」という名言を思い出す。
チャイも追加し。235ルピー。
チキンカライ100,ヨーグルト100,チャイ35と内訳を雑に想像する。
ドライブインなので若干割高なの考慮している。
ヨーグルトは同じ一皿くらいの値段すんじゃないかな。 
 
トイレにも行っておく、念の為に大の方も。
うッ。アリヅカだ。流されないで山積みになったのに出くわす。
隣のドアから人が出てきたので、そちらにスイッチ。
綺麗とは言いがたいがこちらは十分用が足せる。
 
パキスタンのブログ検索してたときに読んだ、アリヅカ。
自分も遭遇するとは。
パキスタンで水は貴重と言うべきか、トイレは民度というべきか、、
 
ま、お腹もスッキリし、準備万端。
バスではパキスタンの音楽のDVDを流してる。

PVは男女が戯れたりするのだが、、
なんというか、ジェッタシーなテイストで、ハッキリいってダサい。
ダサシュールである。ラクダに囲まれて踊ったり。
 
ライブ映像だけでいいのに。
そのライブ映像もノリの悪い観客頻繁に抜くカメラワークがイミフ。
 
コンテンツにとっての演出は未熟だと思うが、
音楽自体は退屈しなかった。「歩き方」にも書いてあったが、
これトランスだ。踊ってる客もレイブっぽい。
楽器も龍笛みたいな横笛とか、スチールギターぽいのとかアコーディオンぽいの。 
歌唱法も独特で透明に歌うことを旨としてるみたい。
 
中にはポップな楽曲もあるが、むしろ単調な方がトランスっぽくて面白い。
 
風景はサバンナから収穫後の麦畑に変わるがなかなか到着しない。
結局9時出発で、夜の7時半ごろ到着。 
 
バスの乗客が私の事を心配してくれる。
パリスインに行きたいというと、ペリシンのことかと分かってくれた。
オートリキシャを拾ってくれて、この男をペリシンまでと言ってくれた。50ルピー。
ありがとうございます。
 
 
で、Paris Innにチェックイン。
部屋は私には、過ぎたレベルで2500。
安いのないかと交渉したが、無理な相談らしい。
停電時にジェネレータ回らないという条件で2000にしてもらう。感謝。
 
PTDCから紹介してもらった男性はアリさんという。
今は引退して、このラルカナに住んでいる。
彼はこの宿のオーナーと懇意らしく、この宿紹介してくれた。
 
この人からの紹介でここに来た、今日ここで遭う約束してる。
ここに電話してください。
とフロントにアリさんの名刺見せて言う。快諾してもらう。
 
一旦部屋に戻りシャワーを浴びてから、ロビーで待つと。
WIFIパスワード教えてもらう。なら2000でもアリだな。
 
アリさんとは宿のレストランで会談。
明日の朝、モヘンジョダロまで誘導してもらえるとのこと。
モヘンジョダロで一泊して翌日の午後5時頃まで見学。
それから、ラルカナに戻り、またこの宿で一泊。
翌日は夜まで、ラルカナを見学して歩き、夜バスでカラチへ。
カラチからそのまま直接空港へ。 
 
プランは決まった、アリさんが何かと便宜図ってくれた。
 
今は引退したが、現役当時は、もっと沢山の日本人が来た。
と懐かしそうにアリさんは語る。
アントニオ猪木と倍賞美津子夫妻を案内したこともあるという。
猪木といえばパキスタンに縁あるもんな。
 
沢山の団体が昔は来たもんだ。今はご存知のとおり。。
 
平和が戻れば、日本人も戻るでしょう。
 
 
オレがスパイ扱いされるようじゃぁ、とは口に出さなかったが。
カラコロムロード以外は観光客居ないんじゃないかな。
外国人見掛けてないもん。
 
 
実際のところ、
インダス文明発祥の地で、
ガンダーラ美術を育み、
ムガール帝国が繁栄し、
いろんなことあって、イスラム国家として分離独立。
 
その文化遺産は有数の観光資源だと思う。
観光にだけじゃないけどね。この国に影を落としてる問題は。
 
 
日曜ラルカナに戻っての再会を約束して分かれる。
私はそのまま、食事。スペシャルスープと野菜焼き飯。
カレーでない選択が出来るときはそうしてしまう。
胡椒効かせすぎなのは、相変わらずだけど。
チャイを入れて460。
ハーフでいいのに。と言いつつ完食してしまった。
 
 
会計を済ませて部屋へ。
明日は8時にポリスが来るからとフロントに言われた。
モヘンジョダロまで護衛してくれるそうだ。逮捕じゃないよ。
 
早いから、WIFI使えるけど寝なくちゃ。
おやすみなさい。

「不動産投資の始め方」が発売になりました。
http://sg-biz.com/dvd/yamazaki.html

質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
メルマガ 三歩目の不動産投資で海外移住。



メルマガ登録三歩目の不動産投資で海外移住。



無料メルマガ インフォマグ


社会・経済ニュース ブログランキングへ

カテゴリー: パキスタン紀行2014春 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*